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- Husband Plans Second Wedding for Wife Who Lost Memory in Car Crash: 'She Deserves Everything and More'/Husband Plans Second Wedding for Wife Who Lost Memory in Car Crash: 'She Deserves Everything and More'/Justice Stamper Facebook/Justice Stamper Facebook/Jeremy Stamper Facebook/Jeremy Stamper Facebook
心から愛する人が、事故に遭って大切な記憶をなくしてしまったら…あなたなら、どうしますか?
そんな、映画のような悲劇に直面した男性、ジェレミー・スタンパーさん。けれども今は、大きな幸せに包まれているそうですよ。
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2人の出会いと事故に遭うまで
初めての出会いは日曜学校で、ジェレミーさんが11歳、ジャスティスさんが10歳の時でした。
「完璧に、僕の一目惚れだったんだ。」
そう語るのは、ジェレミーさん。
通っている学校が違ったため、初めはそれ以上の進展はありませんでした。高校で同じ学校になり、2人の交際は始まったそうです。
そして2年間の婚約期間を経て、多くの人に祝福されながら…2014年8月1日、2人は結婚しました。
しかし、8月20日。
車を運転していたジャスティスさんは、後ろから他の車に追突されて…ひどい怪我を負い、生死の境をさまようことに。
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難しい手術でしたが、幸いにも一命を取り留めたジャスティスさん。事故の翌日、すぐに退院することが出来ました。
治療によって、身体的なダメージは回復へと向かっていきます。しかし…ジャスティスさんは、事故から前の5週間分の記憶を失ってしまったのです!
しばらく様子見をしていたものの、記憶は完璧には戻らず、後にPTSD(心的外傷後ストレス障害)による記憶障害と診断されました。
「ジェレミー、怒らないでね…」
治療により、元気になったかのように見えたジャスティスさん。けれども事故から1か月後…
「ジェレミー、怒らないで聞いて欲しいんだけどね…私、結婚式の記憶がないの。」
写真もビデオも残っていて、そこに写っているいるのは確かに自分自身。けれど…人生で一番の幸せに輝いているはずの時間なのに、何も覚えていない。何度見ても、まるで誰か知り合いの結婚式を見ているような気がする。そう打ち明けたジャスティスさん。
その話を聞いたジェレミーさんは、初めはショックを受けていましたが、すぐに彼女にこう言いました。
「じゃあ…もう一度、結婚式をしよう。」
本当に自然に、この言葉が出てきたというジェレミーさん。2人の”最初の結婚記念日”になるはずだった、2015年8月1日に「結婚式をやり直そう!」と、約束したそうです。
「彼の言葉を聞いた時は驚きました。でも、今は楽しみでたまらないんです。バージンロードを歩いて行く私を見る、ジェレミーの顔…それが見たくて。その瞬間が一番、記憶に焼き付けておきたいことなの!」
ジャスティスさんも、嬉しそうに話します。
アメリカ中から祝福の思いが届いた
1度目の結婚式を、アメリカのハングリーマザー州立公園で挙げた2人。2度目の結婚式も同じ場所で行うことを予定しています。
しかし、結婚式を挙げるには、先立つものが必要です。
ジェレミーさんは、彼女に内緒でクラウドファンディングサイト「GoFundMe」で結婚式の寄付金を募集。目標金額5000ドルに対して、なんと9800ドルを超える寄付金が集まりました!
1度目は、自分たちの家族や友人たち総勢75名での結婚式だったそうですが、今回は助けてくれた人々を招待するつもりだというジェレミーさん。賑やかで、心温まる結婚式になりそうですね。
これからも2人で支えあって、末長く幸せにお過ごしください!