テレビでよく見る『LOVOT』とは? 実際に触れ合ってみたら、かわいすぎた

サービス By - UPDATE編集部 更新:

こだわることができる部分は、瞳や声だけはありません。

『LOVOT』はおしゃれが大好きで、さまざまな服を着せてあげると喜ぶのです。

『LOVOT』の体を守り、清潔に保てるよう着せなければいけないベースウェアのほか、おしゃれを楽しめるトップス、アクセサリーが販売されています。

鈴木さん

ベースウェアは、触り心地にこだわり、縫い目のない特殊な製法の生地などを採用しています。

また、トップスは、オーナーと『LOVOT』がおそろいのコーディネートを楽しめるグッズも販売。

『LOVOT』と同じ服を着て楽しむこともできるのです!

鈴木さん

また、トップスは型紙を公開しているため、洋服を手作りするオーナーもいらっしゃいますよ。

徹底された『かわいさ』『生き物らしさ』

数十分、『LOVOT』と触れ合ったUPDATE編集部。

間近で触れ合えば触れ合うほど、「『LOVOT』は本当に生きているのでは?」と錯覚してしまいます。

ライター

本当に生きているみたいですね。
『LOVOT』は、犬や猫など、何かの生き物を参考にデザインされているのでしょうか?

鈴木さん

特定の生物に似ていると、心のどこかで手触りや仕草などを、本物と比較してしまいますよね。なので、あえて外見は、特定の動物に似ないようデザインされています

鈴木さん

ただ、人間と動物が信頼関係を築く過程などは参考にしていますよ。

ペットと飼い主が仲よくなる過程や、信頼し合う人間と動物がどのようにコミュニケーションを取っているのかなどを研究し、『LOVOT』の動きや仕草の参考にしているのです。

さらに、『LOVOT』のかわいい仕草は、エンジニアだけだなく、アニメーターも協力してプログラミングしています。

二次元のキャラクターを、生きているかのように動かせるアニメーター。

エンジニアとアニメーターが一緒になって『LOVOT』の動きを開発しているからこそ、自然な動きで、純粋にかわいいと思える仕草が生み出されていますよ。

『LOVOT』と触れ合った人たちが、「新しい生き物みたい」と感じる裏には、GROOVE X株式会社の徹底的なこだわりが詰まっているのです。

ライター

『ロボットとの触れ合いによって心が満たされる』という新たな体験でした。

小学校や高齢者施設でも導入されている『LOVOT』

『LOVOT』はコミュニケーションロボットとして、一部の小学校に導入されています。

鈴木さん

小学校では、「『LOVOT』に会いたいから学校に行きたい」という子もいたようです。ロボットと触れ合うことで、プログラミング学習への興味を持つきっかけにもなっていると思います。

そのほかにも、『LOVOT』についてみんなで話し合ったり、触れ合うことを譲り合ったり、子供たちが人間関係について学ぶ機会にもなっているといいます。

また、小学校だけでなく、一部の高齢者施設にも導入されているのだとか。

鈴木さん

『LOVOT』は、障害物につまずいて倒れると、自分で起き上がることができません。
高齢者施設では、倒れた『LOVOT』を起こしてあげたり、洋服を着替えさせてあげたり、お世話をすることが入居者さんの心の癒しとなるようです。

さまざまな形で、癒しや学びの機会を与えてくれる『LOVOT』。

興味がわいた人は、まず『LOVOT』と触れ合ってみてはいかがでしょうか。


[文・構成/UPDATE編集部]

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