キャッシュレス決済はどれがいい? 人気のおすすめサービスを紹介

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近年、コンビニや飲食店、ドラッグストアなどさまざまな場所で『キャッシュレス決済』が導入されています。

キャッシュレス決済に興味はあるものの、「種類が多く何を選べばよいかが分からない」という人も多いのではないでしょうか。

当記事では、キャッシュレス決済の概要や主な種類、人気の高いおすすめサービスについて解説します。

自分に合ったサービスを見つけ、キャッシュレス決済でお得に支払いをしましょう!

キャッシュレス決済とは?種類も紹介

キャッシュレス決済とは、現金を使わずに商品やサービスの料金を支払う方法です。キャッシュレス決済の魅力として、手持ちの現金が少ない時でも買い物ができることが挙げられます。

また、決済金額の数パーセントがポイントとして還元されることもメリットです。

キャッシュレス決済には、次のような種類が含まれます。

【キャッシュレス決済の分類】
■カードタイプ
・国際ブランドのあるカード(クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード)
・国際ブランドのないカード(電子マネー)

■非カードタイプ
・非接触型決済、QRコード決済

利用する決済の種類によって、使い方や得られるメリットはさまざまです。各種のキャッシュレス決済について、概要や利用方法を解説します。

クレジットカード

クレジットカードとは、毎月の締め日までに決済した合計利用額を、翌月以降にまとめて支払うことができるカードです。

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カード会社に申し込みを行い、審査に通過すると利用できます。クレジットカードの種類によっては、入会費や年会費の支払いが必要です。

クレジットカードのメリットとして、手持ちの現金がなくても買い物ができることが挙げられます。また、支払い金額の一部がポイント還元されるクレジットカードは買い物の時にお得です。

一方、クレジットカードのデメリットとして、使いすぎてしまう可能性が挙げられるので、注意しましょう。

デビットカード

デビットカードとは、支払いを行った時に銀行口座から現金が引き落とされるタイプのカードです。

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15歳以上であれば、基本的には審査を受けることなく利用できます。デビットカードの種類によっては、年会費の支払いが必要です。

デビットカードのメリットとして、銀行口座の残高が支払える上限となるため、使いすぎる心配がないことが挙げられます。また、ポイント還元が受けられる点や、チャージの必要がない点もメリットです。

一方、デビットカードのデメリットとして、支払い方法が一括払いのみに限定されることが挙げられます。

プリペイドカード

プリペイドカードとは、あらかじめチャージした金額を上限として支払いができるカードです。

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申し込み時の審査や年齢制限がなく、誰でも利用できます。プリペイドカードの年会費は無料です。

プリペイドカードのメリットとして、対応の製品にチャージした金額が利用上限となるため、使いすぎる心配がないことが挙げられます。また、使いやすいため中学生や高校生に持たせることも可能です。

一方、プリペイドカードのデメリットとして、チャージする手間がかかることが挙げられます。

電子マネー

電子マネーとは、現金をデータ化して支払いができる仕組みのことです。カードが発行されるタイプが主流となっています。

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利用する電子マネーの種類によって、支払いのタイミングはさまざまです。後払いや即時払い、前払いなどが選べます。

電子マネーのメリットは、暗証番号やサインが不要で、手軽に決済ができる点です。カードを専用の決済端末にかざすだけで支払いが完了します。

一方、電子マネーのデメリットは、後払いタイプの場合は審査が必要な点。また、前払いタイプではチャージの手間がかかることがデメリットとして挙げられます。

非接触型決済(スマホ決済)

非接触型決済とは、スマホに搭載されたICチップによって決済する支払い方法です。スマホの決済アプリに決済方法に関する情報を登録することで支払いができます。

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非接触型決済の支払いタイミングは後払い、即時払い、前払いから選ぶことが可能です。アプリに登録する決済方法によって、支払いタイミングを変更できます。

非接触型決済のメリットは、スマホのみで決済ができるため、カードを持ち運んだり取り出したりする必要がないことです。

また、決済完了までの時間がクレジットカードなどと比べて短い点もメリットとなっています。

一方、非接触型決済のデメリットは、スマホの電池残量がないと使用できないことです。画面表示をするための予備電力まで使い切ってしまったスマホでは、充電するまで非接触型決済ができません。

QRコード決済

QRコード決済とは、QRコードやバーコードを用いて支払いを行う方法です。QRコード決済を行う時は、スマホに専用のアプリをインストールする必要があります。

アプリに表示されるバーコードを店側の決済端末で読み込むか、店側が提示しているQRコードをスマホのカメラで読み込むことで決済が可能です。

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QRコード決済のメリットとして、多くの店で導入されている点が挙げられます。

クレジットカードに対応していない店であっても、QRコード決済に対応していれば現金を使わずに支払えることがメリットです。

一方、QRコード決済のデメリットとして、スマホが電池切れの場合や圏外の場合は使用できないことが挙げられます。

キャッシュレス決済の選び方

キャッシュレス決済は種類によってメリット・デメリットが異なるため、特徴を押さえて選ぶことが大切です。また、同じ決済方式であってもサービスの種類によって使い勝手が異なる場合があります。

キャッシュレス決済を選ぶ主な方法は次の通りです。

ポイント還元率で選ぶ

ポイント還元率が高いキャッシュレス決済を選ぶと、よりお得に買い物ができます。サービスによっては、特定の条件を満たすことでポイント還元率の向上が可能です。

ポイント還元率は決済方式やサービスによって異なります。ポイント還元率の目安は0.5%~1%です。中には、1%を超える高還元率のキャッシュレス決済もありますよ。

普段買い物する店で利用できるかで選ぶ

キャッシュレス決済を便利に利用するためには、普段買い物を行う店に導入されているサービスを選ぶことが大切です。

買い物を行う頻度が高い店では支払い金額も多くなるため、ポイント獲得の機会が増えます。

店によって導入されている決済サービスが異なるため、レジ前やウェブサイトで確認したうえでキャッシュレス決済を選びましょう。

支払い方法で選ぶ

支払い方法もキャッシュレス決済を選ぶ基準の1つです。チャージの手間を省きたい場合は、後払いができるキャッシュレス決済が向いています。

使いすぎないように注意したい場合は、即時払いや前払いのキャッシュレス決済が適切です。

スマホ決済やQRコード決済では1つのアプリで支払い方法が切り替えられるため、自分に合った方法を選びましょう。

人気クレジットカード5選

クレジットカードは、特に普及率が高く、多くの店で利用できるキャッシュレス決済です。

クレジットカードにはさまざまな種類があり、ポイント還元率や年会費の有無、受けられる特典などがカードごとに異なります。

有名ブランドのクレジットカードは、対応店舗が多い傾向です。ここでは、特に人気の高いおすすめクレジットカードを5つ紹介します。

『楽天カード』

楽天カード スクリーンショット

『楽天カード』は、日常的な買い物でポイントが貯まりやすいクレジットカードです。ポイント還元率は1%~3%で、楽天グループのサービス利用などの条件を満たすことによって還元率が高まります。

楽天カードのポイント還元は、カードで支払った金額だけではなく、ポイントで支払った分も対象です。月々の支払いに楽天カードを使用すると、貯めたポイントで支払った分も還元されます。

楽天カードの利用には年会費がかかりません。新規入会時に2,000円分、初回利用時に5,000円分の楽天ポイントがもらえる点も楽天カードの特徴です。

最高2,000万円までの海外旅行傷害保険が付いているため、海外へ行き来する人に向いています。

『dカード』

dカード スクリーンショット

『dカード』は、ドコモユーザーに向いているクレジットカードです。ポイント還元率は1%~4.5%で、スターバックスカードやJTBなど特定のサービスを利用した場合に還元率が高まります。

NTTドコモが提供するキャッシュレス決済サービスのd払いをdカードと連携すると、ポイントの二重取りが可能です。貯めたポイントはNTTドコモの電話料金に充当できます。

dカードの利用には年会費がかかりません。新規入会時に最大6,000円分のdポイントがもらえる点や、入会翌々月までの利用金額に対して25%のポイントが還元される点もdカードのメリットとなっています。

『イオンカード』

イオンカード スクリーンショット

『イオンカード』は、イオングループのサービスを利用している人に向いているクレジットカードです。

ポイント還元率は0.5%~2.5%で、イオングループで買い物をした場合や、毎月10日と5の付く日は還元率が高まります。

また、毎月20日と30日には対象店舗で買い物をした時に5%オフの割引を受けることが可能です。イオンカードポイントモールを経由してオンラインで買い物をすると、最大10%のポイントが還元されます。

イオンカードの利用には年会費がかかりません。新規入会時に最大11,000円分のポイントがもらえる点もイオンカードのメリットとなっています。

『三井住友カード(NL)』

三井住友VISAカード スクリーンショット

『三井住友カード(NL)』は、還元率やセキュリティ面を重視したい人に向いているクレジットカードです。

ポイント還元率は0.5%~5.0%で、特定のコンビニやファストフード店などで決済することにより還元率が高まります。

カードの表面に番号や有効期限が表示されていないことが三井住友カード(NL)の特徴です。カード情報は専用のアプリから確認できます。

三井住友カード(NL)の利用には年会費がかかりません。新規入会時に1,000円相当のギフトコード、入会後の利用で最大12,000円相当のポイントがもらえます。

『JCBカードW』

JCBカード スクリーンショット

『JCBカードW』は、還元率や旅行時の保険を重視したい人に向いているクレジットカードです。ポイント還元率は1%~10%で、対象店舗で決済することにより還元率が高まります。

最高2,000万円の海外旅行傷害保険や、最高100万円の海外ショッピング保険が付いていることがJCBカードWの特徴です。

JCBカードWの利用には年会費がかかりません。ただし、新規入会は18歳以上39歳以下の人限定です。39歳以下の時点で作ったJCBカードWは、40歳以降も継続して使えます。

入会から3か月間はポイントが4倍になる点や、複数のキャッシュバックキャンペーンがある点もJCBカードWのメリットです。

人気QRコード決済5選

QRコードは比較的新しいキャッシュレス決済であるものの、近年急速に普及しています。そのため、飲食店やスーパーなど、多くの店でQRコード決済を利用することが可能です。

QRコード決済はサービスによってポイント還元率などが異なります。人気の高いQRコード決済を5つ紹介するので、チェックしてみてください。

『PayPay』

PayPay(ペイペイ) スクリーンショット

『PayPay』はさまざまな利用シーンでQRコード決済を使用したい人に向いています。数多くのコンビニや飲食店などで使用できるほか、公共料金の支払いも可能です。

PayPayのポイント還元率は、通常0.5%に設定されています。前月の決済回数が50回以上の場合や、利用金額が10万円以上の場合は還元率アップの対象です。

条件を満たすと最大で1.5%までポイント還元率が高まります。

友人や家族がPayPayを利用している場合、PayPay残高を送金することも可能です。割り勘をしたい時などに、現金を使うことなく手軽に送金できます。

『au PAY』

au PAY スクリーンショット

『au PAY』はKDDIが提供しているQRコード決済です。auユーザー以外の人もau PAYが使用できます。

au PAYのポイント還元率は、通常0.5%です。毎月3が付く日に実施されるキャンペーン中に買い物を行うと、ポイント還元率が高まる場合があります。

ただし、キャンペーン内容は毎月変わるため確認が必要です。クレジットカードのau PAYカードからau PAYにチャージすると、チャージ金額の1%にあたるポイントが付与されます。

そのため、au PAYカードを持っている人は実質1.5%のポイント還元率でau PAYを利用することが可能です。

『メルペイ』

メルペイ スクリーンショット

『メルペイ』は、フリマアプリのメルカリを利用する人に向いています。メルカリで支払いをする場合だけではなく、コンビニや飲食店などで買い物をする場合も、メルペイで決済が可能です。

メルペイは原則としてポイント還元の機能がありません。ただし、決済金額の20%分が還元されるキャンペーンなどが不定期に実施されています。

メルペイを利用するメリットは、支払いにメルカリの売上金を使用できる点です。メルカリに商品を出品して得た売上金を使って、メルカリで買い物ができます。

『LINE Pay』

LINE Pay スクリーンショット

『LINE Pay』は、ポイント還元率を重視する人に向いているQRコード決済です。LINEアプリを利用している場合、アプリ上からLINE Payに登録できます。

LINE Payのポイント還元率は通常1%です。他社のQRコード決済と比べて通常還元率が高く設定されています。

また、LINEポイントを獲得するなどの条件を満たすと、最大で3%まで還元率を高めることが可能です。

LINEポイントは、LINE Payを使った支払いやLINEのサービス利用、動画や漫画の利用によって獲得できます。LINE Payはユーザー間で手軽に送金ができることもメリットです。

『d払い』

d払い スクリーンショット

『d払い』はオンラインで買い物をする機会が多い人に向いています。ドコモが提供するQRコード決済ではあるものの、ドコモ以外のスマホでも利用が可能です。

ドコモのユーザーは4桁のパスワードを入力するだけで簡単に利用できます。

d払いのポイント還元率は通常0.5%です。ネットショッピングをする場合はポイント還元率が1%となります。

d払いは買い物のほか、公共料金やスマホ料金の支払いに使用することも可能です。公共料金の請求書に記載されたバーコードをd払いのアプリで読み込むと、支払いができます。

ただし、請求書読み取りによる支払いはポイント還元の対象にはなりません。

お得にキャッシュレス決済を活用する方法

ポイント還元の仕組みやキャンペーンを利用すると、キャッシュレス決済をよりお得に活用できます。普段の生活でキャッシュレス決済を活用する主な方法は、次の2つです。

固定費の支払いに活用する

水道料金や電気料金など、固定費の支払いにクレジットカードを使用すると、キャッシュレス決済のメリットが得られます。

特に、高還元率が魅力のクレジットカードは、固定費の支払いで多くのポイントを貯めることが可能です。

例えば、水道光熱費の支払いに1か月あたり1万円かかっている場合、ポイント還元率が1%のクレジットカードでは毎月100円分のポイントが貯まります。

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ライフラインのほか、スマホやインターネットの通信料金もクレジットカードで支払うとお得です。

クレジットカードの種類によっては、固定費の支払いで貯めたポイントを通信料金の支払いに充当し節約できます。

キャンペーンを上手に活用する

クレジットカードやスマホ決済、QRコード決済などではお得なキャンペーンを利用することが可能です。

期間中に特定のキャッシュレス決済を使用すると、ポイント還元率が通常よりもアップするキャンペーンなどがあります。

使用するキャッシュレス決済の情報をチェックして、キャンペーンを上手に活用しましょう。

まとめ

キャッシュレス決済はさまざまな種類があり、サービスによって特徴が異なります。

カードが発行されるタイプにはクレジットカードやデビットカード、電子マネーなどがあり、支払い方法の選択が可能です。

スマホのICチップやQRコードを利用したキャッシュレス決済では、カードを使わずスマホで支払いができます。

固定費の支払いにキャッシュレス決済を利用すると、毎月ポイントが貯まるため現金払いと比べてお得です。自分に合ったキャッシュレス決済を選び、生活に取り入れてみてはいかがですか。


[文・構成/UPDATE編集部]

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