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人間の可能性はどこまで広がる!? もはやサーカスを超えた話題の『トーテム』

By - grape編集部  公開:  更新:

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世界的に有名なシルク・ドゥ・ソレイユによるサーカス・エンターテインメント『トーテム』。以前、開催された『オーヴォ』『クーザ』『コルテオ』など、人間離れした動き、豪華な舞台装置など、多くの人々を魅了しました。

そして2016年から2017年に、東京・大阪・名古屋・福岡・仙台の五都市で開催される『トーテム』は、開催前から大きな話題に!

不可能を可能にしていく「人類の進化」をテーマにした今回の『トーテム』は、どれほどの可能性を秘めたサーカスなのか…。最高峰のアクロバットと、最新の映像技術を見に東京・お台場の会場に足を運んできました!

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出演者との距離が近い!

『トーテム』を見に行くなら、ぜひ開演の15分前には、席につくことをオススメします。というのも、実際の出演者(アーティスト)による、ちょっとした余興が用意されているのです!

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陽気でカメラ好きのバレンティーノや、

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紳士的な雰囲気を醸し出すトラッカーが客席を廻り、今か今かと待つお客さん達を開演前から盛り上げてくれます。

中には、バレンティーノにナンパされたり、トラッカーから赤い付け鼻をもらう人も間近にいて、見ていて羨ましくなってしまいました!

壮大なスケールで繰り広げられる演目

今回披露された演目は、全部で16演目。都合により演目の一部が変更される場合があるそうですが、当日披露された演目の一部をご紹介します!

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カラペース

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最初の演目は、「カラペース」

カエルに扮した出演者たちが、トランポリンや、亀の甲羅を模した平行棒を使い、ステージ中を縦横無尽に飛び跳ねます。

すでに人間とは思えないカエルを模した動き、抜群のタイミングで平行棒を飛び交うスピード感。一気に『トーテム』の世界へと引き込まれてしまいます。

最初からこんなに飛ばしてよいものか…そう思わずにはいられないレベルの高さに、否応なく興奮が高まっていきます!

リングス・トリオ

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ビーチ風に彩られたステージの上で、筋肉隆々の3人の男女が繰り広げる吊り輪の演目。

二本の腕だけで全体重を支えているとは思えないほど、自由自在に空中でポーズを決めていく3人。思わず「すごい…」と言葉がもれてしまいました。

さらに、ステージを飛び出すほどのアクロバティックな動きもあり、前方のお客さんの頭上を越える演技は、どこから見ても迫力大です!

フィックスト・トラピス・デュオ

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恋人同士のような、若い男女が織りなす、空中ブランコを使用した演目です。

足と手だけでお互いを支えあいながら、次々と空中技を繰り広げる2人は、命綱無しということを忘れさせるほど軽やか!

徐々に近づいていく2人の心の距離も、見ていて甘酸っぱい気持ちになります(笑)

ディアボロ

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大道芸でも有名な「ディアボロ(コマの一種)」を披露するのは、開演前に客席を賑やかした、トラッカーと呼ばれるアーティスト。

ラテンの香り漂うバックバンドの演奏に合わせ、見たこともないような鮮やかな技を決めるトラッカーに、大きな歓声が上がります。天井に届きそうなほど、あんなに高く飛び上がるコマは初めて見ました!

ローラー・スケート

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私が一番興奮してしまったのが、この結婚式を連想させる純白の衣装に身を包んだ男女による、ローラー・スケートの演目!

1.8メートルほどの狭く丸いプラットフォームの上で、スピード感満載の技を決めていきます。手に汗握る超人的な旋回は、固唾を飲んで見入ってしまうほど。

先に披露された「フィックスト・トラピス・デュオ」とは違う、大人の雰囲気漂う演目でした。

日本公演初の試み!『トーテム』の世界観を映像で体験

会場内はカメラの使用が禁止されているため、残念ながら映像で興奮のステージをお伝えすることができません。

しかし、『トーテム』では日本公演初となる、実際の演目を映した「360度パノラマVR動画」が公開されています。

ステージ中央という、普段なら絶対に見ることのできない視点から、『トーテム』の世界観を体験してみてください。

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360度パノラマVR動画

※ iPhoneでは、YouTubeアプリがインストールされている必要があります。
※ Androidでは、起動時にYouTubeで開いてください。
※ PCでは、chromeにてご確認ください。

家に帰った後も、余韻を残す数々の演目。評判以上のクオリティに、人気の理由がわかりました!もう一度見ても新しい発見がありそうで、違う席からも見てみたくなってしまいました。

なお、今回行った東京公演は、お台場ビッグトップにて6月26日(日)まで上演中です。詳しい日程やチケット状況などは、こちらからご確認ください。

Photos
OSA Images, Matt Beard Costumes: Kym Barrett © 2010, 2014 Cirque du Soleil

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