ケント・デリカットの現在に「そんなことを…？」　大泉洋がモノマネをして話題に

ケント・デリカットは、８０年代以降に日本で活躍した外国人タレントです。

明るいキャラクターで人気を博し、多くのバラエティ番組やCMに起用されました。

ここでは、ケント・デリカットの若い頃の活躍や現在の活動状況など、さまざまな情報をご紹介します。

ケント・デリカットは若い頃、テレビやCMなどで活躍していた

ケント・デリカットは、アメリカ出身の外国人タレントです。

１９７４年に北海道に宣教師として来日し、一度帰国しましたが１９８３年に再来日を果たします。

１９８４年にはバラエティ番組『森田一義アワー 笑っていいとも！』（フジテレビ系）のワンコーナー『なるほど・だ・ニッポン』に出演し、ユニークで明るいキャラクターが視聴者から好評を博し、たちまち人気タレントの仲間入りを果たします。

『笑っていいとも！』でブレイクすると、以降は多くのテレビ番組やCMに起用されるようになり、外国人タレントとして目覚ましい活躍を見せました。

２００２年４～９月にかけて放送された連続テレビ小説『さくら』（NHK）にも抜擢され、２００３年にはクイズ番組『世界バリバリ★バリュー 』（TBS系）や情報番組『午後は〇〇おもいッきりテレビ』（日本テレビ系）にも登場。

CM起用も多く、『デオデオ』や『中部白蟻研究所』、『全国家庭配置薬協会』のCMに登場しています。

ケント・デリカットといえば、かけている丸メガネを前方に離して眼球を大きく見せるネタも有名。現在も丸メガネでケント・デリカットを思い出す人は多くいます。

また、ケント・デリカットは１９９９年に、著書『パパになる！』を発売しました。

３人の娘・２人の息子の父親でもあるケント・デリカットは、『パパになる！』で自身の両親から愛情を注がれて育った経験をもとに、育児についてつづっています。

ケント・デリカットはココアを広めた人？

ケント・デリカットは、森永乳業の『ココア』のCMに出演していた過去があります。

ケント・デリカットが登場したのは、１９９５年に放送されたCM『ケントさんの疑問編』です。

当時、メディアでココアの健康効果を取り上げる特集が多く、ココアの需要が高まっていたことから、同CMは大々的に健康効果を訴求するものになっていました。

ケント・デリカット、現在はネットワークビジネスで成功

ケント・デリカットは現在、ネットワークビジネスを行っており、栄養補助食品やスキンケア製品の開発を行うアメリカ発祥のブランド『カイアニ』でアジア統括マネージャーを務めています。

２０１５年には大阪府で『カイアニ・アジア・コンベンション』が行われ、アジア統括マネージャーとしてケント・デリカットも参加していました。

ケント・デリカットは大泉洋がモノマネをして人気キャラクターに！

ケント・デリカットは明るいキャラクターが印象的なタレントで、ほかの芸能人にモノマネをされることもありました。

ローカル番組『水曜どうでしょう』（北海道テレビ）では、俳優の大泉洋さんがケント・デリカットに扮し、よく真似をしていました。

金髪のカツラに自作の青い目玉を付け、メガネをかけた大泉洋さん扮する『ケント・デリカット』はインパクト抜群。タレントのケント・デリカットのことを知らない人も、大泉洋さんが真似した『ケント・デリカット』は知っているという人が多いです。

ケント・デリカットの現在・これから

ケント・デリカットは２０１２年１１月７日放送のワイドショー番組『ワイド！スクランブル拡大SP 速報！アメリカ大統領選』（テレビ朝日系）や、２０１６年３月３０日放送のバラエティ番組『ライオンのごきげんようゴールデン！大物だらけのサイコロSP』（フジテレビ系）に出演して以降、日本のテレビ番組に出演している様子はありません。

現在も関口宏（せきぐちひろし）さんや北野大（きたのまさる）さんらが所属する事務所『株式会社三桂』に籍を置いていますが、日本での活動は少ないようです。

ケント・デリカットのこれからの活躍も期待しています！

ケント・デリカット　プロフィール

１９７４年に北海道に宣教師として来日後、一度帰国。１９８３年に再来日を果たすと翌年には『森田一義アワー 笑っていいとも！』（フジテレビ系）のコーナー『なるほど・だ・ニッポン』に出演。ユニークで明るいキャラクターがお茶の間で人気となり、以降も外国人タレントとして活躍。『デオデオ』や『ココア』のCMに起用されると、２００２年には連続テレビ小説『さくら』（NHK）への出演も決定。現在は健康食品を扱うブランド『カイアニ』のアジア統括マネージャーとして活躍中。

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[文・構成／grape編集部]