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チャンネル情報
とある男が授業をしてみた
- チャンネル登録者数:201万人
- 再生回数: 7億3556万6091回
動画をご覧頂き、ありがとうございます!
自宅で撮影した授業をupしまくっております。
よろしければ、家庭学習などにご利用下さい!
動画の内容に訂正が必要なものがありましたら、こちらよりお知らせください。
(google フォームを使用しております)
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新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の影響で、一時期は多くの学校で休校が相次ぎ、子供たちが満足に勉強ができない期間がありました。
葉一さんは、コロナウイルスが広まる以前から、授業動画を撮影し続けています。
コロナ禍になる前と後で、動画を作る上で意図的に変えたことはありますか。
授業動画以外のコンテンツを増やしました。あの時期は、子供たちの相談に乗るなど…どちらかというと、メンタルサポートのほうに時間を使いましたね。
休校とかも含め、「勉強が遅れるんじゃないか」という漠然とした不安がある時だったので、小さなことでも支えになりたいと思ったんです。
あとは、休校が決まった瞬間に、まず「子供たちの生活リズムが崩れる」と思ったんです。だから、午前中の生放送も増やしました。
素敵なアイディアですね。生放送の内容は、どういうものだったのですか。
生放送は、ただ単に私が勉強するだけ。別に勉強を強いるのではなくて、みんなの課題や宿題をやろうっていう時間です。ひと言もしゃべらずに。
あの時期は、特に「同じ時間を共有している」っていうのが大切だと思っていました。撮った動画を見ながらやるんじゃなくて、同じ時間に、同じ空の下で勉強をしている感覚を伝えることで、子供たちの孤独感を和らげたかったんです。
そうすると、見ている子供たちは「自分も頑張ろう」と思って勉強をしてくれるんですよ。
生放送で、クリエイターと視聴者が『時間の共有』をできるのは、YouTubeならではの魅力なのかもしれません。
10年間の活動で学んだことはありますか。
学んだというか、自分の活動が「正しかったんだな」と確信できました。これまでの活動を通して『夢は叶うまで追い続ければ叶う』ということを体感できたんです。
YouTubeの教育の授業コンテンツで登録者数100万人を目指すとかも、ずっとバカにされて「できるわけない」っていわれていましたが、叶うまで続ければ叶うじゃないですか。
それは、YouTubeをやって証明できたことだなって思うし、子供たちにも自分だからそれを伝えることができると思うんですよね。
笑顔で話す葉一さん
動画活動以外の目標は、「お金をかけなくても学べることを、今の日本に浸透させること」だという、葉一さん。
また、自らの活動を通して、「教師の社会的地位をあげたい」とも語っていました。
YouTube上での教育に期待していることはありますか。
選択肢が増えることです。YouTubeって、子供たちがアクセスしやすい点も魅力ですが、クリエイター側も動画の投稿がしやすいんですよね。
システム環境も整っているので、クリエイター側の参入のしやすさはもちろん、視聴者側の選択肢が増えるハードルの低さはYouTubeのいいところだと思います。
確かに、誰でも気軽に始められるので、葉一さんのような『教育系YouTuber』が増えそうですね!
YouTube上の教育は、今後どうなっていくと思いますか。
YouTubeは、教育とよりフィットしていく場所になることを期待しています。
誰でも参入できるからこそ、「誰の動画で勉強しているの?」みたいな会話が、子供たちの間で繰り広げられるようになるのが、YouTubeの未来だと思いますね。
葉一さんは、「自分だけが幸せになっても意味がない」と、教育系YouTuberを盛り上げるためにも、メディアへの露出を増やしているといいます。
信念を持って、インタビューに応じてくれた葉一さん
今、葉一さんから子供たちへ、伝えたいことはありますか。
いっぱいありますが、「失敗してもいいんだよ」っていうことを一番に伝えたい。この活動をしていて『1回失敗したら人生終わり』と考えている子がとても増えたなと感じています。
例えば、芸能人が何か大きな失敗をした時に、ネット上で叩かれている状況を、子供たちは目の当たりにしているんです。
一度の失敗で人生がめちゃくちゃになる状況を見すぎているので、『挑戦』とか『チャレンジ』などの言葉が響きにくくなっている…。
失敗しても、未来の自分が次につなげてくれるから、「失敗してもいいんだよ」っていうのを子供たちに伝えたいです。
子供たちの状況や気持ちを深く考え、いち早く行動に移す葉一さんだからこそ、子供はもちろん、多くの親から支持を得ているのでしょう。
学校、塾に並び、誰でも無料で授業が受けられる、葉一さんのような動画が、もっと世の中に広まるといいですね。
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[文・構成/GLUGLU編集部]