上白石萌音が『疲れた人』『心を洗いたい人』におすすめする、人生に影響を与えた本とは?

本・書評 By - GLUGLU編集部 更新:

芸能人をはじめ、さまざまな人の読書愛に触れられるYouTubeチャンネル『東京の本屋さん ~街に本屋があるということ~』。

同チャンネルの動画は、本好きな人はもちろん、しばらく本を手に取っていなかった人にとって、読書熱が再熱するきっかけになるかもしれません。

以下の動画では、俳優の上白石萌音さんが『人生に影響を与えた本』を2冊紹介しています。

普段から書店へよく行くという上白石さん。その理由は「本と偶然出会いたいから」なのだとか。

穏やかなテーマのものからサスペンス、絵本、ノンフィクションなどジャンルを問わず多様な本を読むそうです。

上白石さんが『人生に影響を与えた本』の1冊目に紹介したのが、絵本作家の林明子氏による『こんとあき』という絵本。

登場するのは、女の子『あき』とぬいぐるみの『こん』で、ほころびた『こん』の腕を直してもらうために、おばあちゃんの家へ2人で列車に乗って旅に出る物語です。

上白石さんは、同作品の魅力を「何気ない子どもの第一歩に寄り添っている」「ここ切り取る?というところを深く優しく伝えてくれる」 と語ります。

中には「絵本って、子供のための本じゃないの?」と思う大人もいるかもしれません。

しかし、上白石さんは「大人になってからの絵本を大推薦します」「大人こそ絵本を読むべき」と明言。

大人になってから絵本に触れると、幼い頃と違った視点で物語を追うことができるそうですよ。

実際に、幼い頃はなんとも思っていなかった『こんとあき』を、20歳過ぎになってから読み直したとき、上白石さんは泣いてしまったそうです。

また、上白石さんは同作品を『疲れている人』や『1回心を洗いたい人』に、おすすめしています。

仕事やプライベートに疲れ、一度心にたまったものを洗い流したい人は、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。

動画の後半では、上白石さんが書店へ足を運ぶ場面も。動画を視聴しながら、本と出会う瞬間の、リアルなワクワクもぜひ味わってみてください!


[文・構成/GLUGLU編集部]

チャンネル情報

東京の本屋さん ~街に本屋があるということ~

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