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審査の甘いおまとめローンはある?どうすれば審査に通過できる?

By - カリタイムズ編集部  公開:  更新:

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おまとめローン」とは、複数ある借金を一社にまとめ、返済の負担を減らすローンです。おまとめローンを組むことで金利が低くなる、返済の手間が軽減されるなどのメリットがあります。
誰でもすぐに借金をまとめられるわけではなく、おまとめローンには審査があります。審査は甘い、と言われることもありますが、実際はどうなのでしょうか。今回はおまとめローンの審査基準や、少しでも審査に通りやすくするコツを紹介します。

【結論】審査が甘いおまとめローンは存在しない

先に結論をお話すると、審査が甘いおまとめローンというものは存在していません
会社によって審査の基準に違いはありますが、「審査が甘い」というおまとめローンはないのです。その理由の主なものは以下の2つです。


理由1.高いお金を貸すことになる
理由2.貸す相手が多重債務者である

それぞれについて、少し詳しく説明していきます。

理由1.高いお金を貸すことになる

おまとめローンは、他社で借りている分を全て返済させるローンです。そのため借りる金額は、借金をしている金額の合計となります。金額は人それぞれですが、決して低い金額ではないはずです。大きな金額を貸すということは会社にとってリスクを伴いますので、甘い審査をするわけにはいきません。

理由2.貸す相手が多重債務者である

多重債務者」という言葉を聞くと、「借金が増えすぎて返済が困難になっている人」というイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし実際「多重債務」とは、2社以上の会社から借入をしている人のことを指します。

借入をする会社が2社以上あるということは、それだけお金に困っているという証拠であり、借金している会社数を減らすほどの生活ができていない証拠でもあります。そのような方にお金を貸すのですから貸倒のリスクもあり、甘い審査はできません。審査をする会社も慎重にならざるを得ないのです。

ということは、おまとめローンの審査に通過することは不可能なのでしょうか?実際はそんなことはないので、次章以降は審査に通るために必要な情報をまとめて紹介していきます。

審査に受かる確率を上げることが重要

甘い審査はしないとは言っても、おまとめローンに申込をした全ての人が審査に落ちるわけではありません。おまとめローンに申込む人の中には、何件も借入があってかなり行き詰った状態で申込む人もいるのが現状です。金融機関はそういった人による貸倒を防ぐため、厳しい目で審査をしなくてはいけないのです。

しかし、おまとめローンの審査が甘くないからといって諦めてはいけません。必ず借りられると断言できるわけではありませんが、審査に通る確率は上げることができます。また、審査で考慮されるポイントを知っておくことで、おまとめローンへ申込をする際の心構えもできます。審査の基準や借りられる可能性を上げるポイントについては、この後の項目で説明をしていきます。

おまとめローンの審査基準は?

おまとめローンの審査基準は会社によって違いがありますが、審査で考慮される項目はどの会社でも共通しています。申込の際に申告した内容は全て審査に影響していますが、特に大きく審査に関係するのが以下の項目です。

  • 勤務先
  • 勤務年数と勤務形態
  • 年収
  • 他社の借入件数
  • 事故情報の有無

それぞれの項目をこれから詳しく説明していきます。

勤務先

おまとめローンを組んだ後は毎月一定の金額を返済していきますので、返済をするための収入源は審査に大きな影響を及ぼします。会社そのものが不安定な状態では、途中で収入が途絶えてしまうかもしれませんので、審査は通りにくくなります。逆に、公務員や大企業は審査に通りやすくなると言われています。

勤務年数と勤務形態

会社で働いている期間が長ければ長いほど、収入がこれからも安定した状態が続くとみなされ、審査に通りやすくなります。働き始めて1年未満の場合は辞めてしまう可能性が高いため、ローン審査は厳しくなります。また、アルバイトよりも正社員のほうが収入が安定しているため審査に通りやすいです。

年収

年収は高ければ高いほど審査が甘い、というイメージを抱かれがちです。しかし実際は年収そのものより、他社の借入とのバランスが重要視されやすいです。年収が高くても借り入れが多すぎては審査に通りません。逆に、年収が少なくても借入が少ない場合は審査に通る可能性があります。

他社の借入件数

複数のローンをまとめるためのおまとめローンではありますが、件数が多いと「返済に行き詰っている状況である」とみなされ、断られる可能性が高くなります。

事故情報の有無

過去に長期延滞をしていたり、債務整理や貸倒などをしていた場合は個人信用情報機関に事故情報(異動情報)が記録されます。いわゆるブラックと呼ばれる状態ですね。ブラックの人はおまとめローンを断られる可能性がかなり高いです。

どこのおまとめローンに申し込む際も、これらの項目は必ずチェックされます。しかし、どれほどの厳しさで確認するのかは金融機関によって異なります。そのため、審査が甘い、厳しいと言われることになるのです。

銀行と消費者金融ならどっちが審査が甘い?

おまとめローンをするとなると、総量規制の対象外である銀行のローン(カードローン)か、消費者金融のおまとめ専用ローンを選ぶことになります。インターネットなどではよく「消費者金融のほうが審査が甘い」と記載されていることが多いですが、前の項目で述べたとおり「審査が甘い」ということはありません。本章では、なぜそう言われるのかその理由を解説していきます。

理由は、銀行の審査が消費者金融より厳しいため

ではなぜ消費者金融が「審査が甘い」といわれているかというと、銀行の審査が厳しいからです。銀行のローンは消費者金融に比べると金利が低く設定されていますね。つまり、お金を貸したときの利益は消費者金融よりも低め。利益が低い分貸倒のリスクを減らさなくてはいけないため、審査が厳しくなる傾向があります。

決して「審査が甘い」というわけではない

それぞれの審査の基準についてははっきりと分かりませんが、実際に申込をして「銀行ではダメだったけど消費者金融では借りられた」という人が多いのは事実です。銀行より借りられる人が多いため、結果として「消費者金融は甘い」というイメージが強くなっているのが現状です。実際に審査が甘いということは絶対にありませんので注意してください。

両者の違いを理解したところで、どの順番でおまとめローンを申し込んだら良いのか次章で説明していきます。

まず銀行のカードローンに申し込もう

銀行の審査は厳しいですが、その分安い金利で利用ができるのは魅力的ですね。おまとめローンを検討しているなら、まずは銀行のカードローンに申込をしてみることをオススメします。その上で知っておきたい情報を本章では紹介していきます。

申込できる回数には限度がある

金融機関に申込をすると、「申込をした」という情報が個人信用情報に記録されます。この情報が1ヶ月に3、4件程度を超えると「申込ブラック」とみなされ、借入ができなくなります。一度申込ブラックになると半年を待たないと記録が消去されません。そのためやみくもに申込をする事は禁物です。

銀行がダメなら消費者金融のおまとめ専用ローンを

銀行のカードローンに落ちたら、次はより利率が高い銀行のローンに申込をしましょう。自信がない方、審査落ちした理由に心当たりがある方は、2件目から消費者金融のおまとめローンに申込むとよいでしょう。

消費者金融は銀行と違って総量規制の対象です。そのため本来なら年収の3分の1を超える金額は借りられないのですが、「おまとめ専用ローン」は規制の対象外です。必ずおまとめ専用のローンを選ぶようにしてください。

申込できる回数は限られていますので、できるだけ万全の状態で申込をするようにしましょう。

おまとめローンの審査に通るためのコツは?

会社選びも大切ですが、少しの心がけて審査に通りやすくすることができます。必ず審査に通るというわけではありませんが、ここでは申込をする前や申込の時に気をつけたいことを紹介します。審査通過の大事なポイントは以下の3つです。

  • 申込み内容を正確に記入する
  • 嘘の申告をしない
  • 借入件数をできるだけ減らす

申込み内容を正確に記入する

申込をした内容に間違いがあると、本来なら審査に通るはずの人でも審査に落ちます。最近ではインターネット・スマホからの申込の増加により、勤務先の入力ミス、住所のミスや電話番号のミスなどが非常に増えています。申込の時はくれぐれも気をつけましょう。

嘘の申告をしない

審査に落ちるのが怖いからといって、他社の借入状況を少なめに申告するなど、自分をよく見せようとする人もいます。借入状況などは個人信用情報機関を通して分かります。金融機関もかなり慎重に審査を行っていますので、嘘はバレると思ったほうがよいでしょう。

審査はコンピューターで自動的に行われていますが、審査の最終決定は金融機関の社員です。嘘をつくと信頼度が下がり、審査に影響を与えるかもしれません。かならず正直な内容を申告するようにしましょう。

借入件数をできるだけ減らす

審査に際して「借入が○社以上だと借入不可」という基準を定めている会社は多いようです。会社によって基準は異なりますが、4件以上になると審査はとても厳しくなると言われています。借入件数は多くても3件以内に収めるとよいでしょう。もしあと数回の返済で完済ができそうなローンがあれば、少し無理をしてでも前倒しで返してしまうことをオススメします。これに関しては、裏ワザのような方法があるのでカンタンに紹介します。

先に消費者金融などでまとめてから、銀行で一本化という方法もあり

あまり金額が大きくないローンが数件ある場合は、先に消費者金融のおまとめローンでまとめてしまうという手もあります。会社数を大幅に減らすことができれば、より低い利率の銀行のカードローンの審査に通る可能性も上がります。

これだけ覚えておけば、おまとめローンの審査にはかなり通過しやすくなるでしょう。とはいえ、それでも落ちてしまうのが審査です。そこで次章では、その時どうしたらいいのかを紹介していきます。

もしおまとめローンの審査に落ちたらどうする?

おまとめローンの審査は甘いということはありませんので、最善を尽くしても審査に落ちることはあります。落ちたあとはどうすればよいのでしょうか。考えられる方法は以下の3つです。

方法1.不動産などの担保ローンを検討する
方法2.あと半年間は払い続ける
方法3.債務整理を検討する

方法1.不動産などの担保ローンを検討する

銀行などで不動産(住宅や土地)を担保にする「有担保ローン」を申込むと、担保があるということが強みになり、審査に通りやすくなる場合があります。銀行の窓口などで相談をしてみましょう。返済が滞ると担保を手放すことになる点に注意してください。

方法2.あと半年間は払い続ける

個人信用情報から申込情報が消えるまでは最長で6ヶ月間です。支払いに余裕があるのであれば、その情報が消えるまでの間支払いを続け、再度申込をするという方法もおすすめです。

なぜなら、半年経つうちに以下の改善ができるからです。

  • 借入金額が減る
  • 勤続年数が増える
  • 年収が増える可能性がある

こうした改善をすることで、審査に通る可能性が少し上がるためです。

方法3.債務整理を検討する

返済が続けられなさそうな場合は債務整理を検討するのも手です。債務整理をするとブラックになるというデメリットがありますが、返済を大幅に軽減でき、精神的な負担もかなり和らぎます。

債務整理には早すぎるということはありません。手遅れになってから債務整理を行うと、自己破産しか手を打てなくなるケースもあります。破産は財産を手放さなくてはいけない、官報に載る等、デメリットも大きい手段です。

早いうちに弁護士などに相談をすると、破産以外の様々な手段を選ぶことができますので、返済が難しいと感じたら早めに相談をするようにしましょう。

審査が甘い!多重債務でもOK!等と謳う金融機関に注意

広告などで「審査が甘い」という文言を見た事がある方もいるでしょう。誰でも審査は不安です。審査が甘いと言われると、自分でも大丈夫かもしれない…と思ってしまいますよね。

しかし何度も繰り返しますが、審査が甘い金融機関は存在しません。「審査が甘い」というような文言を見た時点で、その会社からは離れましょう。なぜなら、健全な営業を行っている金融機関は「誰でも借りられる」というような借入を助長する宣伝を禁止されているためです。

ヤミ金から借りるならその前に債務整理を

「ブラックOK」「審査が甘い」等、甘い宣伝文句を謳う業者はいわゆる「ヤミ金」です。手を出すと取り返しがつかないことになります。実際に利用をすると、違法な金利を請求されるだけでなく、完済をさせてもらえない、口座が犯罪に利用されるなど、様々なトラブルに巻き込まれ、人生を棒に振ることになります。

どこからも借りられない状態に陥っていると「ヤミ金でもいいから借りたい」と思うかもしれません。しかし、消費者金融のおまとめローンの審査に通らない時点で、既に借金に行き詰っているという証拠でもあるのです。ヤミ金から借りるよりも先に債務整理を検討しましょう。 

まとめ

最後に、おまとめローンの審査についての重要なポイントをまとめましたので、おさらいをしましょう。

1.審査が甘いおまとめローンはない

おまとめローンは多重債務者に貸し出すローンで、金額も高くなります。貸倒を防がなくてはいけないという観点より、甘い審査は行っていません。

2.消費者金融より銀行のほうが厳しい

消費者金融のおまとめローンは審査が甘いと言われていますが、実際はそのようなことはありません。銀行の審査が厳しいため、消費者金融が甘いという印象が先行してしまっているのです。消費者金融のほうが借りられる人が多いというのは事実ですが、甘いということは絶対にありません。

3.申込できるチャンスは3回と考えよう

短い期間に何回も申込をすると、申込ブラックになり半年の間審査に通らなくなります。おまとめローンに申込をするなら1ヶ月に3回までと考えましょう。審査に通る確立を上げるためには、正確な情報を申告し、借入している件数をできるだけ減らしましょう。

4.「審査が甘い」と言っている会社はヤミ金

借入を助長するような宣伝や、誰でも審査に通るという印象を与える宣伝は法律で禁止されています。審査が甘い!と大体的に謳っている会社はヤミ金です。ヤミ金を利用すると周りに借入が知られたり、犯罪に巻き込まれたりするという事例も報告されています。絶対に利用はやめましょう。

おまとめローンは多重債務者向けのローンですが、審査が甘いということはありません。万全の状態で申込をすることがポイントです。おまとめローンの審査に落ちてしまい支払いを継続することが難しい場合は、ヤミ金には決して手を出さず、債務整理を検討しましょう。

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