grape [グレイプ]

アンコールワットの下で「たった一人」不遇の時代を超えて、復活した歌姫

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Tweet LINE

皆さんは、「一からやり直したい。」そんな風に思ったことはありますか?

今回紹介するのは、再出発の想いをもってアンコールワットを訪れた一人の女性アーティストです。

15156_00

宮脇詩音

彼女の名前は宮脇詩音(みやわき しおん)、1990年2月28日に長崎で生まれた25歳。12歳の時に受けたオーディションで優秀賞を獲得したのを機に上京、4年間のレッスンを経て17歳でデビューしました。

しかし、思うようにいかない音楽活動の中で『何度も歌い続けることを諦めようと思った』と語る詩音さん。

終わりのない「リスタート物語」

まだ若かった彼女はデビュー当時、自分自身のことではなく一人の男の子のことしか考えられない時期がありました。

悩んで悩んで悩んだその先に、残ったものは「音楽」でした。

いつになれば不安は消えるの

誰といれば素直になれるの

どこ行けばあなたに会えるの

こんな歌詞で始まるのは、彼女の再出発の一曲「この世界で想うたった一人のひと」。彼女の背景を知らず、この曲を初めて聴いた時は『切ない恋愛の曲』というイメージでした。

しかし詩音さんの背景を知った上で聴くと、何もかもうまくいかない中で、もがいている彼女の姿が浮かんできて、思わずグッと込み上げるものがあります。

15156_02

若くして芸能界に飛び込み、普通では経験しないような苦労もしたのではないでしょうか。彼女が書く言葉には、そんな葛藤や苦しみがシンプルに伝わってきました。

彼女の再出発の一曲、「この世界で想うたった一人のひと」は、女性が恋愛で感じる、切なさや悲しさ、孤独を表現しています。

「この世界で想うたった一人のひと」

日本人アーティストで初めて、アンコールワットで撮影をした詩音さん。

今回の撮影は本人を含め5人、ありのままの自分を表現するため、ヘアメイクは自身で行い撮影に臨みました。

補正されていない道が多く、体感温度40℃、湿度90%という過酷な環境で、食事と睡眠以外の時間をすべて撮影に費やした彼女は、計4日間歩き続けました。

照明やCGを使うことはせず自然光だけの撮影だったため、限られた時間でどれだけ多くのカットを撮影できるか、そんなプレッシャーとも戦いながら完成した作品。

アンコールワットを背に、なんとも言えない力強さ、壮大な風景に消え入ってしまいそうな悲壮感が、彼女の表情から溢れています。

様々な想いを胸に、もう一度歩き始めた詩音さんの歌声をお聴きください。

壊れそうな心のどこかで 消せずにいる愛しい面影

寂しくってどうしようもなくて

この広い空の下で想うのはたった一人

この世界たった一人

新曲と合わせて発売した、自身初のアルバム「GIRL」は、彼女の8年分の想いがギュッと詰まった一枚。

「完成された女性(WOMAN)」ではなく、まだまだ悩み多き未完成な「女の子(GIRL)」という意味が込められています。

15156_04

詩音さんの歩いていく道は、平坦な道ではないかもしれません。

ですが、もう歩き続けるしかないと決めた彼女は、きっと大きく羽ばたけるのではないかと、このミュージックビデオを見て感じました。

出典
宮脇詩音 / 「この世界で想うたった一人のひと」Music Video

Share Tweet LINE

page
top