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お金を借りるならキャッシングとカードローンどっちがオススメ?

By - カリタイムズ編集部  公開:  更新:

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最近は消費者金融だけでなく、様々な金融機関がカードローンを取り扱っており、テレビやインターネットなどでカードローン広告を見かける機会が増えています。そのため「お金を借りよう」と思ったとき、消費者金融や銀行でカードローンの申込をしようと考える方は非常に多いでしょう。

しかし私たちが普段使っているクレジットカードにも「キャッシング枠」という借入枠があります。クレジットカードでお金を借りられる「キャッシング」と、銀行などが取り扱う「カードローン」はどちらがよいのでしょう。違いやメリットを解説します。

カードローンってどんな商品?

カードローンは銀行などの金融機関で扱っていて、安定した収入があれば無担保でお金を借りることができます。審査に通ると専用のカードを発行、もしくはキャッシュカードにローン機能を付与し、それを使って限度額の範囲内でATM・CDなどから自由にお金を借りられます。

クレジットカードを使った「キャッシング」とは?

クレジットカードには買い物で利用できる「ショッピング枠」とは別に、ATMなどからお金を借りることができる「キャッシング枠」があり、カードを作るときに同時に申込をすることができます。審査に通過するとクレジットカードを使い、利用可能額の範囲内で出金ができるようになります。

カードローンとキャッシングの違いを様々な視点から解説

どちらもカードを使って借金をするということは共通していますが、実は様々な違いがあります。

借りるまでの手続き方法

カードローン
インターネットなどで申込ができ、来店不要で契約ができる場合が大半です。消費者金融や一部銀行(三井住友銀行など)は自動契約機を利用すればその場でカードを受け取れます。また、銀行のキャッシュカードにカードローン機能を付加できる一体型カードローンもあります。

土日祝日や夜も審査を実施する会社が増えており、融資までの日数は短め。最短で即日中に出金ができるケースも珍しくありません。カード発行よりも先に、即日中に振込で融資をしてくれる会社も多いです。

キャッシング
クレジットカードを作る際にキャッシング枠を付加するかどうかの質問をされますので、そのときに申し込むことができます。キャッシング枠を設けるためにはクレジットカードとは別に審査があります。

既にキャッシュカードを持っていてキャッシング枠がない場合は、お手持ちのカードの会員ページより申し込みができるケースが多いようです。実際に利用ができるようになるまでは数日~数週間かかる場合があります。

借入する方法は?

どちらのカードも、セブン銀行などのコンビニATMや、銀行ATMを使ってお金を借りることが可能です。

カードを使った借入手順

1.ATMの「お引き出し」ボタンを押す
クレジットカード使用時「クレジットカード」ボタンがある場合、そちらを押してからメニューを選びましょう。
(先にカードを挿入することで取引が始まるATMもあります。)

2.「お借入れ」ボタンを押す

3.カードを挿入し、暗証番号を押す

4.希望の取引を選択
1回払い・リボ払いなど選択できる場合は、希望するほうを選びます。一つしか選べない場合もあります。

5.金額を入力
一万円単位で金額を決める場合が大半です。

6.紙幣・ご利用明細・カードを受け取る

これが共通する基本のお金の借り方です。ATMで自分の預金を引き出すのと同じ感覚で使えるため、非常に便利です。

クレジットカードの振込サービス

カード会社によっては振込での融資を行っています。

例:JACCSカードのネットキャッシング
キャッシング限度額の範囲内で、手数料無料で振込キャッシングを行っています。web会員サービスより好きなときに申込できます。銀行の営業日の午前中に申し込めば当日中に希望金額が振り込まれます。

限度額は?

キャッシング
クレジットカードのキャッシング枠は、消費者金融同様に総量規制の対象になっています。また、ショッピング枠と共通の利用限度額が設定されているので、ショッピングで利用しすぎると限度額が下がります。

☆総量規制
消費者金融やクレジット会社からの借入金額の総額を、年収の3分の1以下に制限する決まりです。

そのため限度額はカードローンや消費者金融に比べると低めです。会社や審査状況によって変動しますが、キャッシング枠のみだと30万円~50万円程度が上限の会社が多いです。
関連記事:お金を借りるときの総量規制って何?希望額まで借りれない理由と対策

カードローン
限度額はクレジットカードよりも遥かに高めです。消費者金融は総量規制の対象ですが、使用用途によっては規制対象とならない場合もあるため、銀行と同じく限度額の上限が大きいです。

《銀行系》

商品名 限度額
みずほ銀行カードローン 800万円
楽天銀行スーパーローン 800万円
三井住友銀行カードローン 800万円
三菱UFJ銀行バンクイック 500万円

(2019/04/03時点)

《消費者金融系》

会社名 限度額
アコム 800万円
プロミス 500万円
アイフル 500万円
レイク 500万円

(2019/04/03時点)

実際にかかる利息は?

カードローンの利息の特徴

《銀行系》

商品名 実質年率
みずほ銀行カードローン 年2.0%~14.0%
楽天銀行スーパーローン 年1.9%~14.5%
三井住友銀行カードローン 年4.0%~14.5%
三菱UFJ銀行バンクイック 年1.8%~14.6%

(2019/04/03時点)

《消費者金融系》

商品名 実質年率
アコム 年3.0%~18.0%
プロミス 年4.5%~17.8%
アイフル 年4.5%~18.0%
レイク 年4.5%~18.0%

(上記の会社全てに、30日間の無利息期間が儲けられています)
(2019/04/03時点)

カードローンは限度額に応じて設定金利が変化しますので、金利の設定幅が広くなっています。また、優良な取引を長く行っていると金利を引き下げてもらえるチャンスもあります。

大手消費者金融会社は契約日より30日間は利息がかからないというキャンペーンを常に行っていますので、初回かつ短期間の融資であれば非常にお得に利用ができます。

キャッシングの利息の特徴

カード名 実質年率
ニコスカード 年14.94%~17.94%
(一般カード・リボ払い)
エポスカード 年18.0%
JCBクレジットカード 年15.0%~18.0%

ショッピングでの利用は無利息ですが、キャッシングの場合は年率18.0%前後の利息がかかります。銀行のカードローンの比べると金利が高いですが、消費者金融と比べると同水準といえます。

実際にかかる利息の比較

実際の利息は、残高×年率÷365×日数という式で算出ができます。銀行のカードローンとキャッシングとで、50万円を一ヶ月間借りたときに実際にかかる利息を比較してみましょう。

銀行のカードローン:年率14.5%
50万円×0.18÷365×30=5,958円

キャッシング:年率18.0%の場合
50万円×0.145÷365×30=7,397円

利率は%で数字にすると少ししか差がないように思えますが、実際はそうではありません。わずか一ヶ月間の利用でも1,000円以上の差が生じているのが分かります。もちろん、借りる金額が増えれば差額も大きくなるため、金利の差は非常に重要です。

返済方法は?

キャッシング
翌月以降に一括での返済、もしくはリボルビング方式(リボ払い)を選べるものが多いです。返済方法はショッピング同様、口座からの自動引き落としが大半です。JCBやニコス、三井住友VISAカードなど、大手のカード会社はATMやCDから追加返済ができます。

カードローン
毎月一定の金額を返済していくリボルビング払いがほとんどです。返済金額はその時の残高によって変動します。カードを使い、いつでも好きなときに追加返済ができることが特徴です。

月々の返済方法は会社によって異なります。銀行系カードローンは普通預金口座からの自動引き落としがほとんどです。大手消費者金融の場合はATMからの入金・自動振替・振込での返済など、様々な方法を選べます。

カードローンのメリット紹介

まずはカードローンのメリットを紹介します。メリットは主に2つ、以下のものが挙げられます。

手軽に利用できる

自動契約機やインターネットなどからすぐに申込ができ、最短でその日のうちにお金を借りることができるのがカードローンの魅力です。提携しているATMやCDも多く、困ったときにはカードがあれば好きなときに借入が可能。非常に手軽な存在です。

借入だけでなく返済も手軽です。毎月の返済とは別に、ATMやCD、もしくはインターネットから手数料無料で追加返済ができます。

金利が安く限度額も高め

キャッシングと比較すると限度額が高めで金利も低いことがメリットです。限度額が上がるたび金利も低くなるので、大きな金額を借りるときにはメリットを最大限に活かせます。

キャッシングのメリット紹介

対するキャッシングの魅力はどこにあるのでしょうか?ここでは主なメリットである2つを紹介します。

周りにバレにくい

カードローン用のカードがないため、周りから「お金を借りている」ということを知られにくいことがメリットです。

使いすぎを防ぐことができる

キャッシングはカードローンに比べると限度額が低く、あまり大きな金額を借りられません。これはデメリットですが、ついお金を借りてしまう方にとってはメリットになるとも言えます。枠が小さいので借りすぎを防ぐことができます。

また、利息が高いので「なるべく早く返済しなければ」という気持ちが無意識に芽生えます。早く返済したい方、計画的に利用したい方にとってはぴったりです。

キャッシングとカードローンの審査条件はどうなっているの?

お金を借りる際には審査があります。これはキャッシングも同様です。そこで、審査基準を紹介します。

カードローンの審査で影響する項目

・個人信用情報
融資を行う会社は必ず信用情報機関に加入しており、他社での借入状況などを共有しあっています。長期延滞や債務整理、貸倒などのトラブル(異動情報・ブラック)がある場合は契約ができません。

・他社の借入状況
借入している金額や会社の数が多すぎると融資が受けられません。申込の際に他社借入状況を申告する欄がありますが、虚偽の報告をしても信用情報機関を通して分かります。

・年収や勤務状況
収入は審査に大きな影響を及ぼします。金額だけでなく勤務形態なども審査に影響します。毎月の収入が安定していないと審査に通ることができません。

キャッシングにも審査がある!

クレジットカードは個人信用情報に異動情報がなければ契約ができるとされています。しかしキャッシングはそれとは別に審査があります。

キャッシング枠を申し込むと、カードローン同様、個人信用情報だけでなく年収や勤務状況、他社の借入状況などを考慮した審査が実施されます。

総量規制の対象ですので、他の消費者金融・クレジット会社含め年収の3分の1を超える金額は借入できません。審査状況によっては年収確認書類の提出を求められます。審査の厳しさについては消費者金融と同じくらいと言われています。

キャッシングも信用情報に影響するの?

キャッシングの審査の際は顧客の信用情報を参照します。また、クレジット会社と契約し借入をしたことも信用情報機関に記録されます。万が一長期延滞などのトラブルがあった場合は異動情報が登録され、他社での借入が一切できなくなりますので注意しましょう。

まとめ

あらゆる金融機関がカードローンを取り扱っており、困ったときにはすぐに申し込める環境にあります。利便性が非常に高いため、キャッシングよりもカードローンのほうが優れているというイメージを抱きがちです。しかしキャッシングにも様々な利点があります。状況によってどちらを使うか考えることをお勧めします。

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