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おまとめローンに保証人は不要!保証会社の審査を通れば一本化できる

By - カリタイムズ編集部  公開:  更新:

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いろいろな金融機関から借りたお金を一本化するために、おまとめローンの利用を考えている人が気になるのは、保証人を求められたらどうしようということではないでしょうか。誰かにお願いすることで、借金があることが知られてしまうのは嫌ですよね。

  • おまとめローンは保証人なしで利用できる?
  • そもそも保証人や担保ってなぜ必要なの?
  • 保証会社を利用して返済できなかったときはどうなる?

ここではそんな疑問を解決するために、おまとめローンと保証人の関係について解説していきます。

借金の一本化をしたいけど、保証人を求められそうで心配という人が読むことで、不安を解消した上でおまとめ利用できる内容になっています。

おまとめローンに保証人は「不要」

おまとめローンを利用するときに、保証人を求められたらどうしようと不安になる人もいます。

まず結論から言えば、おまとめローンに保証人は不要です。主要な金融機関の保証人の要不要をカンタンに紹介します。

みずほ銀行カードローン 担保・保証人不要
楽天銀行スーパーローン 担保・保証人不要
りそな銀行カードローン 担保・保証人不要
アイフル 担保・保証人不要
アコム 担保・保証人不要
プロミス 担保・保証人不要

おまとめローンに利用できる大手銀行のカードローンや、消費者金融のおまとめ専用ローンはいずれも担保も保証人も必要ありません。

じゃあ返せなくなったらどうなるの?と思うかもしれませんが、それについては次章で詳しく説明します。

ここではまず、借金の一本化をするときには、原則として保証人がいらないということだけ覚えておきましょう。

なぜおまとめローンは保証人が不要なのか

保証人は借りた本人が返せなくなったときに、代わりに返済する義務があります。

融資をする側にしてみると、代わりに返済する人がいるなら安心して融資を行うことができます。でも、借りる側にしてみれば、知り合いに「保証人になってほしい」とお願いすることになります。

昭和時代の日本なら、まだ義理人情で助けてくれる人もたくさんいましたが、今の時代には気軽にその役を引き受けてくれる人はほとんどいません。親から「保証人にだけはなってはいけない」と教わった人もいるかと思います。

そうなってくると、ローンの利用者が増えないどころかどんどん減っていきます。だったら、無担保・無保証人で貸してしまおうとなったわけです。

ただし、誰にでも貸すわけではなく「絶対に返済できる人」に限って融資を行います。それがローンの審査です。

金融機関はこれまでの融資実績を元に、完済できる人や債務整理しやすい人というのを判断し、融資の可否を決めます。それでも返済できなくなる人が出てきますが、多くの人に融資をしていれば、統計から何%の人が返済できなくなるかは分かります。

だとすれば、返済できなくなる人のことも考慮して金利を高く設定すれば、金融機関として赤字にはならずに済みます。少し話が複雑になったのでまとめておきます。

  • 返済できると判断した人にしか融資しない
  • 返済できない人が出ることを考慮して金利を決める

この2点によって、おまとめローンは保証人不要での融資を実現しています。ただ、銀行の場合には融資の可否を自社で判断できるほどのノウハウとデータがないため、保証人ではなく保証会社というシステムを採用しています。

次章ではそのシステムについて、詳しく説明していきます。

おまとめローンと保証会社の関係

銀行カードローンやフリーローンをおまとめローンとして利用するときには、ほとんどのケースで保証会社が関係してきます。

保証会社というのは、借りた人が返済できなくなったときに代わりに返済(代位弁済)し、銀行の損失を穴埋めしてくれます。

例えばAさんがおまとめローンとして、100万円を銀行から借りたとします。30万円返済したところでリストラされて返済できなくなったとします。そうすると残り70万円を保証会社が銀行に支払います。これまで保証人がおこなってきた役割を、仕事として行っているのが保証会社だと考えてください。

それだと保証会社は損するだけだと思うかもしれませんが、保証会社は銀行から保証料を受け取っています。正確には、お金を借りた人の支払う利息の一部が保証料になっています。おまとめローンを借りた人は、知らないところで保証会社にお金を払っているというわけです。

ちなみに、銀行でおまとめローンを申し込んだときには、銀行だけでなく保証会社も審査しています。保証会社は消費者金融などの金融ノウハウのある会社が行いますので、自社のデータベースから「このステータスなら大丈夫」「危険だから融資しないほうがいい」というように判断します。

よく「銀行の審査に落ちた」と言う人がいますが、そのほとんどが銀行ではなく保証会社の審査に落ちています。これについては細かく知っておく必要はありませんが、そのような仕組みになっていることだけ頭の片隅に置いておいてください。

保証人や担保とは何か

ここまで保証人や担保という言葉をあたり前のように使ってきましたが、そもそも保証人や担保が何のためにあるのかについても説明しておきます。

銀行にしても消費者金融にしても、お金を貸したときに発生する利息によって利益を得ています。その前提にあるのが、「貸したお金が返ってくる」ということです。100万円を10万円の利息で貸したとしたら、返済時には110万円戻ってきて10万円の利益になります。

ところが、返済の途中で問題が発生して自己破産をされてしまうと、利息どころか元金までも失ってしまいます。例えば利息も含めて55万円払ったタイミングで自己破産をされると、45万円のマイナスになります。

これではとても商売になりませんよね。金融機関は慈善事業ではありませんので、株主や社員のためにも利益を上げなくてはいけません。そこで、貸すときに担保をつけています。もし返済できなかったとき、担保にしたものを使って返済に充てるわけです。

担保には人的担保と物的担保の2種類があります。

人的担保は保証人や連帯保証人と呼ばれるもので、借りた人が返済できなくなったときに返済する義務が発生します。物的担保は持ち家などの不動産が該当し、借りた人が返済できなくなったときには、それらを売却して返済に充てます。

このような担保があるとおまとめローンにおいてどんなメリットがあるのか、次章で詳しく説明していきます。

保証人や担保があるとどうなるのか

上の例では100万円借りて55万円返済したところで返済不能になりましたが、保証人がいる場合には、借金の残り45万円を保証人がそのまま引き継ぐことになります。ただし、実際には借りた人が返済できくなって一括返済を求められている状態で引き継ぐことが多いため、保証人も当然一括返済を求められます。

担保も同じことで、返済ができなくなったときには不動産などを売却して、一括返済に充てられます。もちろん返済に充てた残りは戻ってきますが、担保になったものは戻ってきません。

保証人の場合には、一括返済を求められることが多いため、保証をした人も自己破産などの債務整理に追い込まれることがよくあります。そうなると金融機関は結局回収できなくなります。

でも保証人がいるのには、もうひとつ別の意味があります。

例えば、親に保証人になってもらったとします。借金を返すのが困難になったとき、親に迷惑がかかると思うと、そこでなんとか踏ん張ろうとしますよね。そもそも困難にならないように、生活も節制することになり、債務整理リスクが下がります。

持ち家などの不動産も同様です。家を失わないようにするために、きちんと返済を続けるという心理になるという意味で、保証人や担保という制度が使われています。

ただ、すでにお伝えしましたように、おまとめローンは保証会社が保証しますので、そのような心理面での抑制が働きにくくなっています。

だからといって、借金を踏み倒してもいいというわけではありません。

次章では、保証会社が保証をする場合や、保証人不要のおまとめローンを利用したときに返済できなくなったらどうなるかをご紹介します。

保証人不要なら踏み倒してもいい?

保証人不要だったり保証会社が代位弁済してくれたりするなら、借金は踏み倒してしまえばいいと思うかもしれませんが、世の中そんなに甘くはありません。借金を返済できなくなったら、金融機関から借金返済の督促があります。

代位弁済をしてもらったら、今後は保証会社に借金の残りを支払っていくことになります。保証会社は借金残高を銀行などに払うかわりに求償権を得ます。借金の借り先が銀行から保証会社に変わるだけで、借金がなくなるわけではないのです。

いずれにしても、滞納状態が続くと一括返済の催促があり、それに応じない場合には裁判を起こされます。その後、判決にもとづいて金融機関や保証会社が、給料や不動産などの差し押さえを行います。預貯金はもちろんのこと、生命保険なども差し押さえられてしまいます。

ない袖は振れないということで返済しないで逃げようとした場合、最終返済日から5年経過すると時効になります。ただし、それまでのあいだに金融機関が1度でも返済の請求をすれば、時効が中断し、さらに裁判を起こすと時効は10年間伸びます。

金融機関次第ではありますが、その気になれば踏み倒すことはできず、永遠に借金を背負い続けることになります。

また、借金を返せなくなったことで、個人信用情報に金融事故の履歴が残ります。いわゆるブラックの状態になり、その履歴が消えるまでクレジットカードの作成や更新ができなくなりますし、金融機関からの借入れもできなくなってしまいます。

この状態から抜け出す方法は、借金を返すか自己破産などの債務整理しかありません。このように、保証人不要だからといって借金を踏み倒すことはできない仕組みになっていることを覚えておきましょう。

保証人が必要になるケース

おまとめローンでは原則として保証人が必要ないと説明しましたが、実は商品によっては保証人や担保を求められることがあります。

例えば収入のない主婦への融資など、金融機関側が「この人にお金を貸すのはハイリスク」と判断した時に保証人を求められることがあります。

正確には保証人ではなく、配偶者や親権者の同意が必要になりますが、金融機関によっては保証人になることを求めてくることもあります。また、これらに該当しなくても借入額が大きくなるようなおまとめローンも保証人が必要になることもあります。

どのようなおまとめローンだと保証人を求められるのかを、次章で詳しく説明します。

保証人がいるおまとめローンの特徴

  • おまとめしたい借金の額が大きい
  • 低金利ローン

保証人や担保を求められるおまとめローンの特徴としては、この2点が挙げられます。

例えば楽天銀行の不動産担保ローンは、最大1億円借りることができますが、不動産を担保にしなくてはいけません。このとき家族の不動産も担保に使えますが、担保を提供した人は連帯保証人にならなくてはいけません。

不動産担保は少し極端な例ですが、他にも低金利で高額な借入れのできるフリーローンですと、審査結果によっては保証人を求められることもあります。

保証人を家族や知人にお願いすることは、かなり負担を掛けることになるので避けたいところですが、保証人なしでは借りられない状態の人でも、保証人がいるからこそ融資を受けられるというケースもあります。自分のステータスが低いという自覚があるなら、最初から保証人や担保を必要とするおまとめローンを選ぶという考え方もあります。

ただし、現在は保証会社が保証するのが主流で、保証人を立てて借りることのできるおまとめローンはかなり少ない状態です。

まずは、保証会社を使って借りられる商品で審査を受けてみましょう。

ただし、その場合に注意点が1つあります。何に注意すればいいのか次章で解説します。

金融機関を変えても保証会社が同じだと審査に落ちる

銀行などのカードローンは、ほぼすべて保証会社が保証する形で融資を行っています。

この保証会社というのは消費者金融もしくはその関連会社が行っていますが、保証会社の数がそれほど多くないため、違う金融機関でも同じ保証会社を利用しているということがよくあります。

銀行Aと銀行Bという2つの金融機関で保証会社Cを使っていたとします。

このとき、注意したいのが銀行Aの審査に落ちたら、高確率で銀行Bの審査に落ちるということです。すでに簡単にお伝えしましたが、審査は保証会社Cの判断でほぼ決まるためです。

もちろん金融機関ごとに保証料の違いなどがありますので、審査のハードルに多少の差が出ることはあります。ただ保証会社Cの審査内容は変わりませんので、審査に落ちてしまう可能性がかなり高くなってしまうということを頭に入れておいてください。

同じ保証会社で審査を受けてしまわないように、次章では主要おまとめローンがどの保証会社を利用しているかを一覧にしてご紹介します。

主要おまとめローンの保証会社一覧

みずほ銀行カードローン オリエントコーポレーション
楽天銀行スーパーローン 楽天カード、セディナ
りそな銀行カードローン りそなカード、オリックス・クレジット
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 アコム
イオン銀行カードローン イオンクレジットサービス、オリックス・クレジット
セブン銀行カードローン アコム
三井住友銀行カードローン SMBCコンシューマーファイナンス

上記のような大手銀行ではそれほど保証会社が重なることはありませんが、これに地方銀行などが加わると同じ保証会社になることがよくあります。

横浜銀行カードローン SMBCコンシューマーファイナンス
北海道銀行カードローン アコム
みちのく銀行おまとめローン「らくらく応援隊」 オリエントコーポレーション

おまとめローンの審査に落ちたときには、すぐに別の金融機関で審査を受けたくなる気持ちは分かります。

それでも、きちんと保証会社を調べて、同じ保証会社の審査を受けないで済む金融機関で申込みを行いましょう。

おまとめローンは審査が厳しいため、少しでもステータスが足りていない場合には融資を断られる可能性があります。

もし保証人不要のおまとめローン審査に落ちたときに、どうすればいいのかを次章でご紹介します。

保証人不要のおまとめローンの審査に落ちたら

  • 消費者金融のおまとめ専用ローンを利用する
  • 保証人や担保が必要なおまとめローンを利用する

まず、銀行のおまとめローンで審査落ちした場合には、消費者金融のおまとめ専用ローンでの一本化を目指しましょう。消費者金融も保証人不要ですが、金利を高くすることで銀行よりも融資を受けやすくなっています。

ただし、審査を受けた銀行の保証会社になっている消費者金融は、できるだけ避けるようにしてください。保証と融資では審査のハードルが違いますが、審査内容は同じですので融資を断られる可能性がかなり高いため、他の消費者金融で審査を受けてください。

また、不動産担保ローンのように、担保や保証人をつけてお金を借りるという方法も有効です。特に不動産担保の場合には、金融機関が損をすることがほとんどありませんので、保証人不要のおまとめローンで審査落ちした人でも融資を受けられる可能性があります。

ただし審査に時間がかかりますので、どこからも借りることができなかったときの最終手段として覚えておき、まずは消費者金融を頼って借りるようにしましょう。

まとめ

  • おまとめローンのほとんどが保証人不要
  • 銀行は保証会社を利用してお金を借りる
  • ローンの審査は保証会社が行う
  • 保証人がいなくても借金の踏み倒しは不可
  • 審査落ちしたときは同じ保証会社の金融機関は使わない

たくさんの情報をお伝えしましたので、最後に少し頭を整理しておきましょう。

重要なポイントとしてはまず覚えておきたいのは、おまとめローンのほとんどが保証人不要ということです。

ただし、保証会社を利用して保証人の代わりになってもらいます。

ローンの審査は銀行などの金融機関でも行いますが、基本的には保証会社が自社のノウハウを活用して行います。

また、保証会社への保証料は毎月返済するときに支払う利息の中に含まれていますので、別途請求されることはありません。

保証人がいないと「踏み倒してもいいかな」と思ってしまいがちですが、借金を完済するか債務整理をしないかぎり、借金がなくなることはありません。裁判で給料の差し押さえをされてしまうこともありますので、返済しないで放置ということはしないでください。

また、おまとめローンの審査に落ちたときには、また別の金融機関で申し込むことになりますが、このとき同じ保証会社を利用している金融機関は避けるようにしましょう。

審査のハードルに違いがあっても、審査のポイントは変わりませんので、審査落ちする可能性がかなり高くなります。

審査落ちしたら別の保証会社を使っている金融機関を利用するか、消費者金融を利用して借金の一本化を目指しましょう。

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