テレワークの服装は?服選びのポイントとWeb会議映えするコーデ例

ビジネス By - grape編集部 更新:

近年、世界中の企業でテレワークが導入されています。テレワークとは、場所を選ばない柔軟な働き方のことで、日本ではテレワークとして在宅勤務を選択している人も多いでしょう。

また、在宅勤務の場合、寝起きの服装のまま仕事をする人も多くいます。しかしテレワークにおいてもWeb会議は必須となるため、ある程度服装を整えなければなりません。

さらに、テレワーク中に服装を整えることにはいくつかのメリットも存在します。

当記事では、テレワーク中の服装を整えるメリットから、服選びのポイント、好印象な服装例までを徹底的に解説します。テレワーク中の服装に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。

テレワーク中の服装は?

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そもそもテレワークとは、時間や場所にとらわれない柔軟な働き方のことです。日本では、2020年に新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、全国の企業で導入が進みました。

しかし、テレワークの推進自体は数年前から行われており、アメリカでは1980年代ですでにテレワークを導入した企業が存在しています。

多くの企業でテレワークが導入されたことにより、テレワーク推進の動きはさらに強まりました。テレワークに適したシステムやツールも数々提供されており、今後はテレワークも一般的な働き方となるでしょう。

また、日本ではテレワークとして在宅勤務を選択する人も少なくありません。その中でも、「テレワーク中は起きてすぐに、そのままの格好でデスクに座って仕事を始める」という人も多いのではないでしょうか。

実際に、在宅勤務は上司や部下の目を常に気にすることがなく、オフィスに適した服装を着る義務もありません。しかし、在宅勤務であっても服装を整えることがおすすめです。

服装を整えるメリット

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在宅勤務で服装を整えることをおすすめするのは、さまざまなメリットの存在するからです。テレワーク中に服装を整えるメリットは、下記の通りです。

・仕事とプライベートのメリハリをつけられる
・突然のWeb会議があっても対応できる

在宅勤務はそもそもプライベートな空間で仕事をしなければならないため、切り替えが上手にできず、オフィスにいるより集中できないという人は多いでしょう。

在宅勤務であっても、きちんと服装を整えてから仕事をすることで、オンとオフの切り替え、いわゆる仕事モードとプライベートモードのメリハリがつきます。

気持ちにスイッチが入るため、仕事以外のことに意識が向いてしまったり、集中力が切れたりしたことで、余計な休憩をとることが少なくなるでしょう。

また、服装を常に整えておくと、突然Web会議をセッティングされても、相手を待たせずに、かつ慌てずに対応することが可能です。

ラフな格好でテレワークを行う人が多い中、テレワークであっても整った服装で即対応のできる人は、上司や取引相手からよい印象も得られるでしょう。

テレワークに適した服選びのポイント

テレワーク中でも整った服装がおすすめとはいえ、スーツなどは堅苦しくかえって集中できないということもあり、服装に悩んでしまう人も多くいます。

そこで次に、テレワークに適した服選びのポイントを紹介します。テレワーク中の服装に悩んでいる人は、ぜひ参考にしてくださいね。

きちんと見えて楽な服を選ぶ

在宅勤務の場合、着心地がよくて身動きが取りやすい服だと楽でしょう。かといって、パジャマや部屋着のようなラフさが顕著な服はNGです。

また、シンプルなシャツにしても、ゆったり着用できるオーバーサイズのものなど、サイズの合っていない服もだらしなく見えるため、避けたほうがよいでしょう。

もっともおすすめの服は、楽な着心地であることに加えて、きちんと見えるような服です。

例えば、シワのない清潔感のあるシャツや、シフォン素材のブラウスが挙げられます。さらに、シンプルなジャケットを1枚用意しておくと、よりフォーマルな印象を与えられるでしょう。

迷った際は出社時と同じ服を着る

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自宅に、前述したようなジャケットやシャツ、ブラウスがないという場合は、出社時と同じ服を着るようにしましょう。在宅勤務においても、スーツやビジネスカジュアルで働く人は多くいます

スーツの場合、Web会議のない時はジャケットを脱いだりシャツのボタンをはずしたりすることで、首周りの苦しさや暑苦しさをある程度軽減できます。

面倒な際は上半身だけでも整える

テレワーク中のWeb会議は、基本的にカメラに上半身しか映りません。そのため、面倒な際は上半身だけでも整えておきましょう。実際に、テレワーク中は上半身だけきちんと見える服を着る人も多くいます。

しかし、Web会議中に席を立つなどして、下半身が見える可能性もゼロではありません。万が一の事態を防ぐためにも、下着姿ではなくボトムスを履きましょう。また、ボトムスは見えても恥ずかしくない、失礼のないものにすることをおすすめします。

【テレワーク中の会議】Webカメラ映えする好印象な服装の例

テレワークにおけるWeb会議の服装に困る人は、少なくありません。特に普段スーツで出勤していた人は、「在宅勤務中もスーツで仕事をすることには抵抗があるけど、だからといって最適な服がない」と悩んでいる人は多くいるでしょう。

そこで次に、Webカメラ映えする好印象な服装例を男女別に紹介します。テレワーク中の突然のWeb会議でも、自信のある服装で対応できるようにしましょう。

【男性編】Web会議映えコーデ例

男性のWeb会議映えするコーデのポイントと具体的なコーデ例は、下記の通りです。

コーデのポイント
・ブラック、グレー、ネイビー、ホワイトなど落ち着きのあるシンプルな配色
・襟のある前開きシャツ・ポロシャツ
・ビジネスライクなジャケット

男性の場合、落ち着きのあるシンプルな配色がポイント。さらに、襟のあるシャツもきっちり感が非常に出るためおすすめです。リラックス感を重視する場合は、襟なしのシャツでも問題はありませんが、シワに注意してください。

また、シャツ1枚だとカジュアル感が強まってしまう可能性もあるため、よりビジネス感を演出したい場合はジャケットが便利です。

軽い素材だときれいめに着こなすことができ、よりスマートな印象を与えられるでしょう。

■コーデ例1
前開きシャツ(ホワイト)× 襟つきリネンジャケット(ネイビー)

前開きシャツとジャケットの組み合わせは、スーツ感がより強く出る傾向にありますが、明るい色を選ぶことで、柔らかな印象を引き出せます。ジャケットもリネン素材など清涼感のある生地にすることで、抜け感も演出できるでしょう。

■コーデ例2
Tシャツ(ホワイト)× 襟つきジャケット(ベージュ)

Tシャツの上に、ベージュの軽めのジャケットを羽織れば、スマートかつワンランク上のおしゃれな印象を与えられます。

【女性編】Web会議映えコーデ例

女性のWeb会議映えするコーデのポイントと具体的なコーデ例は、下記の通りです。

コーデのポイント
・落ち着きや柔らかみを感じるパステルカラー
・シャツ、ブラウス、カットソー、ニットのトップス
・ブラウスの場合は立体的なディテールがあるだけで華やかさアップ

女性の場合、トップスの種類も幅広く、さまざまなタイプの女性に適したコーデが楽しめます。

女性の在宅勤務で特に人気がある服は、ブラウスです。ブラウスにはボウタイやシャーリング、フリルなどさまざまなディテールがあり、明るい顔映りが期待できます。

また、トップス1枚だと少し肌寒い場合は、薄めのカーディガンやテーラードジャケットなどのアイテムも便利です。

淡いパステルカラーもおすすめですが、薄すぎる、淡すぎるパステルカラーだと白飛びしやすくなったり、背景と同化したりする可能性もあるため、Web会議映えを狙うならやや鮮やかな色を選ぶこともおすすめです。

■コーデ例1
ボウタイブラウス(ピンクベージュ)

ボウタイブラウスは、きれいめかつオフィスカジュアルな印象を与えられます。淡いパステルカラーでありながら、存在感のあるピンクベージュで、カメラ映りも抜群です。

■コーデ例2
カシュクールニット(ブルー)×タイトスカート(ブラック)

カシュクールニットは、ブルーなど寒色系のカラーにすることで大人っぽいさや、知的な印象を与えられます。タイトスカートと合わせると、より柔らかい印象を引き立てることが可能です。

身だしなみもチェック!

テレワーク中は、適切な服装だけに目を向けるのではなく、身だしなみも欠かさずチェックしましょう。最後に、身だしなみにおける注意点を紹介します。

身だしなみにおけるチェックポイント
・服のシワはアイロンがけをしてきれいにしておく
・寝癖を直しておく
・ひげを剃っておく
・背景に映り込む部分を掃除しておく

在宅勤務中のWeb会議は、背景に自宅が映り込んでしまいます。身だしなみに直接関係する部分ではないものの、映り込んだ自宅の一部が整理整頓されていなければ、いくら服装に気を遣っていてもよい印象を与えることはできません

カメラ映りを確認して、背景部分にまで気を遣うようにしましょう。

まとめ

ここまで、テレワークに適した服装選びのポイントや、好印象を与えられる在宅勤務ファッションを男女別に紹介しました。

在宅勤務はパジャマなどのラフな格好で仕事をするという人も多くいますが、突然Web会議がセッティングされた際、即座に対応することができません。

また、ラフすぎる格好でのWeb会議はもちろんよい印象を与えることができないため、在宅勤務であっても服装に気を遣っておくことがおすすめです。

紹介した内容を参考に、ぜひテレワークにふさわしい服装で在宅勤務を行ってみてください。


[文・構成/grape編集部]

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