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東京駅「吹き寄せ弁当~秋露のささやき~」(1350円)~温泉送迎特急に乗って秋駅弁!

By - ニッポン放送  公開:  更新:

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『1日1駅弁』 駅弁食べ歩き15年の放送作家・望月崇史が駅弁屋さんのウラ側、レストラン列車、スイーツ列車情報をご紹介します。

【ライター望月の駅弁膝栗毛】

185系電車・特急「踊り子」、東海道本線・茅ヶ崎~平塚間

新たに新幹線ができると、在来線特急はその役割を新幹線に譲るのが常。
しかし、並行して新幹線があっても、いまも健在な在来線特急があります。
その代表格が、乗り換えなしで東京と温泉地を結んでいる“温泉送迎特急“です。
東海道本線を下って行くのは、東京~伊豆急下田・修善寺間の特急「踊り子」号。
グリーンストライプの185系電車が、昭和56(1981)年から活躍しています。

651系電車・特急「草津」、上越線・八木原~渋川間

高崎線・上越線・吾妻線経由で、上野~長野原草津口間を結ぶのは、特急「草津」号。
かつては、特急「水上」号と併結運転していましたが、現在は「草津」号の単独運行です。
平成26(2014)年から活躍している651系電車のLEDヘッドマークは温泉マーク入り。
本線のみを走る特急列車ではなく、温泉地周辺へ通じる支線へ直通していることも、“温泉送迎特急”の特徴と言えましょう。

253系電車・特急「日光」、東北本線・東大宮~蓮田間

東北本線・東武日光線直通で、新宿~東武日光・鬼怒川温泉間を結ぶ「日光・きぬがわ」「スペーシアきぬがわ」も、“温泉送迎特急”の一角を構成している列車と言えましょう。
朝イチの「日光」は、戦場ヶ原の木道を歩いてから、日光湯元温泉へ行くのにピッタリ。
昼以降の「きぬがわ・スペーシアきぬがわ」は、鬼怒川温泉はもちろん、川治温泉や奥鬼怒温泉郷方面へのアクセスを担っています。

吹き寄せ弁当~秋露のささやき~

いつもより幾分、ゆったりした気持ちで乗り込む“温泉送迎特急”だからこそ、旅の始まりは、季節感あふれる駅弁をお供としたいもの。
現在販売中の東京の季節駅弁と言えば、「吹き寄せ弁当~秋露のささやき~」(1350円)。
日本ばし大増が製造し、東京・上野・新宿・大宮などの「NRE」売店で販売しています。
紅葉をイメージした掛け紙には、「季節限定」の文字が躍っています。

吹き寄せ弁当~秋露のささやき~

【お品書き】
・松茸御飯(国産米)
・白ひらす漬焼
・きのこと栗の白和え
・玉子焼
・茄子揚げ煮
・秋刀魚みぞれ煮
・きのこ煮
・銀杏煮
・牛ハラミ焼と野菜の塩だれ仕立て(牛ハラミ ブロッコリー カリフラワー)
・南瓜揚げ
・赤パプリカ揚げ
・煮物(蕪と里芋の菊花あんかけ 野菜入り豆腐寄せ 舞茸 いんげん 人参)
・和菓子

吹き寄せ弁当~秋露のささやき~

ふたを開けると、色づいた山々のような彩り。
その一角を占めるのが、しっかりと香りを楽しめる松茸ご飯です。
おかずにも秋刀魚、茄子、きのこ、銀杏と、ひと手間かけた秋らしい食材がいっぱい。
デザートには柿の実を模した和菓子が入って、上品さも兼ね備えています。
温泉旅のスタートに、間違いなく気分をアゲてくれる幕の内系季節駅弁です。

185系電車「湘南ライナー」、東海道本線・藤沢~大船間

“温泉送迎特急”の車両は、昼間や週末が活動のメイン。
このため平日の朝夕はお休み…という訳ではなく東海道本線や高崎線の通勤ライナーや通勤特急として、“アルバイト運用”に入ることが多くなっています。
温泉へ向かう人たちを“日常から解放”し、会社へ向かう人たちを“痛勤から解放”している、現代人の“解放区”とも呼べそうな、首都圏の“温泉送迎特急”の車両です。

駅弁 望月崇史 ライター望月 駅弁膝栗毛

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出典
ニッポン放送東京駅「吹き寄せ弁当~秋露のささやき~」(1350円)~温泉送迎特急に乗って秋駅弁!

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