被災地を助けたい…!水害ボランティアに向かう前に知っておきたいこと By - grape編集部 公開:2015-09-13 更新:2015-09-13 ボランティア被災地 Share Tweet LINE コメント 出典:@NatsukiYasuda 関東、東北地方を台風と豪雨が襲った日から3日が経ち、救援ボランティアの被災地入りが本格化しました。 茨城県や宮城県などを始めとする行政は、総合体育館などに「災害ボランティアセンター」を設置。初日には被災状況の把握などを、被害の少ない市民たちと行っています。 今回の大雨で鬼怒川の堤防が決壊して大きな被害を受けた茨城県常総市にボランティアに行って、 本当に人と人が助け合ってて、助け合いがどれだけ大切かを改めて実感した。 pic.twitter.com/jftJwn8JaH— Y (@loveyunaxoxo) 2015, 9月 13 一方で、未だに被害の全容が見えないことや、遠方からのボランティアの安全を確保することが難しいことから、9月13日現在、当面は外部からはボランティアを募集せず、周辺地域や比較的被害の少なかった市民たちと活動をしていく方針を発表している場所も多くあります。 渋井川の堤防が決壊したことで大きな被害が出た宮城県大崎市では、個人のボランティアは高校生以上の市民に限定し、団体・企業も県内からのみ募集。同県大和町の社会福祉協議会は14日にボランティアセンターを設置予定だったが、家屋からの泥のかき出しなどの要望が多く、13日から地元のボランティア団体に清掃協力を要請することに。 大雨の影響で堤防が決壊した、宮城県大崎市の渋井川周辺。住宅の復旧などにあたるボランティア、今日から本格的な受け入れが始まっています。災害が少ない場所として知られていたこの古川周辺。日本中でこれが”他人事”ではないのだと改めて。 pic.twitter.com/neRAwinXIt— 安田菜津紀 (@NatsukiYasuda) 2015, 9月 13 いずれの被災地でも、ボランティアが担当する作業は家屋からの泥のかき出しや清掃などが中心となります。しかし、水害ごみには汚物や危険物が混じっている可能性が極めて高く、被災地の衛生環境は悪い状態。乾燥した泥の粉じんを吸い込み気管支を痛める可能性もあるため、ボランティアへの参加を考えている人は、充分な対策が必要です。 また、各市の担当課や社会福祉協議会ホームページでは、随時情報が更新されていきますので、参加を考える前に情報の確認を行ってください。 全国社会福祉協議会のホームページでは、水害ボランティア作業マニュアルを公開しています。事前に確認しておくと良いかも知れません。 出典:全国社会福祉協議会 その中には、以下のような一文が書かれています。 廃棄するものでも、家族にとっては大切な思い出のつまった物ばかりです。取り扱いには十分配慮しましょう。 人々の「普通の」生活を一瞬で奪い去ってしまう、災害。ボランティアとして活動するのであれば、自分自身の安全確保と、相手を思いやる気持ちを大切にして参加するようにしましょう。 ◆災害ボランティアに関する主な連絡先◆ 【茨城県】 常総市 災害ボランティア情報ページ (県福祉指導課) 【栃木県】 鹿沼市 災害ボランティア情報ページ/a>(市社協) 小山市 災害ボランティア情報ページ(市社協) 日光市 災害ボランティア情報ページ(市社協)※当面は市民限定 栃木市 災害ボランティア情報ページ(市社協) 【宮城県】 大崎市 災害ボランティア情報ページ(市社協)※個人は市民限定、団体・企業は県内のみ 出典 @loveyunaxoxo/@NatsukiYasuda/全社協 水害ボランティア作業マニュアル Share Tweet LINE コメント
関東、東北地方を台風と豪雨が襲った日から3日が経ち、救援ボランティアの被災地入りが本格化しました。
茨城県や宮城県などを始めとする行政は、総合体育館などに「災害ボランティアセンター」を設置。初日には被災状況の把握などを、被害の少ない市民たちと行っています。
一方で、未だに被害の全容が見えないことや、遠方からのボランティアの安全を確保することが難しいことから、9月13日現在、当面は外部からはボランティアを募集せず、周辺地域や比較的被害の少なかった市民たちと活動をしていく方針を発表している場所も多くあります。
渋井川の堤防が決壊したことで大きな被害が出た宮城県大崎市では、個人のボランティアは高校生以上の市民に限定し、団体・企業も県内からのみ募集。同県大和町の社会福祉協議会は14日にボランティアセンターを設置予定だったが、家屋からの泥のかき出しなどの要望が多く、13日から地元のボランティア団体に清掃協力を要請することに。
いずれの被災地でも、ボランティアが担当する作業は家屋からの泥のかき出しや清掃などが中心となります。しかし、水害ごみには汚物や危険物が混じっている可能性が極めて高く、被災地の衛生環境は悪い状態。乾燥した泥の粉じんを吸い込み気管支を痛める可能性もあるため、ボランティアへの参加を考えている人は、充分な対策が必要です。
また、各市の担当課や社会福祉協議会ホームページでは、随時情報が更新されていきますので、参加を考える前に情報の確認を行ってください。
全国社会福祉協議会のホームページでは、水害ボランティア作業マニュアルを公開しています。事前に確認しておくと良いかも知れません。
出典:全国社会福祉協議会
その中には、以下のような一文が書かれています。
廃棄するものでも、家族にとっては大切な思い出のつまった物ばかりです。取り扱いには十分配慮しましょう。
人々の「普通の」生活を一瞬で奪い去ってしまう、災害。ボランティアとして活動するのであれば、自分自身の安全確保と、相手を思いやる気持ちを大切にして参加するようにしましょう。
◆災害ボランティアに関する主な連絡先◆
【茨城県】
常総市 災害ボランティア情報ページ (県福祉指導課)
【栃木県】
鹿沼市 災害ボランティア情報ページ/a>(市社協)
小山市 災害ボランティア情報ページ(市社協)
日光市 災害ボランティア情報ページ(市社協)※当面は市民限定
栃木市 災害ボランティア情報ページ(市社協)
【宮城県】
大崎市 災害ボランティア情報ページ(市社協)
※個人は市民限定、団体・企業は県内のみ