『城』や『かまぼこ』だけじゃない！　小田原の魅力はこんなところにも

住みやすいだけでなく、観光地としても年々人気が高まっている街、神奈川県小田原市。

小田原城を始めとした歴史的な街並み、相模湾で獲れる海の幸などが有名ですが、実は街の商店街にも魅力があふれていることをご存じでしょうか。

市内の商店街は、定期的に創意工夫を凝らしたイベントを展開し、地域の魅力を発信しているのです。

２０２２年１２月２３日から２０２３年１月３０日までは、３つの商店街が連携した『イルミネーションプロジェクト』が行われています。

小田原市を彩る３つのイルミネーション 見どころは…？

小田原市では、これまでに複数の商店街が連携してイルミネーションを行ったことはなく、今回が初めての取り組みです。

商店街にはそれぞれ特色があり、各々の個性を生かしたライトアップがされています。

駅前おしゃれ横丁商店会

小田原駅東口に位置する『駅前おしゃれ横丁商店会』は、歩行者だけが通れる小さな商店街です。

レンガによる石畳が特徴的な小径は、どこか昭和の香りを感じさせる、ノスタルジックな雰囲気。

同商店街では、その石畳がライトアップされ、かわいらしい動物の顔が各所に映し出されています。

小さな子供にも分かりやすく、家族で楽しめそうな演出ですね。

しろやま商店会

小田原駅西口に位置する『しろやま商店会』は、緑が多く落ち着いた雰囲気の商店街。

西口のロータリーから城山を上るように伸びる道路で、歩道には多くの立木が植えられています。

同商店街では、道路の立木を、鮮やかな青色にライトアップ。

青色のライトアップには、怒りを鎮めたり、心を落ち着かせたりする、リラックスの効果があるようですよ。

おだわら竹の花商店会

その昔、甲斐（甲府）や、御殿場への主要な街道でもあった、『おだわら竹の花商店会』。

夏祭りや俳句大会など、地域での交流イベントも多く、老若男女問わずに楽しめる『ふれあい』を大切にしている商店街です。

同商店街では、中央に位置する『さがみ信用金庫』の壁面に、フォトスポットを設置しています。

小田原市の花である『梅』をモチーフにしたランタンで彩られたスポットは、SNSなどで『映える』こと間違いなしです！

イルミネーションは、冬の風物詩の１つ。

このほかにも、各商店街のこだわりが詰まったライトアップは、１月３０日まで楽しむことができます。

空気が澄んでいる冬の季節、小田原のきれいなイルミネーションを楽しんでみてはいかがでしょうか。

---

[文・構成／grape編集部]