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「これは良い!」「素晴らしい」形が悪くて廃棄するイチゴを使ったアイディアとは?

By - grape編集部  公開:  更新:

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2011年3月11日14時46分すぎ、宮城県沖で観測史上最大の地震が起こりました。

その後に起こった津波によって、東北や関東の太平洋側の地域に壊滅的な被害が発生。死者・行方不明者は1万8千人を超え、復興庁の発表によると2019年2月7日の時点でも、避難者は約5万2千人にのぼります。

※2011年3月12日 福島県南相馬市

日本人の心に、さまざまな思いを残した東日本大震災

まる8年が経った2019年3月11日も、TV番組では「震災に関すること」「復興に関すること」など、さまざまな話題が取り上げられました。

多くの人が東日本大震災に思いをはせた3月11日。一方で、ネットでは「遠くに住んでいる人は、こういった時にしか震災を思い出さない」といった指摘も…。

誰にでもできる復興のための応援

そんな東日本大震災からの復興を、誰もが応援できることをご存知ですか。

その方法は、『チャレンジ!ふくしま創生プロジェクト』への参加。

チャレンジ!ふくしま創生プロジェクト』からスクリーンショット

地方創生をキーワードに、さまざまなクラウドファンディング案件をまとめて閲覧できるウェブサイトで、「福島の復興を応援したい」という人に最適です。

応援する方法はプロジェクトによって異なりますが、基本的には賛同した企画の商品を購入する形で支援できます。

たとえば、現在開催中の『いちごのリキュール koichigo プロジェクト』では、イチゴイチゴのリキュールを購入することで、福島を応援できます。

ウェブサイトには、参加者の思いやプロジェクトがスタートした経緯などが分かりやすく整理されているので、ご覧ください。

「いちごのリキュール koichigo(こいちご)」プロジェクト

福島県の二本松地域にある、地元企業・丸中建設。復興事業が落ち着きつつある時期だからこそ、5年後、10年後の福島にある不安を感じていました。

・地域で使用されなくなった農地をどう活用すべきか。
・農家の高齢化や後継者不足による農業技術の衰退にどう対応すべきか。

決して簡単ではない、この課題に取り組むべく、丸中建設は農業分野への進出を本気で検討。2017年8月に『マルナカファーム株式会社』を設立します。

ところが、元々農業を専門とする会社ではなかったため、そもそも「何を作るべきか」から考え始めなければなりません。そんな時に出会ったのが、二本松地域に唯一残ったイチゴ農家の斎藤征一さんでした。

「35年のイチゴ栽培で培った農業技術を継承し、未来へ繋ぎたい」

そんな想いを斎藤さんと共有し、ともにプロジェクトをスタートさせることに!

さまざまな人たちの協力はもちろん、地元とともに少しずつプロジェクトが進んでいきます。時には地元の幼稚園に通う子どもたちがイチゴの収穫体験に来ることも。お礼の手紙も可愛らしいですね!

『マルナカファーム』が目指したのは、朝採りした大粒で完熟した糖度の高いイチゴだけを厳選イチゴとして販売するブランド戦略。これが評判を呼び、直売所や道の駅で大ヒットします。

しかし、このブランド戦略によって別の問題が発生します。それは、質は変わらないのに形が悪いという理由で廃棄せざるを得ないイチゴが出てしまったこと…。

あまりにも勿体ない現状を打破すべく、マルナカファームは地元の酒造メーカーと手を組み、新しい商品の開発に乗り出しました。

その結果、イチゴの果肉たっぷりの豊潤な『いちごのリキュール koichigo(こいちご)』が完成したのです!

決して簡単ではなかったリキュールの開発。地元の協力がなければ完成することはなかったはずです。

『いちごのリキュール koichigo(こいちご)』完成までの細かな経緯や、具体的にどういった応援ができるかなどは、こちらのページでご覧ください。

農業や介護者の負担を軽減するサポートスーツから老舗旅館の再生まで

『チャレンジ!ふくしま創生プロジェクト』のウェブサイトには、ほかにもさまざまなプロジェクトが掲載されています。

たとえば『サポートスーツファンド』は、農業や漁業、介護関係者の負担を軽減するために開発されたサポートスーツ。地元福島で長年、縫製業を続けてきた『富樫縫製』が開発し、丁寧に仕上げています。

富樫縫製 サポートスーツファンド
※詳しくはこちらをご覧ください。

これ以外にも、老舗旅館を再生するためのプロジェクトや地元の農園にカフェを併設する計画なども。

また、『チャレンジ!ふくしま創生プロジェクト』の詳しい情報は、毎週月~金曜の朝に放送されているラジオ番組『あさぼらけ』(ニッポン放送)でも紹介されています。

遠くの誰かの話ではなく自分ごとに

東日本大震災から8年。直接、被災をしていない人にとっては、震災の記憶が少しずつ薄れてしまう時期なのかもしれません。

しかし、たとえメディアで報じられなくても、現在も不自由な暮らしを強いられ、復興のために奮闘している人は数多くいます。

・当事者でなければ、できることはないのか。

・節目に思い出すだけのことになっていないか。

そんなことはありません。私たちにも、さまざまな形でできることがあるはずです。

復興を応援したいという思いがあるかたは、『チャレンジ!ふくしま創生プロジェクト』のウェブサイトを見て、復興を応援してみてはいかがでしょうか。

ニッポン放送『上柳昌彦 あさぼらけ』

毎週月曜日 朝5時~6時
毎週火曜日~金曜日 朝4時30分~6時 生放送

『チャレンジ!ふくしま創生プロジェクト』は、毎週木曜日 午前5時25分ごろのコーナー「チャレンジ!~福島復興に向けて~」にて、3月28日(木)まで紹介。


[文・構成/grape編集部]

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