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今年は2回!土用の丑の日に自慢できる雑学・トリビア5選

By - grape編集部  公開:  更新:

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7月の中旬を過ぎると気になってくるのが「土用の丑(どようのうし)の日」のタイミング。

毎年話題になっているし、何となくうなぎを食べてはいるけれど…理由はよく分からない!そんな人、多いのではないでしょうか。

かくいう筆者もその1人。

今年こそ「土用の丑」をしっかりと理解して、さらに知っていると自慢できる雑学を厳選してお届けします!

そもそも「土用の丑の日」って何?

「土用」とは、季節の変わり目の基準となる二十四節気、立春・立夏・立秋・立冬(四立と言います)の前、約18日間のことを指します。

そして「丑の日」の“うし”は、十二支の“丑”のこと。十二支は干支や年を数える時に使われるだけではなく、方角や月日を数える時にも使われます。

つまり「土用の丑の日」とは、四立の前にめぐってくる丑の日を意味する言葉なのです。

本来ならば夏だけでなく、春・秋・冬にも訪れるものですが、いつからか「土用の丑の日」といえば夏というイメージが定着しました。

なんでうなぎなの?

諸説ありますが、一番有名なものは平賀源内が広めたというお話です。

平賀 源内(ひらが げんない、享保13年(1728年)- 安永8年12月18日(1780年1月24日))は、江戸時代中頃に活躍した本草学者、地質学者、蘭学者、医者、殖産事業家、戯作者、浄瑠璃作者、俳人、蘭画家、発明家。

Wikipedia ーより引用

江戸時代、うなぎ屋さんが「うなぎが売れないなぁ」と困っていることを、平賀源内に相談しに行きました。

すると、源内はある”貼り紙をするように”とアドバイスをします。その内容は

本日、丑の日

というシンプルなものでした。

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この貼り紙が功を奏し、そのうなぎ屋さんは大繁盛!これを他のうなぎ屋も真似するようになり、次第に「土用の丑の日にはうなぎを食べる」という風習が定着していきました。

当時、江戸では「丑の日にちなんで“う”から始まる食べ物を食べると夏負け(今でいう夏バテ)しない」と言われており、本当ならば「梅干し」でも「ウリ」でも、何でも良かったのです。

さらに丑の方角の守護神は「玄武」という“黒い亀”の神様だったため、「黒いものを食べる」というおまじないも考えられました。

この2つの条件に、うなぎが上手く当てはまったことがヒットの後押しとなりました。

本来、うなぎの旬は冬。しかし、ビタミンAやBが豊富で夏バテ解消にもってこいのうなぎを夏に食べた人は、「おまじない」や「風習」だけでなく、しっかりと効果を感じたからこそ「土用の丑=うなぎ」という風習が現在まで続いている要因となっているのでしょう。

関東と関西では、うなぎの開き方も焼き方も違うらしい

これ、筆者が一番びっくりした事実です!

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江戸時代中期、関東では「切腹」を連想する“腹開き”は縁起が悪いと考えられて背開きをするようになり、関西では「腹を割って話せるように」と、腹開きをするようになったとのこと。

関東では、武士の文化。関西では、商人の文化が、日本全国に広がっている食文化にも大きく影響していることは、全く知りませんでした。

実際に食べ比べたことはありませんが、ぜひ一度、その食感や風味の違いを楽しんでみたいですね。

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「うなぎ」を外国語で表現するには

日本以外でも、(種類は違いますが)うなぎは生息していますし、食べられてもいます。

では、各国では「うなぎ」のことをどう呼んでいるのでしょうか?

  • 英語…eel(イール)
  • フランス語…anguille(オンギーユ)
  • スペイン語…anguila(アンギーラ)
  • イタリア語…anguilla(アングィッラ)
  • ドイツ語…aal(アール)
  • 韓国語…jang-eo(チョンオ)

フランス語・スペイン語・イタリア語は、綴りがよく似ていますね。

うなぎ味のナマズ

2015年、クロマグロの完全養殖で知られる近畿大学がナマズを”うなぎ味”にすることに成功しました!

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鹿児島県の養鰻(ようまん)業者と協力し、専用のエサを含めて数年がかりで開発。限りなくうなぎに近い味に仕上がっているそうです。

養殖うなぎの原料となる天然稚魚の漁獲量が激減し、さらに絶滅危惧種にも指定され、今や高級食材となってしまったうなぎ。

そんな状況の救世主となることが期待される「うなぎ味のナマズ御重」は、大阪・梅田のグランフロント、東京・銀座の養殖魚専用料理店「近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所」にて食べることができますよ!

2015年7月24日のみ、各店先着30食限定で、1人前2200円で提供されます。予約不可で無くなり次第終了予定ですから、食べたい人は当日早めに来店してみてください。


いかがでしたか?

夏本番を前に、「土用の丑の日」には(ちょっと贅沢ですが)うなぎを食べて、暑い時期を乗り切りましょう!

出典
Wikipedia -土用の丑の日-Wikipedia -平賀源内-

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