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日本企業「震災支援への恩返し」と、ありったけのガーゼに想い込める【台湾爆発事故】

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:YouTube

2015年6月27日。台湾で痛ましい事故が起こりました。

台湾北部のレジャー施設「八仙水上楽園」で開催されていた若者向けの音楽イベントで、カラースプレーを使用中、不運なことに突然発火・粉塵爆発が起こり、500人以上もの負傷者が出ました。

その事故を受け、日本のある企業が大量のシリコンガーゼを台湾に送ったことで、大きな反響が起こっています。

送り主は福島に工場を持つ医療器具メーカー

ガーゼを寄贈したのは、富士システムズという東京文京区にある企業。

以前、台湾にも商品を輸入していた同社は、代理店を通してありったけのガーゼを台湾へと送りました。

今回の申し出に協力した台湾民進党の林淑芬(リン・シューフェン)議員が、このことをFacebookで紹介したことで台湾で広く知られるようになりました。メッセージの多くは台湾人からと見られ、中国語や日本語などで

「日本と台湾はやっぱり兄弟国」
「日本の助け合いの精神に感謝。深く感動しています」
「ありがとう、台湾の友人よ」
「日本の富士システムズ株式会社の川口洋一郎さん、ありがとう。感激しています」
「感謝という言葉では表せないほど感動しています」

など、感謝のコメントが数多く届いています。

同社は福島県に工場を持っているそうで、今回の行動について川口洋一郎社長は以下のように語りました。

あるものを全て出した。東日本大震災の際の台湾の支援にお返しができれば、と思った

朝日新聞デジタル ーより引用

東日本大震災の際、台湾が日本に大きな支援をしてくれたことの恩返しをしたいと思われたのでした。

台湾に送られたガーゼ「トレックス」のすごさ

同社のシリコンガーゼ「トレックス」は、通気性の良い合成繊維にシリコン液をコーティング。傷にかぶせた上で包帯を巻き、(重度のやけどには使用しにくいものの)ガーゼをそのままに包帯だけを交換することで皮膚の再生を助けてくれるという商品。

通常時に需要の多いものではないため、こうした製品を作っているのは、日本でも同社だけなのだそう。

元々、台湾でも代理店を通じて販売されていたそうですが、価格が高く使用頻度は低かったため輸入はされなくなりました。しかし今回、同社の申し出を受けた代理店が林議員に連絡したことで、特別に輸入が許可されたとのことです。

残念ながら死者も出ている今回の事故。

台湾の皆さんがいち早く回復し元気になれるよう願います。

出典
朝日新聞デジタル富士システムズ株式会社林淑芬Facebook台湾爆発・炎上事故 消火作業で炎が燃え広がる様子とらえる(15/06/30)

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