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今年も開幕!錦織圭選手も出場するウィンブルドンの”ちょっと気になる”トリビア

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:The Championships,Wimbledon 2015

2015年度のウィンブルドン選手権は、6月29日午後10時から放送開始となります。

日本人の男子は錦織圭選手、添田豪選手、守谷宏紀選手、杉田祐一選手の4選手が出場し、女子は土屋岬美咲選手、奈良くるみ選手の2選手が出場予定です。

開幕目前のウィンブルドン選手権のトリビアを、いくつかご紹介します!

正式名称は全英オープン「ではない」

テレビなどでも「全英オープン」と表記されているものを見かけますが、テニスの世界に全英オープンはありません

ウィンブルドン選手権の正式な大会名は「ローンテニス選手権(The Lawn Tennis Championships on Grass)」。この名称が短縮され、現在は「Championships」とだけしか表記されないこともあります。

しかし、それでは何の大会か・何のスポーツかも分からないため、日本では便宜上「全英オープン」と呼んでいるのですね。

なぜウェアは「ほぼ完全な白」になったのか

今から130年以上前…1884年。

女子シングルの初の優勝者であるモード・ワトソン選手が白で揃えたウェアを着ていたことに由来します。

1884年の決勝戦はモード・ワトソンと、その姉リリアン・ワトソンによる姉妹対決となりました。

このとき、2人とも純白のドレスを着用していたのです!

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出典:Wikipedia

この時の姿が大変注目を集め、以降ウィンブルドン選手権では「ほぼ完全な白」のウェア着用が義務付けられるようになったと言われています。

一方で、開催当時の女子の大会は、いわゆる「お飾り」程度に考えられていたため、「女子の服装が大会全体に影響を与えたなんて…」と、この説に異を唱える人も居ます。

実際のところは明確ではないようですが、白に統一されたウェアは、青々とした芝の上でとても美しく映えますよね。

観客にもドレスコードがある

予選や1〜3回戦くらいまで使用されるグラウンドコート(メインコートの外側にあるコート)ではカジュアルな格好の人も多く見られますが、特にセンターコートに入る時にはドレスコードに気をつけなければなりません。

テニスの四大大会の中で最も歴史あるウィンブルドン選手権は、スポーツの祭典というだけではなく「社交界最大のイベント」の一つであるという側面も持ちます。

各界のセレブたちも招待されており、ロイヤルボックスで観戦中のイギリス王室の方も、クラシックな正装をしていらっしゃいます。

ウィンブルドン会員には、服装のパンフレットも配布されるのだとか。

確かに、昨今は以前に比べればかなり寛容になってきています。ロイヤルシート以外でなら、飲食も可能。会場外からの持ち込みも大丈夫です。

とはいえ、Tシャツにジーンズにサンダルというような格好は避けましょう。周囲に対して失礼なだけでなく、懸命にプレーしている選手にも失礼になりますから気を付けましょう。

トロフィーの秘密

優勝者に授与されるトロフィー。男子も女子も、とても豪華ですよね。

【男子】パイナップルがついてる!?

少し下にある画像、トロフィーのてっぺんをよーくご覧ください

パイナップルが付いているのが分かりますでしょうか。

筆者も長年疑問だったのですが…こういうことでした。

トロフィーが用意された当時(1887年)、パイナップルの栽培は非常に難しかったため、西洋ではお祝いや歓迎の意を示す際の象徴として使われてきました。

希少でお祝いの意味のあるパイナップルは、特別なものだったのですね。

今年も「パイナップル」を見られると思いますので、ぜひ注目してみてください。

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出典:Wikipedia

【女子】ヴィーナス・ローズウォーター・ディッシュ

実は、トロフィーの歴史自体で比べれば、女子の方が長いのです!

ローズウォーター・ディッシュは、スターリングシルバー(銀含有率92.5%=当時の英国の法定銀貨と同じ)製。1864年、バーミンガムの業者によってルーブル美術館の収蔵品を模して製作された物でした。

1886年からは、ウィンブルドンの女子優勝者に授与されるようになったとのこと。

優勝者が実際に家に持ち帰れるのは縮小サイズのレプリカで、本物のローズウォーター・ディッシュは翌年の大会までウィンブルドン博物館で保管されます。

いかがでしたか?

上記のことを頭の片隅に入れつつ観戦すれば、今年は少し違った見方が出来るかも知れません。

放送時間が遅いですから、寝不足に注意しつつ…応援していきましょう!

出典
The Championships,Wimbledon 2015NHK ウィンブルドン2015Wikipedia-モード・ワトソン-Wikipedia-ウィンブルドン選手権-

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