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祝賀御列の儀~急がれる“安定的な皇位継承を確保する”ための議論

By - ニッポン放送  公開:  更新:

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ニッポン放送「飯田浩司の OK! Cozy up!」(11月11日放送)にジャーナリストの須田慎一郎が出演。祝賀御列の儀の模様、皇位継承の問題について解説した。

「祝賀御列の儀・祝賀パレード」沿道に集まった人びとに手を振られる天皇皇后両陛下=2019年11月10日午後、東京都港区 写真提供:産経新聞社

祝賀御列の儀~両陛下を11万9000人が祝福

天皇・皇后両陛下は11月10日午後、天皇陛下のご即位に伴って皇居・宮殿から赤坂御所をパレードする国事行為「祝賀御列の儀」に臨まれた。4.6キロほどのコース沿道には、およそ11万9000人が集まり、両陛下を祝福。両陛下は30分ほどのパレードのなか、絶えず手を振って応えられた。

飯田)11月10日、3時~3時半にかけて行われました。

須田)私は地方出張があって見ることができなかったのですが、2万6000人という警官の警備ぶりを見ると、厳戒態勢という状況だったのでしょうね。

飯田)5メートルおきくらいに警官の方が立って、警備をしていました。

【祝賀御列の儀・祝賀パレード】祝賀御列の儀で皇居を出発される天皇、皇后両陛下=2019年11月10日午後、東京都千代田区 写真提供:産経新聞社

安定的な皇位継承を確保するための問題~議論するべき

須田)今回、即位ということになったわけですが、皇室に関して言うと、やらなくてはならない課題がいくつかあります。1つは、安定的な皇位継承ということを考えなければならない。これに関しては、皇室サイドから意向なり希望を言うことはできないので、その辺りを我々国民、国会の方も配慮して考えなければならないと思います。小泉純一郎さんが総理大臣だった時代に、「皇室典範に関する有識者会議」が開かれています。その最大の目的は、安定的な皇位継承ということでした。そして、2005年11月24日に報告書が纏められたのですが、そこでは女性天皇についても議論を進めて行くということでした。しかし、それに対して相当な批判が集まりました。この問題について、どうするべきかということを議論する必要があるのではないでしょうか。

飯田)自民党の「国益を護る会」の議員たちの報告書のなかでは、旧宮家の皇籍復帰も含めて検討すべきだという問題提起がありました。この辺も含めて議論して行かないと、間に合わないのではないかということです。悠仁さまがいらっしゃいますけれども。

「即位礼正殿の儀」で高御座からお言葉を述べられる天皇陛下=2019年10月22日午後1時17分、皇居・宮殿「松の間」 写真提供:産経新聞社

国民の合意形成が必要

須田)実質的にお1人しかいらっしゃらないというところも考えると、議論を加速しなければいけません。国民に支持される皇室というところで、一部の人たちの議論ではなく、広く国民の合意形成が必要になるのではないでしょうか。自民党のなかからそのような議論が出て来たということも、1つの問題提起という点では、いいことだったのではないかなと思います。

飯田)いま須田さんが指摘された女性天皇。これは男系で続いて来たところで、女性が即位されるというパターンであり、女系と女性は別物と考えなければいけないのですが、そこが混同されているところがありますよね。

須田)女性天皇は、歴代の天皇のなかにもいらっしゃいました。ただその場合には混用せずに、女性天皇のお子さんに皇位継承をするということはなかったわけです。こういう言い方が適当なのかどうかわかりませんが、緊急避難措置であることは間違いない。それを認めたからといって、ただちに安定的な皇位継承が担保されるということではないと思いますが。

飯田浩司のOK! Cozy up!
FM93AM1242ニッポン放送 月-金 6:00-8:00

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