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吉原光夫はガストン役の吹き替えで『美女と野獣』に出演! 『エール』では職人役に

By - grape編集部  公開:  更新:

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吉原光夫はガストン役の吹き替えで『美女と野獣』に参加! 『エール』では職人役

ミュージカル俳優として活躍している吉原光夫(よしはら・みつお)さん。

『劇団四季』に入団後、連続テレビ小説『エール』(NHK)で初のテレビドラマ出演を果たし、注目を集めています。

そんな吉原光夫さんが、映画『美女と野獣』のガストン役で声優を務めたことや、舞台『レ・ミゼラブル』でジャン・バルジャンとジャベールの2役を演じ、素晴らしい歌唱を披露したことなど、さまざまな情報をご紹介します!

吉原光夫、『エール』でテレビドラマ初出演!

吉原光夫さんは1999年に『劇団四季』に入団。その後は舞台『ライオンキング』や『美女と野獣』、『レ・ミゼラブル』など数々のステージで活躍してきました。

そんな吉原光夫さんが芸歴21年を経て、2020年度前期放送の連続テレビ小説『エール』で初のテレビドラマ出演を果たしたことが話題に。

本作は窪田正孝(くぼた・まさたか)さん演じる主人公・古山裕一の音楽人生を描いた物語で、吉原光夫さんは岩城新平役を演じています。

岩城新平は、二階堂ふみ(にかいどう・ふみ)さん演じるヒロイン・関内音の実家である関内家が営む、馬具店の職人頭として活躍。かなりの強面で、職人としての腕は一流という重要な役どころです。

そんな吉原光夫さんの新たな挑戦にファンは大喜び!「ドラマ出演、おめでとうございます」「嬉しいです」といった祝福のコメントを寄せています。

吉原光夫、ガストン役で『美女と野獣』の声優に挑戦!

吉原光夫さんは2017年公開の映画『美女と野獣』のキャラクター・ガストンの日本語吹き替えを担当。

同作はディズニー・アニメーションの名作『美女と野獣』を完全実写化したもので、世界興収12億6千万ドル、日本興収120億円を突破した大ヒット作品です。

ガストンの声を演じるにあたって、吉原光夫さんは自身のツイッターで「正反対の人格。精進します」とコメント。

うぬぼれやで短気、さらにプレイボーイであるガストンを吉原光夫さんがどう表現するのか、映画ファンの多くが注目しました。

さらに、映画のCD『美女と野獣 オリジナル・サウンドトラック<日本語版>』にも参加し、力強い歌声を披露。

ヒロイン・ベル役の声優を務めた昆夏美(こん・なつみ)さんとのハーモニーが美しい楽曲『朝の風景』や『強いぞ、ガストン』で悪役としての存在感を示しています。

吉原光夫のガストン役以外の声優作品は?

吉原光夫さんは映画『美女と野獣』以外に、2018年に公開された細田守監督のアニメーション映画『未来のミライ』でも声優に挑戦。

同作では主人公の前に現れる謎の男の声を担当し、物語のキーパーソン的役割を担っていました。

映画を鑑賞し終えた人たちからは「絵がきれい!」「アニメーションなのにリアル」と高評価。

また、劇中に登場する飼い犬の『ゆっこ』が、かわいすぎることでも話題になりました。

吉原光夫の当たり役はジャベールとジャン・バルジャンの2役!

吉原光夫さんは2011年の帝国劇場舞台『レ・ミゼラブル』で、主人公であるジャン・バルジャン役を好演。

舞台を観に来てくれたファンをはじめ、スタッフや関係者への感謝とともに、千秋楽後の興奮冷めやらぬ様子をブログにつづっています。

千秋楽の後ある先輩に、
やり残したことはありますか? やり尽くしましたか?
と聞かれました。

今、パソコンに向かいながら考えることは、
やり残したことはナシ!! ただ、もっとやりたかった。もっとレミゼラブルという作品に漬かっていたかった〜
色々総括しようと思うものの、なかなか言葉が浮かばない、公演が終わってこの状態は初めてです。
きっと終わったようでまだ終わってないんだなー

吉原光夫オフィシャルブログ ーより引用

同舞台を「やりきった」と語る吉原光夫さんでしたが、2013年にはその実力を買われ、今度はジャン・バルジャンとジャベールの2役に挑戦することに!

吉原光夫さんは同年12月2日にブログを更新し、演じた役それぞれについての感想をつづっています。

ジャンバルジャンという人間は壮絶な人生を生きた?
生まれ変わり聖人となった?
いや、人間として、人の一生を生きる上で、本来人が感じる感覚や感情のすべてを網羅し、悩み考え、、、
一つずつ理解し手放した人なのかな、、、?
19年投獄はキツいでしょうが、、、
残酷でもあるが、彼には必要な事だったんだろう。
人にはそれぞれ必要な、人との出逢い、出来事があるんだろう。
後はその人がどう感じ、どう理解し、どう行動するか?なんだろう。
人の一生には、無駄な、意味の無い事などないんだろう。
そう思えた今日この頃です。

ジャベールという人間は法と正義の名の下に、一生の忠誠を重んじ死んでいった?
地獄までもついて行く執着心と、人に対する赦しなど無縁の男だった?
いや、人間として、人の一生を生きる上で本来、人が感じる感覚や感情のすべてを網羅し、悩み考え、、、
すべてを拒絶した人なんだろうな、、、?
無性に怖かったんだろう。
人を信じる事が、、、
人を愛する事が、、、
人からの愛を受け入れる事が、、、
孤独とは恐怖であり、狂気であるなと思う今日この頃です。

吉原光夫オフィシャルブログ ーより引用

吉原光夫さんは最後に「2役を演じられたことを誇りに思います」とコメントし、役者としてさらに成長することを誓っていました。

吉原光夫さんが演じたジャベールに、観客は「いい声すぎて、惚れてしまった!」「舞台映えする体格、立ち姿が圧巻でした」と大絶賛。

「これからも吉原さんにジャベールを演じてほしい!」と多くのリクエストが寄せられています。

吉原光夫は高校卒業後に劇団四季へ

吉原光夫さんは、身長186㎝という恵まれた体格を生かして、高校ではバスケットボールに打ち込んでいました。

それまでは「人生楽勝!」という気持ちで過ごしていたそうですが、大学進学時にスポーツ推薦から外れ、初めての挫折を経験します。

高校卒業後は働かずに遊んでばかりだったという吉原光夫さんでしたが、親に進学するよう勧められ、「ラクそうだから」という理由だけで演劇の専門学校『日本工学院専門学校』に入学。

そこで受けた授業で劇団四季のロックオペラ『ジーザス・クライスト=スーパースター』の映像を見て、「これに出たい」と思ったのが俳優になる転機になったそうです。

専門学校卒業後の1999年に、憧れだった『劇団四季』に入団。やがて舞台『ジーザス・クライスト・スーパースター』への出演を果たし、以降も数々の作品で活躍しています。

その中でも舞台『ジョン万次郎の夢』では船長・島津斉彬役を演じ、いい共演者たちに出会えたことをブログで紹介。

やっぱこいつら良い、、、
ジョン万のメンバーは何処かしら、ドラゴンボールのギニュー特戦隊の様に、かわいい欠点がある感じ。
決して、悟空チームにはなれない的な、、、
登場ポーズをみんなでモメル的な、、、
きっとオヤジになっても子供みたいに遊ぶんだろうな~
彼らと出会い多くを学び、感動を分かち合い、一緒に笑い、泣き、苦しみ悩み、一歩づつ手を繋いで歩いてきた。
未だかつてこんなに、繋がりあえたカンパニーはない!

吉原光夫オフィシャルブログ ーより引用

最後に「世界で一番、俺のワガママを聞いてくれる最愛の仲間たち、いつもサンキュー」という感謝とともに、今後も交流を続けていきたいという思いをつづっています。

そんな吉原光夫さんは2007年に『劇団四季』を退団。それからは芸能事務所に所属し、ミュージカル俳優としてだけでなく、声優や演出家として新たな道を歩み始めています。

吉原光夫は結婚はしてる?

吉原光夫さんは2016年に、元宝塚歌劇団宙組の娘役で女優・歌手の和音美桜(かずね・みおう)さんと結婚。

2017年3月13日に挙式を行い、結婚したことをツイッターで公表しています。

その後、2019年7月26日に第1子の誕生を報告。ファンからはたくさんの祝福の声が寄せられました。

よき夫、父、そして俳優として輝き続ける吉原光夫さんのさらなる活躍に注目ですね!

吉原光夫 プロフィール

生年月日:1978年9月22日
出身地:東京都
身長:186㎝
所属事務所:COME TRUE

高校卒業後、専門学校『日本工学院専門学校』に進学し、役者を志す。卒業後の1999年に『劇団四季』に入団し、数々の舞台を経験。2007年に同劇団を退団し、舞台や演出家として活動の幅を広げ、2011年の帝国劇場舞台『レ・ミゼラブル』でジャン・バルジャン役を好演。私生活では2016年に元宝塚歌劇団宙組の娘役で女優・歌手の和音美桜と結婚し、2019年7月に第1子の誕生を報告している。近年では2020年度前期放送の連続テレビ小説『エール』でテレビドラマ初出演を果たし、注目を集めた。


[文・構成/grape編集部]

出典
COME TRUE – カムトゥルー@mitsuoYoshihara@mirai_movie吉原光夫オフィシャルブログ

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