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令和のエンタテイメントは「モノ消費からコト消費」へ

By - ニッポン放送  公開:  更新:

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毎日、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話をうかがっていく「あさナビ」。ナビゲーターは女優の黒木瞳さんです。

黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、日経BP総研・上席研究員の品田英雄が出演。新しい時代の消費について語った。

黒木)今週のゲストは日経BP総研・上席研究員の品田秀雄です。2019年、令和元年、品川さんが注目していらっしゃるエンタメ業界の動きを教えてください。

品川)ここ10年、「モノ消費からコト消費へ」と言われています。昔は車を買って、所有することが楽しかったのですが、持つだけではなくて、「車を使ってどこへ行こう、キャンプへ行こう」というような、行動までつながっている所有ということが求められるように変化して来ました。「モノ」と「コト」が一緒になっていないと人は感動しなくなって来たのですね。
昔は高いものを買っただけで、「買ったあ!」と喜んでいましたが、それに飽きたのだと思います。

黒木)それだけではだめなのですね。

品川)買ったことによって、どうなるのか。「こんなことができるようになりました」「こんな幸せが来ました」というところが感動のポイントになっている気がします。

黒木)そうか。買うだけではいけないと。

品川)最初はお金使うだけで気分は上がるのですよ。でも、買って揃えたからといって、「だから何なんだ」と、男性が一生懸命に集めたコレクションに対して女性は言うではないですか。その次をできるようになると、男性も女性も一緒に楽しめるということです。

黒木)でも男の人って、欲しいものをお店に何回も見に行って、やっと手に入れて、楽しそうに眺めたりするわけですよね?

品川)手に入れたいという欲求が強いのと、コンプリートに揃えるのが楽しいということは間違いなくあります。

黒木)そして「コト」と「モノ」が一緒になって楽しめるのですね。

品田英雄(しなだ・ひでお) / 日経BP総研・上席研究員

■1957年生まれ。
■学習院大学卒業後、ラジオ関東(現ラジオ日本)に入社。音楽番組を担当。
■1987年日経BP社に入社。記者としてエンタテインメント産業を担当。
■1997年に「日経エンタテインメント!」を創刊、編集長に就任。
2003年に発行人を経て、2007年に編集委員に就任。
■2013年からは日経BP総研・上席研究員を兼任。
若者の文化や世の中の流行を分析するエンタテインメントの専門家として活躍。
■著書に「ヒットを読む」(日経文庫)がある。

ENEOSプレゼンツ あさナビ
FM93AM1242 ニッポン放送 月-金 6:43-6:49

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出典
ニッポン放送令和のエンタテイメントは「モノ消費からコト消費」へ

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