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ついに飲酒運転ゼロが実現しそう!事故を未然に防ぐ最新技術が話題に

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:Wikipedia

許しがたい「飲酒運転」が、ゼロになる日が来るかも知れません!

現在アメリカで開発中の「DADSS(Driver Alcohol Detection System for Safety)」では、運転者の体内アルコールを1秒以内に検知してくれます。

検知方法は簡単!

「DADSS」では、2つの方法で運転者のアルコールを検知します。

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出典:YouTube

ひとつ目は、息に含まれるアルコール濃度を調べるシステム。

ハンドル上部と運転席側のドアには、赤外線を利用して呼気中の二酸化炭素とアルコールを検知するセンサーを搭載。

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赤外線はアルコール成分のみ反応する 出典:YouTube

基準値を超えると、アラートランプが表示されます。

センサーは、運転者の呼気にのみ反応する仕組みになっているため、同乗者が泥酔していたとしても大丈夫。助手席の人の呼気には反応しないということですから、安心です。

さらにセンサーはもうひとつ!

こちらは、エンジンのスタートボタンに搭載されているタッチセンサー

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触れた指先から検知する 出典:YouTube

運転者がエンジンをかけるためにボタンに触れると、血中のアルコール濃度を検知することが可能です。

検知には1秒もかからないということですから、今のエンジンスタートボタンと同じように、ストレスなく利用することが出来ますね。

こちらも、アルコール濃度が基準を超えるとアラートランプが表示されます。

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出典:YouTube

呼気でのみ検知しようとすると、窓やドアを開けてしまえば精度が落ちてしまいますが、このタッチセンサーがあれば飲酒運転を見落とすこともなさそうです。

また、運転者ではない人がボタンを押しても、反応することはないとのこと。

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出典:YouTube

素晴らしい技術です!

飲酒運転による事故の多さ

過去30年間に渡って、自動車の技術は驚くほどの進歩を遂げてきました。

しかしながら、アメリカでは飲酒運転により命を落とす人は毎年1万人以上います。

死亡事故のうち飲酒運転による事故の比率は、カナダ・スロベニア・アメリカ・フランスなどでは30〜40%にものぼると言われています。

さらに、これらの国は「酒気帯び運転」の基準が日本よりもずっと甘いにもかかわらず、この比率。

日本以上に、飲酒運転が重篤な事故につながりやすいのです。

日本では約10%前後と、比率で考えれば多くはないような気がしますが、平成26年に起こった飲酒運転による死亡事故は238件

死亡事故にまでは至らなかったものを合わせると、なんと4335件もの飲酒運転による事故が発生しています。

事故は減少傾向にありますが、事故を起こさなかった人や検問に引っ掛からなかった人の数を含めれば、飲酒運転そのものの数はもっと多いでしょう。

飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」の原則を守るのは当然ながら、こうした技術面でも事故や運転違反を減らせる工夫がどんどん増えていくことが、安全なカーライフをサポートしてくれることになるでしょう。

「DADSS」への参加企業には、BMWやメルセデスベンツなどと一緒に、トヨタ、ホンダ、ニッサンなど日本の主要自動車メーカー6社も名を連ねています。

日本国内でもいち早く導入されることになりそうですね。

「飲酒運転ゼロ」実現の日を期待しましょう!

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出典
DADSSDriver Alcohol Detection System for Safety – Technology Overview平成26年中の交通事故死者数について日本アルコール関連問題学会

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