【2021年版】Wi-Fiルーターのおすすめ12選! 選び方のポイントも解説

パソコン・スマホ By - grape編集部 更新:

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コロナ禍により在宅ワークやオンライン授業などの機会が増え、今やWi-Fiルーターは家庭の必需品となりました。

Wi-Fiルーターは無線でインターネットが利用でき、スマートフォンやパソコンだけでなくゲーム機やテレビ、ロボット掃除機やエアコンなどさまざまなデバイスや家電を便利に使用するために必要なものです。

また、Wi-Fi環境下であればスマートフォンのデータ通信量を使わなくて済むので、Wi-Fiを上手に使用することで携帯料金を節約することが可能です。

当記事では、Wi-Fiルーターの選び方のポイントと、おすすめ12選をご紹介します。

Wi-Fiルーターの選び方

使う場所の広さで選ぶ

Wi-Fiルーターは、使う場所の広さで選ぶことがポイントです。

自宅の間取りや面積に合ったものを設置しないと、部屋によって電波が届かないということになりかねません。

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Wi-Fiルーターには、使用可能な目安が記載されているので、使用する場所の間取りに合ったものを選びましょう。

また、Wi-Fiは壁や水回りが近くにあると電波が届きにくいという特徴があり、ルーターの設置場所によっては目安より電波が届きにくくなる場合も考えられます。

そのため、少し余裕を持った目安表示のものを選ぶのがおすすめです。

さらに、2階建てや部屋数が多いマンションなどでは、電波を遠くまで飛ばせる外付けアンテナモデルやメッシュWi-Fi機種のあるものを選ぶと安心でしょう。

同時接続数で選ぶ

Wi-Fiルーターは、同時接続数を考えて選ぶことをおすすめします。

Wi-Fiルーターは、規格によって目安となる利用人数や接続可能なデバイスの数が記載されているので、必要な接続数に合わせたものを選びましょう。

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今や1人につき複数のデバイスを所持していることも少なくないため、家族で共用するプリンターなどの家電台数もリストアップし、余裕を持った機種を選ぶのがおすすめです。

通信規格で選ぶ

「通信速度が遅いのがストレス」「家族で一斉に使用するとつながりにくくなる」とお困りの人は、Wi-Fiルーターの通信規格で選ぶことをおすすめします。

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ルーターやカタログに表示されている『IEEE802.11』が国際的な標準規格のことで、一番新しいのは『IEEE802.11ax』です。

とはいえ、なかなか分かりにくいため、より分かりやすく『Wi-Fi5』や『Wi-Fi6』と呼ばれることもあります。

5や6という数字は世代を表していて、2021年10月現在、一番新しい規格が『Wi-Fi6』です。

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通信規格の違いが影響するのが、利用する周波数帯と最大通信速度

例えば、周波数には『2.4GHz帯』と『5GHz帯』があり、2.4GHz帯は対応機種が多く障害物に強いメリットがあり、5GHz帯はほかの機器との電波干渉が少なく、安定した通信が可能です。

規格によってどちらか一方の周波数帯、または両方に対応しています。

在宅勤務や在宅学習が増え、一度にたくさんの人がたくさんの機器を使用する場合は、最新の通信規格のWi-Fiルーターを選ぶといいでしょう。

セキュリティも重視

Wi-Fiルーターを選ぶ時はセキュリティにも注目することが大切です。

同月現在、ほとんどの機種には電波を暗号化するセキュリティ技術が搭載されていますが、念のためチェックしてから購入するのがおすすめ。

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セキュリティ規格である『WPA3』に対応したルーターなら、不正なアクセスを強力にガードしてくれます。

設定が簡単な接続機能で選ぶのもあり

Wi-Fiの設定が難しくて自信がないという人には、設定が簡単にできる接続機能付きのルーターがおすすめです。

通常、Wi-Fiを設定する時はSSIDを選んで暗号化キーの入力をすることで接続可能となりますが、それをボタン1つでできる『ワンタッチ接続機能』対応のものなら簡単に設定できます。

また、買い替えの場合は面倒な設定がいらない『引き継ぎ機能』対応のルーターなら、『WPS(Wi-Fi Protected Setup)』を利用してスムーズにセットアップができますよ。

Wi-Fiルーターのおすすめ商品4選(一人暮らし用)

使用する広さや接続台数が比較的少ない一人暮らしにおすすめな、コンパクトでリーズナブルなWi-Fiルーターを4つご紹介します。

1.『I-O DATA WN-SX300FR/E』

スマートフォンやパソコンなどの最低限の環境があればよいという人におすすめなのが、4台分のデバイス接続が可能な『I-O DATA WN-SX300FR/E』です。

『I-O DATA WN-SX300FR/E』は、コンパクトでどこにでも設置しやすいCDケースほどのサイズで、縦置きや横置き、壁掛けにもできます。

混雑しがちな時間帯でもスムーズに通信できる『IPv6』対応で、WPSボタンを押すだけでつながるワンタッチ接続機能や、買い替えにもおすすめな引き継ぎ機能も搭載されているので、ルーター初心者の人には特におすすめです。

2.『TP-Link TL-WR841N』

『TP-Link TL-WR841N』はスマートフォンで簡単に設定ができるコスパの高いWi-Fiルーターです。

通信規格は2.4GHz、転送速度規格は300Mbps(11n)で、推奨接続台数は12台。一人暮らしでも快適に使用できるモデルです。

既存のルーターを持っている場合は、『TP-Link TL-WR841N』を親機の電波を中継する『中継器モード』としてや、Wi-Fiルーターのルーター機能を無効化する『ブリッジモード』としての使用も可能。

業界最長という3年保証が付いているのも嬉しいポイントです。

3.『‎NEC Aterm ‎AM-AX1800HP』

『‎NEC Aterm ‎AM-AX1800HP』はWi-Fi6(11ax)の最新規格ルーターです。スマートフォンやタブレット、パソコンなど複数台の同時使用でも安定した通信が可能。

一人暮らしなら『‎NEC Aterm ‎AM-AX1800HP』1台でも十分ですが、AX1800シリーズと合わせて使用すれば、大きなネットワーク環境を構築する『メッシュ中継器』としても使用できます。

電波状況をチェックして最適な周波数帯を自動で切り替えてくれる機能や、自動的に最新のファームウェアに更新される安心機能も備わっていますよ。

4.『BUFFALO ‎WSR-1500AX2S/NBK』

Wi-Fi6(11ax)対応の『BUFFALO ‎WSR-1500AX2S/NBK』は、コンパクトな設計で、壁掛けや縦置きに対応するデザイン。部屋が広くないという一人暮らしの方におすすめです。

『BUFFALO ‎WSR-1500AX2S/NBK』はセキュリティWPA3対応なので、在宅ワークでの情報漏洩も防止できます。

アクセス集中による影響を受けにくい『IPv6対応』で、いつでも快適な仕事が可能。

本体裏側にある赤いボタンを押すだけで簡単に設定の引き継ぎができるので、買い替えにもぴったりです。

Wi-Fiルーターのおすすめ商品4選(マンション用)

3LDKや4LDKなどの間取りに対応可能な、マンション住まいにおすすめのWi-Fiルーターを4つご紹介します。

1.『BUFFALO エアステーションWSR-1166DHPL2/N』

リーズナブルな価格ながら、IPv6対応の『BUFFALO エアステーションWSR-1166DHPL2/N』は、3LDKまでのマンション住まいの人におすすめ。

デバイスは12台まで接続可能で、複数端末の同時通信が行える『MU-MIMO』で快適につながります。

また、端末を目掛けて電波を送信する『ビームフォーミング機能』が搭載されているので、離れた場所でも安定した通信が可能です。

2.『エレコム WRC-1167GST2A』

「面倒な設置が苦手だけど、家族で使用できるルーターが欲しい」という人には、『エレコム WRC-1167GST2A』がおすすめ。

『エレコム WRC-1167GST2A』は、スマートフォンで簡単にできるセットアップ機能や、買い替え時の引継ぎも楽にできる引越し機能付きです。

4人家族を想定した設計で、全員がそれぞれ端末を同時に使用しても快適に通信できます。

悪質なウェブサイトのブロック機能のほか、セキュリティーソフトがインストールできないネットワーク家電をガードする機能が搭載されているので安心です。

3.『ASUS ZenWiFi XD6/W (2 Pack)』

「在宅ワークを快適に行いたい」という人におすすめなのが、メッシュWi-Fiシステム『ASUS ZenWiFi XD6/W (2 Pack)』。2台を併用することで4部屋分の通信をカバーします。

高速通信可能なWi-Fi6対応なので、家中のどこにいても回線が途切れることなくオンライン会議の音声や映像を見ることができます。

機密性の高いデータも暗号化して保護するネットワークセキュリティWPA3対応なので、在宅勤務も安心して行えますよ。

4.『TP-Link Deco X60』

ストレスのないWi-Fi環境を求めている人には、『TP-Link Deco X60』がおすすめです。

『TP-Link Deco X60』は、最新のWi-Fi6対応のメッシュWi-Fiで、幅広い範囲で満遍なく通信可能。

ユニットは最大10台まで追加できるのでどんな間取りにも対応します。

また、デバイスは最大150台まで接続可能なので、スマートフォンやゲーム機、家電などが増えても安心。

アプリから簡単にセキュリティ設定や優先順位設定ができるのもポイントです。

Wi-Fiルーターのおすすめ商品4選(一戸建て用)

2階建てや3階建てにも対応可能で、さらに家族が同時に通信できる機能が備わった、一戸建てにおすすめなWi-Fiルーターを4つご紹介します。

1.『BUFFALO WXR-5700AX7S/N』

『BUFFALO WXR-5700AX7S/N』は、Wi-Fi6対応でたくさんの台数のデバイスの同時通信に強いルーターです。

大容量ネットサービスを快適に楽しめる10Gポート搭載なので、よく動画を観たりゲームをするという家族におすすめ。

『BUFFALO WXR-5700AX7S/N』は、可変アンテナで特定方向への電波を強化できるので、好きな場所にしっかり電波が届きます。

さらに安定した通信を求める場合は、対応商品を追加することでメッシュWi-Fiにアップグレードできる点も魅力です。

バッファロー WXR-5700AX7S/N

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2.『TP-Link Archer C80』

業界最高基準の3年保証が魅力の『TP-Link Archer C80』。

『TP-Link Archer C80』は、同時通信も快適なMU-MIMOや、スマートフォンなどの端末に集中してWi-Fi通信するビームフォーミングで部屋中のどこにいてもつながりやすいのが特徴です。

2.4GHzと5GHzの周波数帯に対応しており、ルーターがその時に最適な周波数帯に自動で接続。

専用のアプリで誰でも簡単にセットアップできるので、ルーター初心者でもスムースに設定できます。

3.『NEC Aterm PA-WG2600HM4』

『NEC Aterm PA-WG2600HM4』は、つながりやすさに特化したWi-Fiルーターです。

『NEC Aterm PA-WG2600HM4』は、端末ごとに最適な周波数帯を移動させたり、電波干渉が少ないチャネルを優先的に利用したりする機能が付いており、高速で快適な通信を実現しています。

また、よりセキュリティレベルの高いWPA3の採用、専用アプリでルーターに接続中の端末を確認できる機能もあるため、安心して快適にインターネットを利用できます。

4.『NETGEAR Orbi RBK853』

大きな一戸建てでもスムーズなWi-Fi環境を実現するなら、『NETGEAR Orbi RBK853』がおすすめ。ルーターと2台のサテライトで最大525m2をカバーします。

最新のWi-Fi6対応のメッシュWi-Fiで、スマートフォンのみならずテレビやペット家電、エアコンなどのIoT家電をたくさん接続しても快適にインターネットを使用できます。

2.4GHzと2つの5GHzのトライバンドで、たくさんのデバイスにも遅延なくWi-Fiをつなぐことができるようです。

Wi-Fiルーターでネット環境を快適にしよう!

自宅で快適にインターネットを使用するための、おすすめWi-Fiルーターをご紹介しました。

在宅でインターネットを使用する機会が増えている2021年10月現在は、Wi-Fi環境を見直すいい機会です。

Wi-Fiルーターを選ぶ時は、使用する広さや、同時接続数に余裕を持たせたものを選びましょう。

さらに快適な環境づくりのためには、最新の通信規格に対応したものやセキュリティ対策がされたもの、簡単な接続機能があるものがおすすめです。


[文・構成/grape編集部]

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