Facebook広告の最新情報!マーケティングエキスパートに話を聞いてみた

  • 2021年7月19日
  • 2021年7月19日

こんにちは!あおきです。

広告運用担当の皆さん、最近の運用状況はいかがでしょうか。私は目まぐるしくアップデートするプラットフォームの変更点に、日々振り回されています。

そんな中、先日Facebookマーケティングエキスパートに気になった点を確認したので、ヒアリング内容まとめてみました。ビジネスヘルプセンターに記載のある内容もありますが、最新のアップデート情報もお聞きしたので、少しでも参考になればと思います!

合算イベント測定について

iOS 14のアップデートによって、事実上設定が必須になった『合算イベント測定』。

この設定に手こずった方も多いのではないでしょうか。

まずは、合算イベント測定関連でヒアリングしたことをまとめていきます。

合算イベントのスロットについて

合算イベント測定では、「1ドメインに対し8つのコンバージョンイベント」というスロットの制限に苦しんでいる方も多いのではないでしょうか。特に、バリューへの最適化をオンにしている購入イベントは、購入イベントだけで複数のイベントスロットを使用してしまうので、イベント数を圧迫されがちですよね。

残念ながら、イベント数については、現状変更の予定はないとのこと。

せめてサブドメイン…できればサブディレクトリについては、別扱いでイベントを設定できるようにしてほしいものです…

合算イベント測定のアップデートについて

合算イベントを編集すると、該当イベントを使用しているキャンペーンが72時間停止される事象が改善されたとのことです。

イベントの優先順位を変更しただけでも、該当するキャンペーンが停止してしまうという、不便が解消されました!喜ばしい!

こちらは2021年7月時点で順次アップデート予定とのことなので、アップデートのお知らせが来ていない方はまだ未対応の可能性があるため、ご注意ください。

ドメイン認証と合算イベントの設定について

こちらも大きな変更かと思いますが、ドメイン認証と合算イベントの設定が必須ではなくなりました!

特に、ドメインをサードパーティーに依存していると、Facebookプラットフォーム外の計測はもはやお手上げ状態でしたが、これで部分的には計測が可能になります。

ただし、合算イベントでない場合、iOS 14.5以降のデバイスのFacebookアプリやInstagramアプリでトラッキングをオプトアウトしているユーザーには配信されないため、配信量としてはかなり小さくなってしまう可能性が高いです。

基本的には、合算イベントでの計測を推奨しているので、可能な限りドメイン認証と合算イベント測定は行うべきでしょう。

ターゲティングとオーディエンスについて

ターゲティング精度の高さが特徴のFacebook。その現状についても聞いてみました。

現状のターゲティング配信について

Facebookプラットフォーム外のアクションについて、男女比や年齢分布等の『内訳』が表示出来なくなりましたよね。

デモグラ等でのターゲティングが正常に行われているのか不安を覚え確認したところ、ターゲティング自体は有効とのことでした。

とはいえ、ターゲティングの結果を確認できないというのは、なかなかに不便な状況です。

レポート作成時に困るこちらの問題…解決してくれることを切に願っています。

ターゲティングした際のオーディエンスサイズの縮小について

 

リソースセンターのアップデート部分にもありますが、2021年6月初旬から、興味関心等のターゲティングを行った場合のオーディエンスサイズが明らかに小さくなっているのだそうです。確かに、広告セットの設定時の1日の推定結果が小さくなったという実感がありました。

今までのオーディエンスで配信効率が悪化していると感じた場合は、ブロード配信を推奨するとのことです。

ターゲティングが必須など、難しい場合もありますが、効果はありそうです。

いかがでしたでしょうか。

自身の情報収集がてらの発信ですが、Facebook広告を運用されている方の参考になれば幸いです。

今後もアップデート情報を仕入れたら随時発信していきたいと思います!

(参考)

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