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スーパーで大量の買い物をした女性 写真に称賛コメントが殺到した理由は

By - grape編集部  公開:  更新:

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出典:Stephanie Rhymer Whitaker

新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染が拡大する国では外出自粛などに備えて、人々による食料品や日用品の買い溜めが起きています。

アメリカでは2020年3月にトランプ大統領が緊急事態宣言をした直後から、多くの人がスーパーマーケットに殺到しました。

同月18日、オハイオ州に住むステファニー・ウィテカーさんは、スーパーで買い物をした後の写真をFacebookに投稿しました。

この写真を見て、あなたはどう思うでしょうか。

野菜や果物、お菓子、調味料、アルミホイルなど、車のトランクいっぱいに積まれた食料品と日用品。

ステファニーさんと彼女の夫はこの日、2軒のスーパーで合わせて1千100ドル(約11万8千円)分の買い物をしました。

そして彼女はスーパーで隣にいた見知らぬ女性から、こんな言葉を浴びせられたといいます。

「買い溜めするクソ女」

夫婦でこれだけの買い物をしていたら、必要以上の買い溜めをしているように見えるかもしれません。

しかし実はこれらはステファニーさんたちのものではありません。

彼女は、両親と祖父母、さらに知人ら、6つの家族から頼まれたものを買っていたのです。

それらの家族は小さな子供がいたり、特別な世話が必要な人がいたり、医療関係の仕事をしていて買い物に行くことができないシングルマザーの家庭だったりするといいます。

ステファニーさんたちは自宅に戻ると、約3時間かけて買った商品を仕分けして、頼まれた家族のもとに届けました。

この山のような食料品の中で彼女が自分のために購入したのはゴミ袋とマルガリータミックス、ジャガイモ1袋、サラダミックス、コーヒー豆1袋、ビール1箱だけだったそうです。

私は1つの商品棚も空にしたりしませんでした。

私は何1つとして、誰かから取ったりしませんでした。

私は頼まれた買い物リストの物を買っていたのです。

私たちは人々に対して、あの人は他者を不公平に扱おうとしていると考えるより、最良の目的があるのだろうと憶測したほうがいいと思います。

私たちはほかの人たちの事情を知りません。彼らがどんな経験をして、どんな苦労をしていて、どこへ向かっているのか。

助けてくれる人たちを探してください。彼らはいつでもそこにいます。

お互いに親切でいましょう。

Stephanie Rhymer Whitaker ーより引用(和訳)

ステファニーさんの投稿は5万回以上シェアされ、称賛のコメントがたくさん寄せられています。

緊急事態宣言後、アメリカではスーパーで食料品を大量に買い込む人たちの姿が連日ニュースで報道されていました。

しかしその中にはステファニーさんのように、誰かのために買い物をしていた人もいることでしょう。

今回のコロナウイルスのように、日常生活に支障をきたす有事が起きると、心に余裕がなくなってしまうのも仕方ないと思います。

でもそんな時こそ、憶測で他者の行動を批判するより、「きっと何か事情があるのだろう」と優しい気持ちを持ちたいものですね。


[文・構成/grape編集部]

出典
Stephanie Rhymer Whitaker

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