友達からお金を借りるのは大丈夫?関係を壊さないようにする方法
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友達から「ちょっとお金を貸して欲しい」と言われたらちょっと複雑な気持ちになりますよね。逆の立場で考えると、あなたのお願いは相手に複雑な気持ちを持たせてしまいます。そう考えると「貸して」とは切り出せない人が多いかもしれません。
- 不快感を与えずに貸してもらう方法はないの?
- 関係は悪化しない?
- 返せなかったらどうなるの?
- 友達よりもカードローンのほうがいい?
ちょっと考えただけでも、これだけの不安要素や疑問点が浮かび上がってきます。ここでは、そんな不安や疑問を解決するために、上手に友人からお金を借りる方法について説明します。
友達からお金を借りる時に通りやすい理由
人を頼るということは、なぜお金が必要なのかという理由付けをしなくてはいけません。それではどんな理由であれば貸してもらいやすいのでしょうか。
ポイントは相手に負担をかけないということです。相手の懐事情が苦しくなるような、高額な借金をしないことが重要です。いくらくらいまで借りられるかということは、後ほど詳しく説明しますが、相手が経済的に苦しくならない額を借り、それに見合った理由であることが重要です。
また、相手に不快感を与えないことも重要です。例えばギャンブルに使うというのは、貸す側にとっては絶対に貸したくない理由のひとつです。貸さなくても困らないことに対して「貸して」というのは、友人であっても不快感を与えます。
相手に「仕方ないな」と思ってもらうことがとても大切で、例えば次のような理由ですと、意外とすんなり貸してもらえます。
- 財布を忘れて現金がない
- 一緒に遊びに行くのに持ち合わせが少ない
- 冠婚葬祭が続いて困っている
このような理由なら積極的に貸すことはなくても、なんとかしてあげようと思ってくれます。反対の立場でも、このような理由なら貸してもいいかなと思いますよね。
友達からいくらぐらいまでなら借りられる?
それではお金を借りるときには、いくらまでなら友達が工面してくれるでしょう?これは相手の立場や理由によっても違うと思いますが、無理なく自然に借りられるのは1万円くらいです。これくらいなら、「ごめん、持ち合わせがない」が通ります。
貸す側も、すぐに返済してもらえるのを期待できる額ですので、困っているならそれくらいならいいかなと考えます。それではもっと高額な借金は可能でしょうか?10万円や100万円といった額だとどんなリスクが考えられるでしょう。
10万円以上を借りるとなると、その友達との関係性が大きく影響します。例えば幼馴染で、苦楽を共にしてきたというような仲であれば、本当に困っている状態ならなんとかしてくれるかもしれません。
ただし、1万円の時のように気軽にというわけにはいきません。借用書を作ったり、金利を設定したりして、きちんとした環境を整える必要があります。そこまでしても、断られる可能性もありますし、人間関係が崩れてしまうリスクもあります。
友達からお金を借りるのは悪いこと?
そもそも友達からお金を借りるのは、社会的に悪いことなのか、それとも口に出さないだけで他の人はあたり前にやっていることなのでしょうか?
友人や知人からお金を借りてはいけないという法律はありません。法律だけで考えれば、日常生活の中で発生しても何の問題もないことです。それではなぜ、わたしたちは身近な人から借金をすることをネガティブに感じるのでしょう。
これは返せなくなったときへの不安や、借金への漠然とした罪悪感からくるものです。お金を借りるという行為そのものに後ろめたさを感じるのに、それを知り合いにお願いをするなんて恥ずかしいこと。そういう心理が働きます。
さらに、お願いをすることで、相手に負担をかけてしまうかもしれない、嫌な思いをさせてしまうかもしれない、そういう気持ちが「友達からお金を借りるのは悪いこと」と思わせてしまいます。
では、本当に悪いことなのでしょうか?それともよくあることなのでしょうか?
これは人によります。お金に関する考え方は人それぞれ違います。同じ10万円でも、笑顔で貸してくれる人もいれば、小言を並べて貸してくれる人もいます。それ以前に貸してくれない人もいるわけです。
このため、「悪いことだと思っている人もいる」くらいに考えておきましょう。実際に借りるときは、そのような人にお願いするのは避けましょう。
メリット/デメリット
世の中にはたくさんの金融業者があります。それらを利用せずに友達から借りるというのは、もちろん大きなメリットがあるからです。もちろんメリットばかりではなくデメリットもあります。どのようなメリットとデメリットがあるのかについて見ていきましょう。
メリット
- 家族にバレることがない
- 審査を受けずに借りることができる
- すぐに借りられる
- 返済に融通を利かせてもらえる
金融業者を利用する場合には、家族に隠して借りるというのは簡単ではありません。様々な書類が送られてきますし、電話連絡が入ることもあります。友人からなら連絡があるのは特別なことではありませんので、怪しまれることもありません。
また、金融業者のような審査がないため、相手の財布にお金があればすぐに借りることができるというのも大きなメリットです。最悪の場合、返済を数日待ってもらいたいというようなケースでも臨機応変に対応してもらえます。
デメリット
- 高額な借り入れはできない
- 返済でトラブルになる可能性がある
- 快く思わない人との関係性が悪化する
金融業者であれば100万円を超える額を借りることができますが、友達からというのでは、そんな高額な借り入れはできませんよね。基本的には10万円以下くらいの少額な借金しかお願いできないというのがデメリットのひとつです。
そして何よりも、人間関係が悪化する可能性が大きいのです。きちんと返済できれば問題ありませんが、完済できなくなったらそこで縁を切られる可能性もあります。また、周りの人たちに借りていることがバレて、それを快く思わない人から距離を置かれてしまう可能性もあります。
友達からお金を借りる時に借用書を作ろう
親しき仲にも礼儀ありと言いますが、友達からお金を借りるときには必ず借用書を作りましょう。飲み会のお金で数千円くらいならいいのですが、すぐに返せない額を借りる場合には借用書は必須です。
借用書と言っても、金融業者から借りるときのような立派なものでなくてもかまいません、手書きで必要事項だけ書いておけば十分です。
- 契約書を作成した日付
- 貸主の氏名・住所・押印(氏名は直筆サイン)
- 借主の氏名・住所・押印(氏名は直筆サイン)
- 借りた金額
- 金利
- 返済期日
- 返済方法
お互いが書類を保管するのであれば「金銭消費貸借契約書」と、書類の一番上に記載しましょう。細かいことですが、両方が書類を持つ場合は「借用書」ではありませんので注意してください。
金利はどれくらいが妥当?
借用書に記載する項目の中に金利がありましたが、そもそも金利は必要なのでしょうか?これは当事者同士で話し合って決めるしかありません。ただし、借りた側が「金利はなしで」と言うのはあまりよくありません。「金利は年1%でもいいかな?」と聞いてみましょう。
ほとんどの場合「金利はいらない」と言ってもらえるかと思います。そう言ってもらってから、金利なしで借りるようにしてください。この場合は、完済するときに菓子折りのひとつくらいはつけて返しましょう。
金利は自由に決めていいのですが、10万円以下の融資の場合は、年20%を超えないように注意してください。下限はありませんが上限は年20%と利息制限法により決められています10万円上100万円未満の場合は年18%です。
年1%は失礼かなと思うのであれば、年5%くらいで提案してください。友達関係ということを考えると、それくらいが妥当な金利です。
友達にお金を貸す側の心情
友達にお金を借りるときに考えてもらいたいのが、どんな心理で貸してくれるのかということです。これを理解していないと、友情にヒビが入ってしまうこともあります。
- 頼りにされていることを嬉しく感じる
- 自分のことを大切にされていないかもと不安になる
相反する心情ですが、人によってこのいずれかの心情になります。もしかしたら、この両方を抱えて、自分の中で葛藤することになる人もいるかもしれません。借りる側としては、この見極めがとても大切です。
きちんとした信頼関係ができていないのに借金をお願いするのは、とてもリスクが高いということを認識してください。お金以外の部分でも頼ったり頼られたりする関係でないと、自分が軽視されているのではないかと不安になり、微妙な距離ができてしまいます。
友達なら誰でもお願いをしてもいいということではありませんので、きちんと自分との関係の深さを考慮して、お願いする人を選びましょう。
友達にお金貸してと言われたらどうする?
自分が借りるときは、何としてでも貸してもらおうとしますが、自分が「貸して」と言われるのは嫌だという人、多いのではないでしょうか。実際に友達からの依頼なら、できるだけ断るのが理想です。ただし、相手を傷つけない理由をつけて断るようにしましょう。
- 生活がギリギリだから貸したくても貸せない
- 親に「友達との貸し借りはするな」と言われている
- お金の管理を自分がしていないので貸せない
このような理由ですと、依頼する側もしつこくお願いしてくることはないかと思います。ただ、貸せないと言うだけでは相手が不満そうな顔をするかもしれません。そういうときは、カードローンや債務整理などを勧めてあげましょう。
返さなかったらどうなる?
友達からお金を借りるときに一番心配なのが、「返済できなくなったらどうしよう」ということですよね。できれば考えたくもないことですが、そうなったときのこともきちんと把握しておきましょう。
返済できなくなったら、貸してくれた人との信頼関係はゼロどころかマイナスになると考えてください。それ以降、どんなお願いも聞いてくれませんし、それどころか縁を切られる可能性もあります。共通の友人からも距離を置かれてしまいます。信頼を失うというのはそういうことです。
そもそもあまり深い関係でないような場合は、裁判沙汰になることもあります。借用書がなくても返済義務は発生します。資産があるなどの返済できる状態なら、なんとかして返さなくてはいけなくなります。
ただし、債務整理を行って、法的に借金の帳消しが認められている場合は、返済を請求されることはありません。だからといって信頼関係が維持されるわけではありません。返済できなくなるというのは、大切な友達を失うことだと考えて、安易に「返せない」という判断はしないようにしましょう。
やむを得ず借りた後のアフターケア
返済できなくなったときに、大切な友達を失うというリスクを考えると、できれば借りるのは金融業者にしておきたいところです。ただ、どうしてもやむを得ず借りてしまった場合には、きちんとその後のアフターケアを行いましょう。
分割払いなら返済期日の数日前に入金する
もし月末が返済日だとしたら、その数日前28日や29日に返済を済ませておきましょう。返済日に「本当に返してくれるかな」という不安を感じさせないことが重要です。数日前倒しにするだけで、良い印象を与え、なおかつ安心してもらえます。小さなことですが、こうしたことが完済後もいい関係を維持するためにとても重要です。
質素倹約に努めて派手に遊び回らない
お金を借りたにも関わらず、毎日飲み歩いたり、高級品を購入していたりしていたら、相手は不信感を抱いてしまいます。完済するまでは派手に遊ぶことをせず、余計なお金があるなら、返済に充てるようにしましょう。最近はSNSで友達とつながっている人が多いかと思います。間違っても遊んだりお酒を飲んだりしている投稿をしないように気をつけてください。
カードローンと友達とどっちがおすすめ?
友達からお金を借りるのはかなりリスクも高いため、基本的には銀行や消費者金融のカードローンを利用することをおすすめします。消費者金融や一部の銀行では即日融資も可能ですので、すぐにお金を手にすることができます。
- いますぐお金が必要
- カードローンの審査を通過できない
このような状況であれば、友達から借りるという選択肢もありますが、そうでなければカードローンを使うことを優先させましょう。いくら低金利で借りられるからといっても、失うものの大きさを考えれば、友人にお願いするのは可能な限り避けるのが理想です。
ブラックリストに載ってどうにもならないというときや、いますぐ支払いをしないければいけないという状況でもない限り、金融業者から借りるようにしてください。
まとめ
友達からお金を借りる方法について説明してきましたが、しっかりと内容を理解できたでしょうか?最後に復習の意味も込めて、重要なポイントをまとめておきます。
- 頼むときは「仕方ないな」と思ってもらう理由をつける
- 10万円を超えるような額は借り入れしない
- 借用書(金銭消費貸借契約書)を作成する
- 金利を付けて貸してもらう
- トラブルを回避するためにできるだけカードローンを利用する
他にも重要なポイントがありましたが、少なくともこの5点だけはしっかりと頭に入れておいてください。基本的にはどうしても仕方がないとき以外には、友人から借りるのは避けるようにしてください。もし借りてしまったときには誠意を持って返済を進めてください。
ちょっとしたことで、これまで築いてきた信頼関係が壊れてしまうのが、友達同士のお金の貸し借りです。しっかりとした返済計画を立てて、相手に負担をかけないようにすることを意識しましょう。
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