表現する場所をあらゆる人に、そして世界中へ届ける YouTube日本語版が開設から15年

エンタメ・バラエティ By - GLUGLU編集部 更新:

YouTubeは、日本語版のホームページを2007年6月19日に開設。

それから15年が経った2022年6月20日に『YouTube が日本で歩んだ15年間』と題したブログを公開しました。

15年を振り返ってつづった内容とは…。

YouTubeは多様なコンテンツが集まったプラットフォームへ

『表現する場所をあらゆる人に提供し、その声を世界中に届けること』を、開設当初からの使命としているYouTube。その姿勢は、15年経った2022年6月現在も変わらないといいます。

YouTubeに投稿される動画はクリエイターやアーティスト、企業発の情報など実にさまざま。

HIKAKINさんや、はじめしゃちょーさんのようなYouTubeから誕生したエンターテイナーは、幅広いメディアでの活躍を見せています。

学校の勉強や、プロが教える料理のレシピなど、学習やスキルの習得のためのコンテンツを提供するクリエイターも登場。

俳優やタレントなど、これまでテレビで主に活躍していた芸能人によるYouTubeチャンネルも珍しくなくなりました。

また、日本のYouTubeで生まれたカルチャーが海外へと広まっているケースもあります。

例えば、3Dのアバターを使って活動するバーチャルクリエイターのKizuna AIさんが2016年に登場すると、同様のスタイルのクリエイターが続々と誕生しました。

2022年6月現在では、英語で海外の視聴者に向けて発信しているバーチャルクリエイターも誕生しています。

※写真はイメージ

製品・サービス面の軌跡

この15年間でYouTubeの製品としての、サービス面でもさまざまな変化がありました。

YouTube日本語版の開設から間もない2007年10月に導入されたのは、独自ツールの『Content ID』。

これにより、音楽などの著作物を含む動画がYouTubeに投稿された場合に、権利者へ通知が届くようになりました。

通知を受けた権利者は、対象の動画をブロックしたり、視聴動向のデータを収集したりといった選択が可能に。

※写真はイメージ

また、2008年4月にはチャンネルを収益化する『YouTube パートナープログラム』を開始。

2022年6月現在、世界中で200万人以上のクリエイターが参加しているそうです。

2011年4月には、ライブ配信機能が開始されました。ライブ配信機能は、コロナ禍で音楽アーティストによる利用が広まりましたね。

2017年1月には、クリエイターと視聴者間でのコミュニケーション機能『Super Chat』、いわゆる『スパチャ』と呼ばれるファンからの投げ銭が利用できるようになります。

※写真はイメージ

2018年6月になると、定額制サービス『YouTube Premium』、音楽ストリーミングサービス『YouTube Music』がスタートしました。

その後、2021年7月より開始されたのが、縦型短尺動画対応のサービス『YouTube ショート』。

従来の横型の長尺動画に加え、より手軽に撮影・編集ができる動画の配信が可能となり、約150億人のログインユーザーがいるといいます。

15年間、世の中の動きに応じて変化を重ねてきた日本のYouTube。これからも私たちの生活に根差したものとして、変わり続けていくのかもしれません。


[文・構成/GLUGLU編集部]

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