grape [グレイプ]

赤ちゃんの脳の発達にも関わる「愛着形成期」

By - ニッポン放送  公開:  更新:

Share Tweet LINE コメント

ニッポン放送「すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト」(8月4日放送)に、公益社団法人・日本産婦人科医会会長の木下勝之が出演。「成育基本法」について語った。

淵澤由樹)今回は、2018年12月に成立した「成育基本法」についてお伺いします。法案が成立したときの自見さんの笑顔、いまでも覚えています。改めて「成育基本法」がどのようなものか、お聞かせください。

自見はなこ)子供たちを中心に置いた社会を作るという理念法で、具体的には妊娠期からの切れ目のない支援を通して、子育てを孤立化させない。医療が出発点ではあるものの、教育と福祉にしっかりとブリッジをかけて、安心して子育てができる環境を整えて行きたいということなのです。日本産婦人科医会、日本小児科医会の長年の悲願だったわけですよね。

木下)子供は妊娠期を経て分娩をし、そして両親が子育てをするという連続性のもとにあります。産婦人科医としては、妊娠初期からお腹にいる赤ちゃんの脳の発達など、ある程度は分かるのです。そういうところからケアをしてあげるのだという思いで、我々も参加させてもらいました。

淵澤)「成育基本法」によって、どのようなことができるのですか?

自見)例えば「愛着形成期」という言葉も、あまり一般的には知られていませんよね。産まれたときに、赤ちゃんとお母さんが見つめあうとホルモンが出て来ます。これは赤ちゃんの脳の発達にとてもいい。これは医療の領域では当たり前に、科学的な治験に基づく知識として定着している概念です。そういったものをみなさんに知って頂きたい。
例えば、暴言をはくと脳の萎縮につながります。また若年妊娠は、特にスマホができてから状況が一変して、正しい情報が分からないのですね。助産師のNPOにかかって来る10代の相談のほとんどは、性に対する正しい知識がないゆえの電話なのです。「自分たちは電話で性教育をしているのではないか?」というぐらい、知識が正しく普及されていないのです。
そして、妊娠期からの切れ目のないサポートでたいへん重要なところは、産後のケアです。産後ケア施設というものも、日本では走り出しているものの、これから整備をして行きたいと思っているので、ここにも力を入れたいと思っています。

すくすく育て 子どもの未来健康プロジェクト
FM93AM1242ニッポン放送 日曜 6:04-6:13

下のバナーをクリックすると、番組をradikoからお聴きいただけます。

radikoのタイムフリーを聴く

ニッポン放送ニュース しゃベル

「気になるしゃべりを掘りおこす」をコンセプトに、インターネットを通じてニッポン放送の番組と連動した記事を配信するサービスです。日々の放送から選りすぐりの内容を再編集した記事のほか、イベントのレポート記事など放送とは異なるオリジナルコンテンツも配信します。

出典
ニッポン放送赤ちゃんの脳の発達にも関わる「愛着形成期」

Share Tweet LINE コメント

page
top