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ノーベル医学・生理学賞を大村智さんが受賞!無償で10億人を救う!

By - grape編集部  公開:  更新:

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2015年10月5日、スウェーデンのカロリンスカ研究所は、ノーベル医学・生理学賞を北里大特別栄誉教授の大村智(80)さんら3氏に授与すると発表しました。

大村さんは、微生物が作り出す有用な化合物を400種類以上も発見。化合物は熱帯地方の風土病の薬などに使われ、医療や化学研究の発展に大きく貢献したことが評価されたそうです。

これで日本人のノーベル賞受賞者は、計23人。ノーベル医学・生理学賞を受賞するのは、利根川進さん、山中伸弥さんに次いで、3人目となりました。

世界保健機関を通して無償提供

大村さんは1970年代に、土壌で見つけた新種の放線菌から寄生虫を駆除する「エバーメクチン」という抗生物質を発見し、これを改良。アメリカの製薬会社と共同で家畜の寄生虫駆除剤として「イベルメクチン」を開発しました。

さらに「エバーメクチン」は、アフリカなどの風土病「オンコセルカ症(線虫の幼虫が目に侵入し、失明などの原因となる病気)」に効果を発揮。悪化や感染を防ぐことが可能だとわかり、世界保健機関を通して10億人以上に無償提供したそうです。

現在は、「リンパ系フィラリア症」や「疥癬(かいせん)」などの特効薬としても使われています。

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授賞式は、2015年12月10日にストックホルムで行われ、受賞者3人には計800万スウェーデンクローナ(約1億1500万円)の賞金が贈られます。

薬を開発し多くの人を無償で助け、医療分野でも大きく飛躍させた大村さん。世界に誇れる研究者が日本から出たことを本当に嬉しく思います。

出典
@aflofoto

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