1万人の子供をレジャー施設に無料招待 『アソビュー!』の取り組みがアツイ!

サービス By - grape編集部 更新:

2021年6月現在、旅行や遠出などの外出がしにくい状況が続いています。

コロナ禍でさまざまな制約を強いられているのは、大人だけではありません。

多くの子供たちが運動会や部活動、修学旅行の延期、もしくは中止など、さまざまな制約を強いられています。

全国のレジャー、遊び、体験スポットを検索したり予約したりできるウェブサイト『アソビュー!』は、『子どもの遊び応援プロジェクト』を開始しました。

子供たちに思い出を!無料招待キャンペーン

『子どもの遊び応援プロジェクト』は、『アソビュー!』と提携する全国の企業が協力して開催しているキャンペーンです。

このキャンペーンでは、抽選で合計1万人の子供を、『アソビュー!』と提携しているレジャー施設や遊び体験に、無料で招待します。

対象は、中学生以下の子供がいる家庭。抽選で子供の体験料金が1人分無料になるクーポンが当たります。

『子どもの遊び応援プロジェクト』に当選した人からは、このような声が上がりました。

当選者

子供が「神戸どうぶつ王国に行きたい」といっていたので応募させていただきました。まさか当たると思っていなかったので、嬉しかったです!
緊急事態宣言の解除後、感染対策を万全にして遊びに行きたいと思います。

『アソビュー!』に、キャンペーンについて話を聞いた

『子どもの遊び応援プロジェクト』の開催について、『アソビュー!』の山野さんに話を聞きました。

ライター

『子どもの遊び応援プロジェクト』を始めたきっかけを教えてください!

山野さん

コロナ禍で、多くの子供たちが大人以上にさまざまな制約を強いられていることを知り、衝撃を受けたことがきっかけです。
一部の学校では、修学旅行や部活動の大会が中止になりました。また、給食の時間は黙って食べる『黙食』を行い、音楽の時間には感染防止のため歌うことも禁じられています。

子供たちへの制約は、学校生活だけでなく、「レジャー施設に遊びに行けない」「遠出をして、特別な遊び体験ができない」など、週末や長期休暇の過ごし方にも影響を及ぼしています。

『アソビュー!』では、子供がいる家庭の会員に対し、独自にアンケートを実施。

「週末の過ごし方について、子供がストレスを受けている」と回答した親は約78%だったといいます。

山野さん

感染対策は、彼らやその家族の命を守るため、必要な対策です。ただ、子供たちに多くの制約を課すだけとなってしまっているのが現状です。
今、子供たちの尊厳や自由は守られているのか?」と疑問に思ったことがキャンペーンを始めたきっかけでした。

子供たちについて、考えるきっかけに

『アソビュー!』が提供するのは、レジャー施設や遊び体験など、日常生活では経験できない『特別な遊び』です。

山野さん

『アソビュー!』と提携している施設での体験には、インパクトがあります。
子供たちにとっても家族にとっても、記憶に残る貴重な経験になるでしょう。

日常では体験できない特別な遊びは、子供たちにとって、さまざまなことを学ぶ機会になるはずです。

山野さんは「新型コロナウイルス感染症について、『経済』『感染対策』の2択でしか語られないことが多い」と指摘。

『子どもの遊び応援プロジェクト』には、「『子供たちが貴重な機会を失い続けている』という目線からも、これからのことを考えるきっかけになってほしい」という想いが込められています。

山野さん

僕たち大人が過去を振り返った時、『遊び』はとても貴重な経験だったといえますよね。
現在、大人たちの判断によって、子供たちが遊びの機会を失い続けています
このことについて、多くの人に考えてもらうきっかけを作りたいのです。

『子どもの遊び応援プロジェクト』参画施設は、約150施設

2021年6月現在、『子どもの遊び応援プロジェクト』には、150以上の施設が協力

しかし、多くの施設では、コロナ禍で客足が減っているといいます。

なぜ、『子供1人無料』というキャンペーンに協力してくれるのでしょうか。

ライター

『子どもの遊び応援プロジェクト』に参加される施設では、子供を1人無料で招待することで、入場率のアップを狙っているのでしょうか。

山野さん

こういった施策を目にすると「儲かる方法なのかな?」と、企業側の裏事情を推測してしまいますよね。
しかし、今回は『子どもの遊び応援プロジェクト』の主旨に共感いただいた施設に協力してもらっているのです。

各施設が、レジャーや遊びを提供する企業として、子供の遊びの機会が減っていることに対し危機感を覚えているといいます。

山野さん

どの施設も「子供が遊ぶ機会を、大人たちで作ってあげたい」という想いで、この取り組みに参加してくれていますよ!

栃木県那須郡にある『那須どうぶつ王国』も、『子どもの遊び応援プロジェクト』に参画している施設の1つ。

『那須どうぶつ王国』のホシさんは、『子どもの遊び応援プロジェクト』について、このように語っています。

ホシさん

ひと言でいうと、純粋に「応援したい」という気持ちで参加することを決めました。
私以外のスタッフも同じ気持ちです。
たくさんのお子様が笑顔になってくれたらいいなと思っています。

独自に感染対策ガイドラインを策定!遊ぶ時も安心

『アソビュー!』では、専門家の監修の元、独自にコロナウイルスの感染防止ガイドラインを策定。

『子どもの遊び応援プロジェクト』で子供たちを受け入れる施設は、『アソビュー!』の感染防止ガイドラインをクリアしています。

ライター

感染対策がきちんと行われている施設かどうかは、利用者にとって気になるポイントです。各施設のチェックはどのように行われていますか?

山野さん

弊社が作成したガイドラインに沿って、各施設に感染対策を遵守していただいています。
ガイドラインをクリアしている施設には、ウェブサイト上で認証バッチが表示される仕組みです。

山野さん

また、『アソビュー!』には、利用者から各施設への口コミ機能があります。
利用者からの口コミで、感染対策を怠っていることが判明した場合、認証バッチはすぐに取り下げとなります。

つまり、施設や『アソビュー!』側だけでなく、利用者の目線からも「感染対策が行われている」と評価されているということ。

子供と安心して遊びに行くことができそうですね。

「子供の遊び、発育を応援したい!」

山野さんは、「子供のために頑張っている大人がたくさんいることも知ってほしい」と語りました。

山野さん

子供たちの二度と戻らない時間は大切なものです。
私たち大人の、できる限りの力で子供たちが大切な思い出を作る場を提供できればと思っています。
また、「子供たちのことを想って行動し、頑張っている大人もいるよ!」ということを知ってもらえれば嬉しいです。

「もっと遊びたい」と思っている子供たちや、「子供にさまざまな体験をさせて、いろいろなことを学んでほしい」と考えている親にとって、『アソビュー!』の想いは嬉しいものでしょう。

コロナウイルスが収束した後には、『子どもの遊び応援プロジェクト』で子供たちを思い切り遊ばせてあげたいものですね!

『子どもの遊び応援プロジェクト』では、2021年6月19日から第3弾の応募受付を開始しています。

気になった人は、キャンペーンに応募してみてはいかがでしょうか。

『アソビュー!』ウェブサイト:子供の遊び応援プロジェクト


[文・構成/grape編集部]

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