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おまとめローンはどこで相談すればいい?最適な窓口を選ぶポイント

By - カリタイムズ編集部  公開:  更新:

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いくつもの金融機関からお金を借りて返済困難になりそうなときに、おまとめローンを使えば返済が楽になります。ところが、金融機関ごとに商品の特徴に違いがあり、どれを選んでいいのか分かりませんよね。

  • 中立な立場で対応してくれる窓口はどこ?
  • 商品の内容や申し込みの手順を知りたいときはどうすればいい?
  • 忙しくて来店できないけど相談できる?
  • すでに借りているおまとめローンの相談はできる?
  • 1本化だけでなく債務整理の相談も合わせてしたいけど、どこですべき?

ここではそんな疑問を解決するために、おまとめローンの相談窓口についての情報をまとめました。これから借金を整理したい人が読むことで最適な窓口がわかり、スムーズに借金問題を解決できる内容になっています。

おまとめローンの相談はここでできる

おまとめローンの相談といっても、すでに利用している場合や、これから利用したいと考えている場合で相談内容が違ってきますよね。このため、状況に応じて適材適所で相談する必要があります。ここではまず、想定できる4つの状況ごとに、どこで相談すればいいのかご紹介します。

すでに利用中で返済が厳しい時

すでにおまとめローンを利用しているけど、病気やケガなどで仕事ができない状態になって、返済が厳しくなったという人もいますよね。いくらおまとめして返済が楽になったとはいえ、収入が途絶えたのでは、返済ができません。

そういうときに相談する相手は弁護士もしくは司法書士(借金の額が140万円以内で任意整理をするとき)のどちらかで、債務整理を進めていくことになります。

いきなり債務整理や任意整理という言葉が出てきても意味が分からないかもしれません。このケースについては、後ほど詳しく説明します。ここでは、おまとめローンの返済が困難になったときには、弁護士か司法書士に相談するということだけ頭に入れておいてください。

これから一本化したくて選び方がわからない

これから借金をまとめるという人は、銀行や消費者金融で商品についての説明を受けるのが1番ですが、どの金融機関も「うちの商品がいいです」としか言いません。「それでしたら他社の……」と正直に教えてくれることはありません。

この場合には、公平な立場でおまとめローンの選び方を教えてくれる窓口に相談しましょう。多重債務の相談窓口としては、金融庁が下記の6つを紹介しています。

  • 日本弁護士連合会
  • 日本司法書士会連合会
  • 法テラス(日本司法支援センター)
  • 日本貸金業協会
  • 日本クレジットカウンセリング協会
  • 全国銀行協会

この6つが中立な立場で相談に応じてくれる相談窓口です。ただし、日本弁護士連合会と日本司法書士会連合会は債務整理を前提とした相談をすることになりますので、おまとめローンについての相談としては適していません。この2つを省いた4つについて特徴を見ていきましょう。

法テラス(日本司法支援センター)

法テラスは、国によって設立された法的トラブルを解決するための案内をする機関です。実際に解決するために動いてくれるわけではなく、アドバイスを受けることができます。もちろん、おまとめローンについての選び方などを、丁寧に説明してもらえます。

利用は無料で、弁護士が相談に応じますので、債務整理すべきかどうかも合わせて相談できるというメリットがあります。

公式サイト:https://www.houterasu.or.jp

日本貸金業協会

日本貸金業協会は貸金業界の自主規制機関で、借金問題を解決するために「貸金業相談・紛争解決センター」を設置しています。この貸金業相談・紛争解決センターでおまとめローンの選び方についての無料相談ができます。返済状況に応じて、1本化以外のアドバイスを受けることもできます。

公式サイト:https://www.j-fsa.or.jp

日本クレジットカウンセリング協会

クレジットや消費者ローンを利用して多重債務になってしまった人への、カウンセリングを無料で行っているのが日本クレジットカウンセリング協会です。借金の1本化だけでなく、任意整理を行うためのサポートも受けることができます。

公式サイト:http://www.jcco.or.jp

全国銀行協会

全国銀行協会は銀行業界のとりまとめを行っている組織で、多重債務問題の対応としてカウンセリングサービスを行っています。銀行で借りたお金の返済が困難になった人を対象としていますので、借入先が消費者金融のみの人は利用できませんが、こちらも無料で相談できます。

公式サイト:https://www.zenginkyo.or.jp

おまとめローンのメリットを知りたい

おまとめローンを利用するメリットについて知りたい場合は、公平中立な立場でなくても問題ないので、上でご紹介した窓口だけでなく、銀行や消費者金融などの窓口も活用しましょう。どの窓口で聞いても丁寧に対応してもらえます。

ただし金融機関の場合は、どうしても自社の商品を中心に説明してきます。気をつけてもらいたいのが消費者金融と銀行の違いです。消費者金融のおまとめローンは銀行で借りたお金をまとめることができませんので、銀行からの借入れが多い人は、銀行の窓口で相談しましょう。

おまとめローンの申込み方法がわからない

おまとめローンを利用することを決めたのであれば、そこからは利用したい銀行や消費者金融の窓口や電話で相談しましょう。申込み方法は金融機関によって違います。店頭での申し込みとなっている金融機関もあれば、電話からの申し込みとなっている金融機関もあります。

それぞれに申込方法が違いますので、必ず利用する予定の金融機関に問い合わせて教えてもらいましょう。

窓口で相談したい場合は銀行がオススメ

  • どこから借りた借金でも1本化できる
  • 金利が低くて返済総額を減らしやすい
  • 他の人に見られても言い訳しやすい

おまとめローンのメリットを知るためには、銀行の窓口がおすすめとお伝えしましたが、その点についてもう少し詳しく説明します。上の3つが、銀行の窓口をおすすめする理由です。それぞれの理由について見ていきましょう。

どこから借りた借金でも1本化できる

これについてはすでにお伝えしましたが、消費者金融のおまとめローンは貸金業から借りたお金しか1本化できません。消費者金融やクレジットカードのキャッシングの借金はまとめることができても、銀行から借りたお金は1本化できません。

ところが銀行は、そもそもおまとめローンというものがなく、既存に使用用途自由な商品を利用して1本化するので、どこから借りたかといことは問われません。闇金から借りたお金や、友人から借りたお金であっても、銀行ならまとめることができます。

金利が低くて返済総額を減らしやすい

銀行を利用するメリットは、消費者金融よりも金利が低いことにあります。借金を1本化するときには、金利というのがとても重要です。低金利で借りた借金を、高金利のおまとめローンでまとめてしまうと、返済総額がおまとめ前よりも増えてしまいます。

反対により金利の低い商品でまとめることができれば、返済総額を減らしたり、返済総額を変えずに返済期間を長くしたりできます。このため、窓口で相談するなら銀行をおすすめします。

他の人に見られても言い訳しやすい

もうひとつ大事なのが、窓口で相談するときには誰に見られているか分からないということです。銀行や消費者金融だけでなく、公的機関でも相談前後に知り合いと鉢合わせする可能性があります。このとき、消費者金融や公的機関の窓口ですと借金問題を抱えているのがバレてしまいます。

ところが銀行の場合には様々な相談ができますので、「住宅ローンの相談してた」というような言い訳ができます。知り合いに借金で悩んでいることを知られたくないなら、言い訳がしやすいという理由でも銀行の窓口が適しています。

銀行で相談できる内容

  • どの商品を選べばいいのか?
  • 自分の借金を1本化することは可能か?
  • 申し込みの手順は?
  • 返済期間をどれくらいに設定すればいいのか?
  • 適用金利はどれくらいか?
  • 返済の途中で収入が減ったらどうすればいいのか?

このように、銀行で相談できる内容は幅広く、わからないことや不安に感じていることはすべて相談することができます。特に銀行の場合には、おまとめ専用ローンが用意されていませんので、どの商品で1本化すればいいのかが分かりづらいため、相談して教えてもらう必要があります。

また、年収や借金の金額から融資可能かどうかの判断もしてもらえます。もちろん、実際には審査を受けてみないと分かりませんが、明らかに融資不可の場合はその場で教えてもらえます。さらには、返済期間による返済総額のシミュレーションなどもしてもらえます。

窓口なら顔を見ながら相談できますので、できれば銀行の窓口を利用してもらいたいところですが、忙しくて来店できないという人もいると思います。そういう人のために、次章では電話で相談できる窓口をご紹介していきます。

電話で相談できる窓口はどこ?

相談窓口 受付時間
銀行や消費者金融のお客様サポート 機関によって異なる
法テラス(日本司法支援センター) 平日9時〜21時・土曜9時から17時
日本貸金業協会 平日9時〜17時
日本クレジットカウンセリング協会 平日10時〜12時40分・14時〜16時40分
全国銀行協会 平日9時〜17時

忙しくて来店しての相談ができなくても安心してください。銀行や消費者金融を含めて、上記でご紹介したすべての機関で電話相談が可能です。

注意したいのは、どの電話窓口にも受付時間があるということです。平日の17時以降で電話できるのは法テラスか金融機関のみです。金融機関もそれぞれ電話相談できる時間が違いますので、電話をする前に必ず確認しておきましょう。

ここまでの説明で、おまとめローンを利用するときにどこに相談すればいいのか把握できたかと思いますので、次章からはすでに利用していて、返済困難になったときの相談についてご紹介していきます。まだ借りていないという人も、借りたあとのこととして目を通しておきましょう。

おまとめローンの返済がきつい!どこに相談すればいい?

すでに借りているおまとめローンの返済がきついときは、弁護士か司法書士に相談すればいいとお伝えしましたが、返済困難な状況といっても人それぞれ違いますよね。まだ返済できる見込みがある場合と、完全に返済を諦めるしかない場合とで相談する場所が違います。

それぞれの状況ごとに、どこに何を相談すればいいのかご紹介していきます。

返済額を見直したい

月々の返済額が多すぎて生活を圧迫しているというのであれば、まずは融資してくれている金融機関に相談しましょう。正直に返済が厳しいことを伝えて、返済額の見直しができるかどうか相談してみましょう。

利用しているローン商品にもよりますが、商品の融資期間内であれば、月々の返済額を減額してもらえることもあります。返済額の見直しを一切認めない金融機関もありますが、その場合には債務整理になり、貸したお金が返ってこなくなります。それは困るということで、減額も含めて提案をしてもらえます。

ただし、すでに融資期間いっぱいまで使っている場合には、相談をしても対応できないというケースもあります。その場合には、他の銀行や消費者金融で、借り換えができないか相談してみましょう。ある程度返済が進んでいれば借入金額も小さくなり、融資期間もリセットされます。

延滞などせずにきちんと返済していれば、借り換えはそれほど難しくありません。いま利用している金融機関で見直しができなかったときには、他の金融機関で相談してください。

返済自体がきつい

病気やケガなどで収入が完全に止まってしまい、どうしても返済ができなくなったら、弁護士や司法書士に債務整理の相談をしましょう。債務整理というのはその名の通り、借金を整理することで、下記のような整理方法があります。

【自己破産】

借金がなくなる代わりに、財産も失ってしまう債務整理方法です。持ち家や車を手放す必要がありますが、すべてをリセットして1からやり直すことができます。

【民事再生】

借金の返済が困難であることを裁判所に認めてもらい、借金を減額してもらう債務整理方法です。自己破産と違って、持ち家などの財産を売却せずに済みますが、減額された借金を返済しなくてはいけません。

【任意整理】

任意整理は金融機関と弁護士や司法書士が交渉して、借金の減額や金利の見直しなどを行う債務整理方法です。無理のない返済に切り替えることができ、ほとんどのケースで借金の元金だけを返済していくことになります。

すでにお伝えしましたように、司法書士が行えるのは140万円以下の借金の任意整理だけです。このため、どの方法で債務整理をするのかが決まっていない場合には、弁護士や法テラスで相談することをおすすめします。

これだけでは、債務整理について理解しきれないと思いますので、次章では債務整理のメリットとデメリットについて解説します。

債務整理のメリットとデメリット

債務整理というと、すべての財産を失ってしまうというイメージがあり、できればしたくないという人もいるかもしれませんが、上でご紹介しましたように、債務整理の種類によっては財産を維持したまま借金を整理することもできます。

ただ、それによって発生するデメリットもありますので、ここではメリットとデメリットそれぞれについてご紹介していきます。

メリット

  • 自己破産なら借金がゼロになる
  • 民事再生や任意整理なら資産を維持して借金を減らせる
  • 取り立てから開放される

債務整理の大きなメリットは借金問題が解決することです。返済がまったくできないのであれば自己破産となりますので、生活を1からやり直すことができます。少しでも返済できるなら、民事再生や任意整理になりますが、月々の返済額を減らせるため生活にゆとりを持てます。

また、弁護士や司法書士に依頼すると、すぐに取り立てが止まります。借金の返済もしないで済みますので、一時的とはいえ生活を立て直すことができます。精神的に余裕ができるのも、大きなメリットのひとつです。

デメリット

  • 依頼するのに費用がかかる
  • 5〜10年お金を借りることができなくなる
  • クレジットカードを作れなくなる

デメリットはお金がかかるということです。借金で困っているのにお金を払わないと解決できないというのは理不尽に感じるかもしれません。ただし、弁護士もそれは承知していますので、無理のない支払い方法を提案してもらえるので安心してください。

ただ、債務整理をするとブラックリスト入りするため、5〜10年間は金融機関からお金を借りることができなくなります。さらにクレジットカードを作ることもできません。手元にあるカードも更新ができませんので、クレジットカードのない生活になってしまいます。

それでもデビットカードは作ることができますので、それほど不便には感じないかもしれません。問題は、お金の借入れができないという点です。いざというときにも頼ることができませんので、積み立てを行うなどの備えが必要になります。

このようにデメリットもあるため、闇金業者から借りてでも債務整理を避けようとする人もいます。ただ、闇金からお金を借りると問題が深刻になるだけで、借金問題は何も解決しません。闇金から借りることがいかにハイリスクなのか、次章でご紹介していきます。

困っている時に声をかけてくる闇金に注意!

「借金でお困りの方、無審査で融資できます。まずはご相談ください」というように、お金に困っているときに声をかけてくるのが闇金業者です。闇金は借金の1本化できなかった人や、おまとめローンの返済で困っている人をターゲットに、違法な高金利で融資を起こっています。

金利はトサン(10日で3割)やトゴ(10日で5割)といった法外なもので、トゴで10万円を借りたら、5万円の利息を払わされます。それも借入時に払わされますので、10万円の借入れで手元には5万円しか入りません。そして10日後には10万円返済します。

ここで完済できればいいのですが、闇金の恐ろしいところは強引な手口で完済させないようにしてくるということです。完済させずに利息だけを払わされ続けることになり、いつまで経っても返済に追われ続ける生活が続きます。

このような状態にならないようにするためにも、闇金からは絶対にお金を借りないようにしましょう。ただ、闇金業者であることを隠して近づいてきますので、自分で見極めを行わなくてはいけません。その見極めるポイントをいくつか挙げておきます。

闇金を見極めるポイント

  • 金利が年20%を超えている
  • 無審査で融資する
  • 国や都道府県に登録されていない
  • 連絡先が固定電話ではない

これらに1つでも該当すれば、闇金業者と考えてもらって構いません。最近はソフト闇金といった、対応が正規の金融機関と変わらない闇金も増えてきて、知らないうちに利用してしまう人が増えています。聞いたことのない業者から借りる場合には、必ずこの4つをチェックして、闇金から借りないように気をつけてください。

まとめ

  • おまとめローンについて知りたい場合には公的機関で相談する
  • 利用する商品の相談や申し込み手順を知りたい場合には金融機関で相談する
  • 返済見直しの相談は借りている金融機関の窓口で行う
  • 債務整理をする場合には弁護士か司法書士に相談する
  • 闇金業者は絶対に利用しない

おまとめローンをどこに相談するかを決めるポイントは、「何を相談したいか」という点にあります。利用するにあたって、何に困っているのかによって、最適な窓口が違います。おまとめローンそのものについて相談したいのであれば、法テラスなどの公的機関を選びましょう。

利用することを決めていて、借入先も候補が絞られているなら、その金融機関で申し込みの手順や、返済方法などの相談をしてください。最初から1社に絞らずに、数社を比較すると自分に最適な商品を見つけることができます。

すでに借りているおまとめローンでも、返済金額の見直しをしたいのなら、まずは借り入れしている金融機関の窓口に行きましょう。正直に現状を伝えれば、最適な解決方法を提案してもらえます。見直しが難しい場合には、他社で借り換えできないか聞いてみましょう。

収入が途絶えてしまうなどで、返済が完全に困難になった場合には弁護士や司法書士に相談しましょう。ただし、司法書士は費用が安いものの、140万円以下の民事再生しか対応できません。それ以上の借金がある場合や、債務整理方法が決まっていない場合は弁護士を頼ってください。

また、どこからも借りられなくなったときに、闇金業者を利用する人がいますが、これは絶対にやめてください。借金問題が複雑になるだけで、プラスになることはひとつもありません。間違って利用してしまった場合も、弁護士に相談して助けてもらいましょう。

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