「激しく美しく生きろ」17歳で事故死した天才・山田かまちの言葉に、胸が熱くなる 提供:上毛新聞社 By - grape編集部 公開:2019-03-31 更新:2019-04-10 ロバート地域創生 Share Post LINE はてな 自信がなくて周りに流されたり、本当にやりたいことを見失ったり…。10代のころは、なかなか『自分自身』に向き合うことができず、葛藤する日々を送っていた人も多いはず。 そんな昔の自分に重ねて、いまの若者たちに声をかけてあげられるとしたら…あなたはどんな言葉を贈るでしょうか。 群馬県で始まった、若者たちへ向けた『あるプロジェクト』が話題になっています。 群馬で始まった、若者応援プロジェクト 「誇りを持って地元から世界に羽ばたいてほしい」という若者たちへの想いを込めて、群馬県の地方新聞『上毛(じょうもう)新聞』が立ち上げた『ドローイングンマ』。 そのプロジェクトに起用されたのが、群馬県高崎市出身の表現者・山田かまちさんです。 『ドローイングンマ』特設サイト 山田かまち 山田かまちさんは、絵や詩、音楽といった類まれなる才能を持ちながら、自宅でエレキギターに感電し、17歳という若さでこの世を去った人物。 多感な10代の葛藤をつづった詩や、独創的な色彩表現の絵画など、彼がこの世に残した作品は、40年経ったいまも多くの人の心を震わせています。 『青い自画像』山田かまち 中でも、思春期の揺れ動く想いと心の叫びを表現した『青い自画像』は有名です。『ドローイングンマ』とは、そんなかまちさんの『青い自画像』になぞらえたプロジェクト。 自分らしく生き抜いたかまちさんの姿に共感した、群馬に縁のある著名人たちが、『自画像』を描いて若者に熱いメッセージを贈るというものです。そして、ありのままの自分と向き合うことの大切さを、若者に向けて発信しています。 『ドローイングンマ』特設サイト 『あの人』が贈る、若者たちへの熱いメッセージ かまちさんが残した「激しく美しく生きろ」という言葉に重ねるように、自分らしく生きる自らの姿を自画像で表現した著名人たち。その作品の一部をご紹介します。 ロバート・山本博(お笑い芸人/ぐんま特使) 拳を突き上げる体験しよう! 個性的なキャラクターと絶妙なツッコミで展開されるコントが大人気のお笑いトリオ・ロバート。メンバーの1人である山本博(やまもと ひろし)さんは群馬県出身で、『ぐんま特使』を務めています。 自分たちのネタで多くの人が爆笑してくれる…その"最高の瞬間"を追求し続ける、山本さんならではのメッセージですよね。 岡田浩暉(ミュージシャン/俳優) 全て善し。感謝の上に感謝降り来る。奇跡の今を忘れるな。 ドラマや舞台、ミュージカルなど幅広く活躍する俳優・岡田浩暉(おかだ こうき)さん。ベテラン俳優と呼ばれるようになったいまでも『感謝』という初心を忘れない姿勢に、はっとさせられます。 ROGUE・香川誠(ミュージシャン/ギタリスト) いいなぁ…君たちには未来しか無い!! ミュージシャンになるため、18歳で上京した香川誠(かがわ まこと)さん。芽が出ないうちは、安アパートで貧しい生活を送るものの、夢だけは決して諦めなかったそうです。 そしてついに22歳の時、『ROGUE(ローグ)』としてメジャーデビューを果たし、絶大な人気を誇るロックバンドに。若いころがむしゃらに生きてきた香川さんだからこそ、いまの若者たちへのメッセージが力強く響きます。 渋川清彦(俳優) 世間に流されるな 自分の目で見て体感したものを信じろ 他力本願 義理人情 少し強面な個性派俳優・渋川清彦(しぶかわ きよひこ)さん。さまざまな役を演じ分け、唯一無二の存在感と抜群の演技力で、人々を魅了し続けています。 現場でさまざまなことを吸収しながら、俳優として第一線を走り続ける渋川さんならではの熱い言葉です。 たかの友梨(たかの友梨ビューティクリニック代表取締役会長) あきらめず 心から願い 努力すれば 夢はかなう 子どものころから厳しく育てられたという、たかの友梨さん。最初は理容師として長い下積みを経験したのだとか。 「とにかく誰よりも努力して美容の世界で夢を叶えた」という彼女の言葉には重みがあり、勇気を与えてくれますよね。 ウェブサイトでは、ほかにも群馬に縁のある人たちのメッセージや、山田かまちさんの作品を見ることができます。チェックしてみてくださいね。 『ドローイングンマ』特設サイト また、大学生たちに向けて『ドローイングンマ』の特別授業を行い、学生たちに自画像を描いてもらいました。果たしてどんな作品が完成したのでしょうか。こちらの動画で、授業の様子を見ることができます。 自分らしく生きるのは、簡単に思えて、実は何より難しいもの。特に、若いころは感情に振り回されて、自分自身を見失ってしまうこともあります。 かまちさんや、メッセージを発信する著名人たちも、きっと10代のころは同じようにさまざまなことに悩み、苦しんだ経験があるはずです。だからこそ、彼らの真っ直ぐなメッセージは、説得力があり、胸に刺さるものがあるのでしょう。 いまを迷いながら生きる若者たちが、まだ気付いていない自分の可能性を広げ、どんな未来を描いていくのか…楽しみですね! 『ドローイングンマ』特設サイト [文・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな
自信がなくて周りに流されたり、本当にやりたいことを見失ったり…。10代のころは、なかなか『自分自身』に向き合うことができず、葛藤する日々を送っていた人も多いはず。
そんな昔の自分に重ねて、いまの若者たちに声をかけてあげられるとしたら…あなたはどんな言葉を贈るでしょうか。
群馬県で始まった、若者たちへ向けた『あるプロジェクト』が話題になっています。
群馬で始まった、若者応援プロジェクト
「誇りを持って地元から世界に羽ばたいてほしい」という若者たちへの想いを込めて、群馬県の地方新聞『上毛(じょうもう)新聞』が立ち上げた『ドローイングンマ』。
そのプロジェクトに起用されたのが、群馬県高崎市出身の表現者・山田かまちさんです。
『ドローイングンマ』特設サイト
山田かまち
山田かまちさんは、絵や詩、音楽といった類まれなる才能を持ちながら、自宅でエレキギターに感電し、17歳という若さでこの世を去った人物。
多感な10代の葛藤をつづった詩や、独創的な色彩表現の絵画など、彼がこの世に残した作品は、40年経ったいまも多くの人の心を震わせています。
『青い自画像』山田かまち
中でも、思春期の揺れ動く想いと心の叫びを表現した『青い自画像』は有名です。『ドローイングンマ』とは、そんなかまちさんの『青い自画像』になぞらえたプロジェクト。
自分らしく生き抜いたかまちさんの姿に共感した、群馬に縁のある著名人たちが、『自画像』を描いて若者に熱いメッセージを贈るというものです。そして、ありのままの自分と向き合うことの大切さを、若者に向けて発信しています。
『ドローイングンマ』特設サイト
『あの人』が贈る、若者たちへの熱いメッセージ
かまちさんが残した「激しく美しく生きろ」という言葉に重ねるように、自分らしく生きる自らの姿を自画像で表現した著名人たち。その作品の一部をご紹介します。
ロバート・山本博(お笑い芸人/ぐんま特使)
拳を突き上げる体験しよう!
個性的なキャラクターと絶妙なツッコミで展開されるコントが大人気のお笑いトリオ・ロバート。メンバーの1人である山本博(やまもと ひろし)さんは群馬県出身で、『ぐんま特使』を務めています。
自分たちのネタで多くの人が爆笑してくれる…その"最高の瞬間"を追求し続ける、山本さんならではのメッセージですよね。
岡田浩暉(ミュージシャン/俳優)
全て善し。感謝の上に感謝降り来る。奇跡の今を忘れるな。
ドラマや舞台、ミュージカルなど幅広く活躍する俳優・岡田浩暉(おかだ こうき)さん。ベテラン俳優と呼ばれるようになったいまでも『感謝』という初心を忘れない姿勢に、はっとさせられます。
ROGUE・香川誠(ミュージシャン/ギタリスト)
いいなぁ…君たちには未来しか無い!!
ミュージシャンになるため、18歳で上京した香川誠(かがわ まこと)さん。芽が出ないうちは、安アパートで貧しい生活を送るものの、夢だけは決して諦めなかったそうです。
そしてついに22歳の時、『ROGUE(ローグ)』としてメジャーデビューを果たし、絶大な人気を誇るロックバンドに。若いころがむしゃらに生きてきた香川さんだからこそ、いまの若者たちへのメッセージが力強く響きます。
渋川清彦(俳優)
世間に流されるな 自分の目で見て体感したものを信じろ 他力本願 義理人情
少し強面な個性派俳優・渋川清彦(しぶかわ きよひこ)さん。さまざまな役を演じ分け、唯一無二の存在感と抜群の演技力で、人々を魅了し続けています。
現場でさまざまなことを吸収しながら、俳優として第一線を走り続ける渋川さんならではの熱い言葉です。
たかの友梨(たかの友梨ビューティクリニック代表取締役会長)
あきらめず 心から願い 努力すれば 夢はかなう
子どものころから厳しく育てられたという、たかの友梨さん。最初は理容師として長い下積みを経験したのだとか。
「とにかく誰よりも努力して美容の世界で夢を叶えた」という彼女の言葉には重みがあり、勇気を与えてくれますよね。
ウェブサイトでは、ほかにも群馬に縁のある人たちのメッセージや、山田かまちさんの作品を見ることができます。チェックしてみてくださいね。
『ドローイングンマ』特設サイト
また、大学生たちに向けて『ドローイングンマ』の特別授業を行い、学生たちに自画像を描いてもらいました。果たしてどんな作品が完成したのでしょうか。こちらの動画で、授業の様子を見ることができます。
自分らしく生きるのは、簡単に思えて、実は何より難しいもの。特に、若いころは感情に振り回されて、自分自身を見失ってしまうこともあります。
かまちさんや、メッセージを発信する著名人たちも、きっと10代のころは同じようにさまざまなことに悩み、苦しんだ経験があるはずです。だからこそ、彼らの真っ直ぐなメッセージは、説得力があり、胸に刺さるものがあるのでしょう。
いまを迷いながら生きる若者たちが、まだ気付いていない自分の可能性を広げ、どんな未来を描いていくのか…楽しみですね!
『ドローイングンマ』特設サイト
[文・構成/grape編集部]