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台湾の現状、自分たちの主張を動画で世界に発信する台湾の若者の言葉に耳を傾ける。

By - grape編集部  公開:  更新:

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台湾で3月18日より発生している「サービス貿易協定」を巡る学生運動。 与党・国民党の立法委員が時間切れを理由に審議を打ち切ったことに抗議し、自由と民主主義をもとめて18日夜に議場と議事堂周辺を占拠する事態となりました。現在では100人以上の怪我人も出る事態となり、平和な解決が望まれています。

そんな中、一人の若い台湾人女性の動画が話題となっています。祖国を思い、自分たちの未来をより良いものにするために、政府に対して真っ向から意見を主張する台湾の若者たち。

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台中サービス貿易協定は、所謂中国版TPPです。 金融、運輸、卸売、小売、広告、印刷、通信、宅配、娯楽施設、スポーツ施設、映画、旅行、老人ホーム、美容室、オンラインゲーム等など、広範囲のサービス分野について、台湾が「中国に市場開放する(制度変更する)」というものです。中国側の開放は何故か福建省のみに限られており、不公平な協定となっています。

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また、台湾の少子化を理由に、中国人が一定の金銭を支払うことで、容易に台湾に移住し、無制限にピザを更新できる内容が含まれています。これにより労働市場がますます激化し、働く場を中国人に奪われてしまう、移民により台湾が中国の波に飲み込まれてしまう懸念があります。

日本も少子化問題、働き手の不足を移民により補うことが検討されていますが、移民政策は、一国の独立性を揺るがしかねない大変難しい課題であり、台湾で今起きていることは、同様に日本でも起こる可能性があるということです。

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3月24日、台湾内政委員会が改めて審議を行い「台中サービス貿易協定」の「審議終了宣言」を含めた17日の審議がすべて無効とされ、締結は一時撤回となりました。但し、協定が破棄されたわけではなく、改めて中国側と協議をするという内容であり、結果次第では再び締結されてしまいます。他国の問題と捉えず、今後の動向を注意深く見守っていきましょう。

記 2014年3月27日

出典
私は、台湾人です、私は、この国の民主の歩みと共に成長しました

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