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「そんなことで電話をするな」 警察がFBに投稿したメッセージに人々が爆笑

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

警察への緊急電話には、毎日助けを求める市民からたくさんの電話がかかってきます。その内容は事件や事故、火事、急病やケガなど多岐にわたります。

しかしその中には、警察には解決することのできない案件もあるそうです。

2020年3月14日、アメリカ・オレゴン州の『ニューポート・オレゴン警察署』のFacebookに長文のメッセージが投稿されました。

「こんな投稿をしなくてはならないなんて、信じがたい」という書き出しで始まる文章には、市民に向けた切実な思いがつづられています。

こんな投稿をしなくてはならないなんて、信じがたい。トイレットペーパーがなくなったからといって、『911』に電話してこないように。我々の助けがなくてもあなたは生き延びられるだろう。

実際、歴史はあなたたちにたくさんの選択肢を示している。あなたのお気に入りの柔らかい、2枚重ねのシトラスの香りのペーパーがない時にだ。

船員たちは塩水に漬けた古いロープなどを使っていた。古代ローマ人はこちらも塩水に漬けた海綿を棒の先に付けたものを使っていた。私たちは沿岸部の町に住んでいますから、塩水は豊富にあります。貝殻が使われていたこともあります。

マヤ人や植民地時代のアメリカ人はトウモロコシの穂軸を使っていた。農場の人たちはトウモロコシの芯だけでなく、(年鑑の)『ファーマーズ・アルマナック』のページも使っていた。多くのアメリカ人はページ数の多い無料のカタログを大いに活用していました。

そしてもちろん、いつだってトイレットペーパーの代用品はあります。スーパーのレシート、新聞、布切れ、レース、綿、そしてトイレットペーパーの芯も。また安心して使える葉っぱもあります。

これらのすべてに失敗したとしても、雑誌のページがあります。普段リサイクルボックスに捨てているカタログを取っておきなさい。機転を利かせなさい。忍耐強くいなさい。トイレットペーパーは不足しています。しかしこれもいつかは終わります。

ただ『911』には電話しないように。我々はあなたにトイレットペーパーを届けることはできません。

Newport Oregon Police Department ーより抜粋引用(和訳)

「トイレットペーパーがない」と電話してきた市民に、警察はブチ切れ!!

トイレットペーパーの歴史を振り返り、絶妙なユーモアセンスで非常識な市民へ説教するこの投稿を見た人たちは大笑い!

アメリカでは3月上旬あたりから新型コロナウイルス感染症の影響で人々が買い溜めを始め、トイレットペーパーの品薄状態が続いています。

だからといって警察の緊急電話に助けを求める人がいるなんて…警察があきれる気持ちも分かりますね。

警察は市民の『便利屋』ではありません。トイレットペーパーがなくなっても決して警察には助けを求めないようにしましょう。


[文・構成/grape編集部]

出典
Newport Oregon Police Department

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