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ラグビー元日本代表・伊藤剛臣~いまさら聞けない“ラグビーのルール”

By - ニッポン放送  公開:  更新:

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毎日、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話をうかがっていく「あさナビ」。ナビゲーターは女優の黒木瞳さんです。

黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、ラグビー元日本代表の伊藤剛臣が出演。ラグビーの素晴らしさについて語った。

【ラグビーW杯2019日本大会】練習に臨む、リーチ・マイケル、田中史朗ら=2019年9月18日 秩父宮ラグビー場 写真提供:産経新聞社

黒木)今週のゲストはラグビー元日本代表の伊藤剛臣さんです。46歳まで現役選手でいらした、日本ラグビー界のレジェンドと言われる存在です。ラグビーワールドカップ日本大会が開催中ですが、日本チームへの期待などはどうですか?

伊藤)ラグビーワールドカップは、いまや世界3大スポーツイベントの1つなのです。知っていましたか? 1つ目がサッカーワールドカップ、夏のオリンピック、そして3番目がラグビーワールドカップなのです。200ヵ国以上でテレビ放送されて、それを40億人以上が観ますから。

黒木)40億人?

伊藤)はい。日本ではラグビーはまだメジャーではないのですが、世界的にはそういうことになっているのですよ。世界3大スポーツの祭りが来るという感じですね。

黒木)ラグビーはサッカーと兄弟のようなものだと言うのは、どういうことですか?

伊藤)同じイギリスから生まれたのですが、ラグビーとサッカーが混ざったようなものがイギリス各地で行われて、手を使うか、使わないかでサッカーとラグビーに分かれたのです。我々は兄弟です。

黒木)そうなのですね。でもボールの形も違うし、ルールもとても複雑だと思うのですが、ラグビーワールドカップの楽しみ方、素人の私でも楽しめるような楽しみ方を教えてください。

伊藤)ラグビーのルールが難しいという方は、たくさんいらっしゃいます。私も46歳まで現役プレイヤーでしたが、ラグビーのルール全部は知りません(笑)。私が知っていることは、まず、ボールを前に投げてはいけない。ボールを前に落としてはいけない。タックルされたらボールを離さなくてはいけない、ということくらいです。

黒木)ボールを離さなくてはいけない?

伊藤)ボールを持ってタックルされたら、倒れるではないですか。そうなったら、ボールを離さなくてはいけない。そこでボールの争奪戦が始まるのです。ラグビーは基本的に陣取りゲームなので、常にボールの争奪戦が行われています。アタックはボールを持って走る。パスする、キックする。集団で押し込む。仲間で助け合い、協力し合ってボールをつないで、キックして。トライを取りきる姿は、ヨーロッパでは集団芸術のようだと言われています。その逆のディフェンスは、チームのために頭からタックルを突き刺します。その姿は必ず心を打つものがあると思います。世界最高峰のラグビーの攻防を楽しんでいただきたいです。レフリーが笛を吹いたりしますが、そのときには「何かあったのだろうな」くらいの気軽な気持ちで観てください。

黒木)美しいその光景を堪能するということでしょうか?

伊藤)そうですね。「ONE FOR ALL , ALL FOR ONE」、1人はみんなのために、みんなは1人のために。そういう精神で闘っていますから、ぜひ観ていただきたい。ちなみにラグビーワールドカップのビール消費量は、サッカーワールドカップの6倍です。ヨーロッパの人も南半球の人も試合前、試合中、試合後と、ガンガンにビールを飲みます。

伊藤剛臣(いとう・たけおみ)/ ラグビー元日本代表

■1971年、東京都出身。
■法政大学第二高校時代、担任の勧めでラグビーを始め、高校代表に選出。法政大学3年時には大学選手権で25年ぶりに優勝をもたらした。
■卒業後、社会人ラグビーの名門・神戸製鋼に入社。1994年度の全国社会人大会、日本選手権7連覇に貢献。
■1995年、阪神淡路大震災が発生。神戸をラグビーで勇気付けたいという思いを胸に、1999年・2000年度の全国社会人大会・日本選手権にて連覇を果たす。さらに、トップリーグ開幕初年度の2003年にはチームを優勝に導いた。その後もチームの中心選手として活躍し、数々の栄冠を手にした。
■神戸製鋼の契約終了を機に、40歳で1度は引退を決意。しかし、2011年の東日本大震災をうけ、消えないラグビーへの情熱と、震災で被害を受けた釜石に神戸での思いを重ね、トライアウトを受ける。
■2012年、18年間所属した神戸製鋼から「釜石シーウェイブス」に移籍。
■ラグビー日本代表ではW杯に2大会出場。1998年のアジア大会では主将を務めるなど日本ラグビー界を長きにわたり牽引。代表キャップ62は歴代8位の記録(2018.5月当時)。
■2018年1月まで現役最年長記録選手として活躍していたが現役を引退。
■引退後は、ラグビーW杯2019日本大会のアンバサダー、また釜石シーウェイブスのアンバサダーを兼任し、ラグビーの魅力を伝えている。

ENEOSプレゼンツ あさナビ(9月16日放送分より)
FM93AM1242 ニッポン放送 月-金 6:43-6:49

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出典
ニッポン放送ラグビー元日本代表・伊藤剛臣~いまさら聞けない“ラグビーのルール”

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