ヘタすると手術!? スマホ使いすぎが原因 『ドケルバン病』が危険 By - grape編集部 公開:2015-07-10 更新:2015-08-20 iPhoneスマホ Share Tweet LINE コメント スマホの使いすぎが、思わぬ病を招くかもしれません。 スマホの操作で親指を使いすぎ、手首に腫れと痛みが生じる「ドケルバン病」を発症する人が増えているようです。 ドケルバン病とは腱鞘炎の一種 ドケルバン病は、長拇指外転筋腱(ちょうぼしがいてんきんけん)と短拇指伸筋腱(たんぼししんきんけん)の腱鞘炎です。 名前が難しいですが、簡単にいうと親指を伸ばしたり開いたりする腱に炎症が起こり、痛みが出るというもの。 ひどくなると激痛にもなるというので、たかが腱鞘炎と侮ってはいけません。 かつては妊娠出産期や更年期の女性、スポーツや指をよく使う職業の人に多かったようです。最近はスマートフォンやパソコンのヘビーユーザーが増えたので、それに比例してドケルバン病を発症する人が急増しています。 あまりにも重症化すると親指を広げにくくなったり、手首や腕、肘まで痛く感じるようになってしまうことも。 予防と対策はとにかく休息 ドケルバン病の予防と対策は、とにかく手首を休ませることが一番です。 スマートフォンであれば片手で操作をせず、なるべく両手を使うようにする。 痛み(炎症)がある場合には冷湿布を貼る。炎症を抑えることで、痛みをやわらげることができます。 どうしても使わなくてはいけない場合はサポーターやテーピングをする。 自分で簡単に診断可能 ドケルバン病は自分で簡単にテストすることができます。 親指を内側にして手を握り、手首を小指側に倒します。これで手首の痛みが強くなるようなら、ドケルバン病の可能性があります。痛みがある場合はあまり無理に行わないようにしてください。 この診断で痛みがある場合ですが、まだ我慢ができるといって放置していると、最悪のケースとして手術をしなければならなくなることもあるようです。 ひどくならない内に専門家に診てもらいましょう。 他のスマートフォンの使いすぎの症例として、指が変形してしまう『テキストサム損傷』というものがあります。 こちらもあわせてご覧ください。 あなたは大丈夫?スマホの持ち方で小指が変形『テキストサム損傷』ってなに? 便利でついつい使ってしまうスマートフォン。たまには手や指にもお休みを与えてあげましょうね。 Share Tweet LINE コメント
スマホの使いすぎが、思わぬ病を招くかもしれません。
スマホの操作で親指を使いすぎ、手首に腫れと痛みが生じる「ドケルバン病」を発症する人が増えているようです。
ドケルバン病とは腱鞘炎の一種
ドケルバン病は、長拇指外転筋腱(ちょうぼしがいてんきんけん)と短拇指伸筋腱(たんぼししんきんけん)の腱鞘炎です。
名前が難しいですが、簡単にいうと親指を伸ばしたり開いたりする腱に炎症が起こり、痛みが出るというもの。 ひどくなると激痛にもなるというので、たかが腱鞘炎と侮ってはいけません。
かつては妊娠出産期や更年期の女性、スポーツや指をよく使う職業の人に多かったようです。最近はスマートフォンやパソコンのヘビーユーザーが増えたので、それに比例してドケルバン病を発症する人が急増しています。
あまりにも重症化すると親指を広げにくくなったり、手首や腕、肘まで痛く感じるようになってしまうことも。
予防と対策はとにかく休息
ドケルバン病の予防と対策は、とにかく手首を休ませることが一番です。
自分で簡単に診断可能
ドケルバン病は自分で簡単にテストすることができます。
親指を内側にして手を握り、手首を小指側に倒します。これで手首の痛みが強くなるようなら、ドケルバン病の可能性があります。痛みがある場合はあまり無理に行わないようにしてください。
この診断で痛みがある場合ですが、まだ我慢ができるといって放置していると、最悪のケースとして手術をしなければならなくなることもあるようです。
ひどくならない内に専門家に診てもらいましょう。
他のスマートフォンの使いすぎの症例として、指が変形してしまう『テキストサム損傷』というものがあります。 こちらもあわせてご覧ください。
あなたは大丈夫?スマホの持ち方で小指が変形『テキストサム損傷』ってなに?
便利でついつい使ってしまうスマートフォン。たまには手や指にもお休みを与えてあげましょうね。