横浜銀行でお金を借りる方法
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横浜銀行は横浜市に本店を置く地方銀行です。地方銀行の中では最大の総資産額を誇り、国内では最大の地方銀行とされています。今回は横浜銀行の金融商品を紹介するとともに、実際にお金を借りる方法、審査基準などを見ていきます。
横浜銀行でお金を借りられる商品を紹介!
この記事で扱っている情報は全て【2019/01/25】時点のものです。定期的に更新していますが、最新情報を確認するためには公式ホームページなどを併用することをオススメします。
【カードローンタイプ】
横浜銀行カードローン
金利
年1.9%~14.6%
限度額によって変動します。
限度額
最大1000万円まで
申込条件
- 年齢が20歳以上69歳以下
- 安定した収入がある方、またはその配偶者。収入には年金を含みます。パートやアルバイトは申込可能ですが、学生は不可です。
- 神奈川県、東京都、群馬県前橋市、高崎市、桐生市にお住まいもしくはお勤めの方
様々な用途にあわせて自由に利用できるカードローンです。横浜銀行の口座がなくても申込ができます。契約までの間に口座の開設が必要です。申込方法はインターネットのほか、フリーダイヤル(平日9時~20時、土日祝9時~17時)、郵送、FAXからも申込できます。
限度額は10万円~1,000万円の範囲内で審査によって決定します。50万円を超えて借りたい場合は収入証明書が必要です、借入と返済はカードローン専用のカードを使い、横浜銀行ATMや提携ATM・CDで好きな時に行えます。
バンクカードローン
金利
年13.6%
限度額
10万円、30万円、50万円のいずれかに決定します。
申込条件
- 年齢20歳以上65歳以下
- 横浜銀行の横浜バンクカードを持っている方
- 安定した収入がある方(学生・主婦は不可)
- 横浜銀行で他の無担保カードローンを契約していない方
横浜銀行のキャッシュカードにカードローン機能を付帯でき、困ったときにいつでもお金を借りられるようになります。
普通預金口座からの引き落としができないとき、不足分を自動で補填してくれる「たてかえ型」と、通常のカードローンのようにカードで好きな時にお金を借りられる「借り入れ型」の2種類があります。
バンクカードローン(住宅ローン利用者専用)
金利
年4.5%~11.5%
限度額
500万円
申込条件
- 横浜銀行の住宅ローンを利用している方
- 20歳以上65歳以下の方(学生や主婦は不可)
- 安定した収入があり、横浜銀行の他の無担保カードローンを使っていない方
住宅ローンを利用し返済している方だけが利用できるお得なカードローンです。通常のカードローンよりも低い金利でお金を借りることができます。
【多目的ローン】
ライフサポートローン(多目的ローン)
金利
年4.5%~5.2%
ネット申込は年3.1%~3.8%
限度額
10万円~500万円
申込条件
- 20歳以上、完済時の年齢が70歳未満
- 安定して継続した収入がある方
事業資金を除く様々な用途に使える多目的ローンです。原則として、購入先に振込で支払いができるものが対象となります。限度額は最大500万円、返済期間は最長10年まで設定でき、ゆとりを持った返済ができます。
インターネットで申込ができ、仮審査の結果は最短で翌営業日に分かります。必要書類の提出もインターネットでアップロードしてできるので来店の手間がかかりません。最短1週間~2週間でお金を借りることができます。
フリーローン
金利
年1.9%~14.6%
限度額
10万円~1000万円
申込条件
- 契約時の年齢が20歳以上69歳以下
- 安定した収入がある方、またはその配偶者。パートやアルバイトでも申込できますが、学生は不可です。収入には年金を含みます。
- 神奈川県、東京都、群馬県前橋市、高崎市、桐生市にお住まいもしくはお勤めの方
家電購入や旅行費用、入院費用など、様々な目的に使えるフリーローンです。金利は1.9%~14.6%で、借入金額が高いほど金利が低くなります。
インターネットから好きな時に申込ができ、来店の必要がありません。横浜銀行の口座を持っていれば、契約などの全ての手続きがwebで完結します。口座がなくても申込はできます。審査結果の連絡は最短で翌日、借りられるのは最短で4営業日後と、スピーディさが特長のローンです。
【目的ローン】
教育ローン(一括借入型)
金利
年2.75%~3.45%
ネット申込は年2.1%~2.8%
限度額
10万円~1,000万円
500万円を超える借入は医学部・歯学部・薬学部系の学部のみ対象です。
申込条件
- 20歳以上完済時70歳未満
- 安定した収入がある方
子供の幼稚園から大学、大学院など、様々な学校で必要になるまとまったお金を借りることができるローンです。入学金や授業料、教材費や下宿(アパート代)、制服代や学習塾代など、様々な用途に使用できます。社会人の方の資格取得も対象です。
既に支払い済の場合でも、3か月以内であれば申込が可能です。年度ごとにかかる費用が申込の上限です。
教育ローン(カードローン型)
金利
年2.75%~3.45%
ネット申込は年2.1%~2.8%
限度額
10万円~1,000万円
申込条件
- 20歳以上、完済時70歳未満
- 安定した収入がある方
入学費用や授業料など、教育に必要な様々なお金を限度額の範囲内で好きな時に借りられるカードローンです。在学期間中は毎月利息のみの返済です。カードを使った臨時の返済も受付しています。
先進医療ローン
金利
年3.8%
限度額
10万円~315万円
申込条件
- 20歳以上完済時70歳未満
- 安定した収入がある方
- 重粒子線治療を受ける方が3親等以内、または同一の世帯にいる方
神奈川県立がんセンターで重粒子線治療を受ける際に、費用を借りることができるローンです。
マイカーローン
金利
年3.2%~3.9%
ネット申込は年1.8%~2.1%
限度額
10万円~1,000万円
運転免許取得に使用する場合は30万円が限度です。
申込条件
- 20歳以上完済時70歳未満
- 安定継続した収入がある方
オートバイを含む新車・中古自動車の購入資金や車検費用、車庫設置費用、本人もしくは家族の自動車教習所の授業料など、車に関係する様々な目的でお金を借りられるローンです。
原則として、車の購入先へ口座振込で融資を行います。車購入と同時にカーアクセサリーを購入する場合、別途50万円までを振込で借りることができます。
【リフォームローン】
リフォームローン・ソーラーローン
金利
リフォーム:年3.15%~3.85%
ソーラーローン:年2.05%~2.35%
ネット申込は共に年1.8%~2.1%
限度額
リフォーム:10万円~1000万円
ソーラー:10万円~500万円
申込条件
- 借入時年齢が20歳以上で完済時に70歳未満
- 安定して継続した収入がある方
本人もしくは3親等以内の家族が所有している自宅のリフォームに必要なお金を借りられるローンです。増改築、リフォームだけでなく、水周りの補修工事やシステムキッチンの購入にも使えます。太陽光発電設備、ソーラーパネル、蓄電池や燃料電池など、環境に配置した設備を導入する場合は、ソーラーローンとして更にお得な金利でお金を借りることができます。
どちらもリフォーム内容が具体的に決まる前でも申込が可能。審査結果は3ヶ月間有効なので、余裕を持った手続きができます。
【住宅ローン】
住宅ローン
金利
・変動金利型
0.6~2.475%
・固定金利型
3年:0.725~2.6%
5年:0.775~2.65%
10年:0.925~2.8%
限度額
1億円以内
申込条件
- 借入時の年齢が20歳以上、完済時が82歳未満
- 団体信用生命保険に加入できる方
- 原則として神奈川県・東京都の一部・群馬県の一部の物件が対象です
横浜銀行の住宅ローンは金利のバリエーションの豊富さが特長。金利の変化が不安な方向けに、固定金利を複数用意しています。インターネットで事前審査の申込ができます。契約は所定の住宅ローンセンターでの手続きになるので注意しましょう。
フラット35
金利
1.4%~2.05%
限度額
8,000万円
申込条件
- 申込時70歳未満の方(親子リレー返済可)
- 独立行政法人住宅金融支援機構の借入をしていない方
独立行政法人住宅金融支援機構が債権を買い取ることによって、長期の間固定金利で返済ができるようになる住宅ローンです。住宅は住宅金融支援機構の基準を満たしていなくてはいけない点に気をつけましょう。
事業者や法人がお金を借りる方法は?
横浜銀行は、神奈川県や東京都町田市の企業に向けてのサービスが非常に充実しています。会社の規模を問わず、インターネットやFAXで24時間好きな時に相談ができます。また、簡単な手続きでお金を借りることができるフリーローンも用意。忙しい個人事業主の方でも安心です。
ビジネスフリーローン
金利
年4.8%、8.0%、14.5%のいずれか
限度額
10万円~500万円
申込条件
- 20歳以上で完済時76歳未満
- 個人事業主で安定した収入がある方
事業主がお金を借りる際には、所得確認書類や見積書など様々な書類が必要になるケースが多いですが、横浜銀行のビジネスローンは用意しなくても申込ができます。担保や保証人も必要なく、急な資金が必要になった事業主の方の強い味方となります。
その他の資金調達について
大型の資金が必要な事業主のために、複数の融資方法が用意されています。下記意外にも、横浜銀行の関連会社である浜銀ファイナンスによる「リース」「ファクタリング」も選択できます。
シンジケートローン
大型の資金が必要になった際に、「シンジケート団」を複数の金融機関が結成し、同一の契約書に基づいて融資を行います。
コミットメントライン
あらかじめ希望している限度額、返済期間の範囲内で融資を約束する契約です。
ノンリコースローン
ノンリコースローンとは、返済の元手になる財産(担保)の範囲を限定した貸付ローンです。責任財産限定特約付ローン、責任財産限定型ローンとも呼びます。万が一返済が滞った場合でも手放す担保が限定されますので、安心してお金を借りられるローンです。
横浜銀行はこんな人にオススメ!
横浜銀行は幅広いジャンルのローンを用意していますが、どんな人にとってメリットが大きいものとなっているのでしょうか?この章では、横浜銀行を利用すればお得にお金を借りられる人を紹介します。
神奈川近隣に住んでいる方
横浜銀行は横浜を中心に支店やATMを展開する地方銀行ですので、神奈川にお住まいの方でお金を借りたい人にはぴったりです。
小田急線を使う方
横浜銀行は、小田急小田原線・小田急江ノ島線・小田急多摩線の各駅全てにATM(ステーションATMプラスバンク)を設置しています。通勤などで小田急線を使う方なら、カードを使って必要な時にお金を借りることができます。
既に横浜銀行の口座を持っている方
横浜銀行の口座があれば、カードローンやフリーローンなど様々なローンの手続きがwebで完結します。郵送での書類のやりとりはありませんので、手間をかけずにお金を借りることができます。
スピーディな取引を希望する方
銀行のローンはお金を借りるまでに日数がかかるイメージが強いですが、横浜銀行のローンは審査の結果が出るのが早いことが特長です。カードローンは最短で翌日、フリーローンでは最短で4営業日後にお金を借りられます。
実際に横浜銀行でお金を借りるには?
カードローンやフリーローン、各種目的ローンは、横浜銀行の口座があればすべての手続きをwebで完結することができます。口座がなくても郵送やFAXで手続きができるので来店の必要がありません。
商品によっては申込できる地域(住所もしくは勤務先)が神奈川県、東京都、群馬県の一部に限定されているので注意しましょう。
申込
webでいつでも好きな時に申し込むことができます。横浜銀行の口座を持っている方は「web完結契約のお申し込み」を、口座がない方は「通常お申し込み」を選択します。カードローンは専用のフリーダイヤルからも仮審査が受けられます。
店頭でも申込はできますが、フリーローンや目的別ローンは店頭申込とweb申込で金利に違いがあります。webで申し込むと金利の優遇が受けられるので、インターネットでの手続きをおすすめします。
審査
審査結果は、カードローンであれば最短で申込の翌日に分かります。指定した電話番号に連絡が入ります。
契約手続
【web】
横浜銀行の口座がある方はwebで契約が終了します。審査結果の際に専用サイトの案内がありますので、それに従って手続きをしましょう。
【郵送】
自宅あてに手続き用の書類が届きますので、中身を確認のうえ返送してください。
【FAX】
ホームページから契約書類をダウンロードし、必要事項を記入してFAXします。
カード発行(カードローン)
お急ぎの方はカードを受け取る前に振込で融資を受けられます。カードは簡易書留にて自宅で届きます。
融資
カードローンはカードが届き次第、横浜銀行ATMやセブン銀行、ローソンATM、E-net、イオン銀行ATMなどでお金を借りることができます。フリーローンや目的別ローンは振込で融資が実行されます。
必要な書類は?
申込には本人確認書類が必要になります。融資金額が一定の金額を超える場合(カードローンは50万円以上)収入が確認できる書類のコピーも提出しなくてはいけません。
教育ローンやカーローンなどは、使い道や金額が分かる書類も必要になります。
本人確認書類
- 運転免許証…両面
- 健康保険証…名前、住所、被保険者、被扶養者全て分かるように
- パスポート…写真と住所のページ
- マイナンバーカード…表面
- 永住権の記載がある在留カード
所得確認書類
- 源泉徴収票…会社名の記載があるもの
- 納税証明書…税務署の印があるもの
- 確定申告書…税務署の印があるもの
- 住民税決定通知書…市区町村長の印があるもの
横浜銀行の審査基準
お金を借りる前に待ち構えている最大の難関が審査です。カードローンはここで限度額が決まるため、非常に重要な部分といえます。しかし、事前に基準などを知っておけば必要以上に恐れることはありません。そこでこの章では、気になる審査基準について紹介していきます。
審査は厳しい?
横浜銀行のカードローンやフリーローンの保証会社はSMBCコンシューマーファイナンス株式会社です。大手消費者金融のプロミスを展開しています。
銀行のローンは審査が厳しいという印象が強いですが、保証会社が消費者金融系であること、アルバイトやパートでも申込ができることが明言されていることにより、対象顧客は比較的広いことが予想されます。そのため、過去に金融事故を起こしていない限り審査の難易度はそう高くないことが予想されます。
審査の際は個人信用情報が参照される
金融商品の契約情報を共有する個人信用情報機関は全部で3種類ありますが、横浜銀行と保証会社のSMBCコンシューマーファイナンスで3つ全てに加入しています。他の金融機関で長期延滞などがあった場合や、債務整理、破産などがあった際は個人信用情報を通して分かるため、お金を借りることはできません。
状況によっては所得確認書類の提出も必要
毎月決まった金額を返済していくので、所得の金額や安定性はお金を借りる上でとても重要です。カードローンの場合、50万円以上の借入を希望する場合は所得が確認できる書類を提出しなくてはいけません。
返済方法はどうなっている?
毎月決まった金額を横浜銀行の口座より引き落とします。フリーローンや目的別ローンは6か月ごとに増額返済もできます。
カードローンの場合
カードローンの返済は毎月10日、普通預金口座より自動で引き落としされます。返済金額は前の月の返済日の時の残高によって決定します。
また。毎月の返済とは別に、横浜銀行のATMやセブン銀行ATM、ローソンATM、E-netから好きな時に返済ができます。
まとめ
横浜銀行は地方銀行ですが、お金を借りる手続きは都市銀行にひけをとらない程スピーディです。インターネットで融資の申込ができるだけでなく、来店なしで契約ができます。該当地域に住んでいる方はぜひ候補にしてみましょう。