クルクル巻いて「ハイどうぞ!」 非接触型ソフトクリームロボットを楽しめる場所は…?

グルメ By - grape編集部 更新:

コロナ禍にある2021年8月現在、人との接触が避けられない外食に、不安を感じる人もいるでしょう。

一方で飲食店は、徹底的な手指の消毒をはじめ、なるべく客との接触回数を減らすなど、さまざまな感染対策を行っています。

そんな中、完全非接触型の調理ロボットの実証実験が開始されました。

人と接触せずに注文が完結するソフトクリームロボット

『調理ロボットサービス』を開発しているコネクテッドロボティクス株式会社は、2020年、自動でソフトクリームを巻いて客に提供するソフトクリームロボットを開発。

関越自動車道の三芳パーキングエリアにある商業施設『Pasar(パサール)三芳』にて、量産へ向けた実証実験を期間限定で実施しています。

客がタブレットで注文して決済を終えると、商品を作るところから提供までを自動で行ってくれるソフトクリームロボットです。

注文から決済まで人と接触することなく完結するので、利用する側も安心ですね。

愛らしいロボットの動きがかわいい!

愛らしい動物や恐竜を模したロボットのアームには、コーンを設置する穴があります。

注文を受けるとコーンが設置され、円を描くようにアームを動かしながらソフトクリームを巻いて客に提供するのです。

ソフトクリームは、コーンだけでなく、カップでの提供もできますよ。

人がソフトクリームを作る場合、作り慣れているかどうかで完成度に個人差が出ますが、ソフトクリームロボットなら、一定の品質で商品を提供することが可能です。

注文した側もアトラクションを見ているような感覚で、商品の提供を楽しんで待つことができますね!

人手不足と感染症対策を同時に解消

すべての工程を無人化することに成功したこのソフトクリームロボットは、飲食店の人手不足の問題と、新型コロナウイルス感染予防対策の課題を同時に解決してくれます。

2021年8月現在、『Pasar 三芳』のほか、長崎県佐世保市にある『ハウステンボス』や千葉県千葉市にある『ポッポ イトーヨーカドー幕張店』でも稼働中です。

働く人と食事をする人の両方に喜びを提供してくれる、画期的なソフトクリームロボット。

近くを訪れる機会がある人は、体験してみてはいかがでしょうか。

【実験店舗】
導入場所:Pasar(パサール)三芳内 催事スペース『アトリウム』
住所:埼玉県入間郡三芳町大字上富2204 関越自動車道 三芳PA(上り線)
期間:2021年7月28日〜8月16日
営業時間:平日11〜20時 土日祝10~20時


[文・構成/grape編集部]

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