サラダ菜とは? 選び方や保存方法、レシピを紹介!
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サラダ菜は肉厚でやわらかな葉が魅力です。いろいろな野菜とミックスして華やかなサラダにするのはもちろん、お肉を巻いて食べると、脂っこさを和らげてくれるでしょう。スープにしてもおいしく食べられます。
ここでは、ただの添え物ではない、サラダ菜のおいしい食べ方とその特徴をご紹介します。実は栄養が豊富なサラダ菜。選ぶ時のポイントと保存方法をマスターして、ぜひサラダ菜を食卓に取り入れてくださいね。
サラダ菜とは
※写真はイメージ
サラダの中や、野菜売り場で見かけるサラダ菜。サラダ菜とはどんな野菜でしょうか。
サラダに入っていても、どれかはすぐにピンとこないことも。どんな特徴があるのか、どんな栄養があるのか、実はよく知らない人も多いでしょう。チシャ、サンチュとの違いや関係性も整理してみましょう。
サラダ菜の特徴
サラダ菜はレタスの仲間で、キク科アキノノゲシ属チシャ種の野菜です。
「サラダ菜やチシャ、サンチュは同じものなのか」「どう違うのか」と混同されがち。チシャというのはレタスの和名です。そのため、サラダ菜はチシャの種類の1つ。サンチュもサラダ菜と並んでチシャの仲間です。
サラダ菜は一般的な玉レタスと比べると、外側の葉がふっくらやわらかいのが特徴。葉の色も玉レタスより濃い緑色をしています。厚みのある葉は、シャキシャキというよりは肉厚でなめらかな食感。甘みの中にほのかな苦味が感じられます。
一般的なレタスは固い球になる『クリスプヘッド型』と呼ばれるのに対し、サラダ菜は『バターヘッド型レタス』と呼ばれます。バターを塗ったように葉にツヤがあり、ゆるい球になることがサラダ菜が『バターヘッド』と呼ばれる由来だそう。
サラダ菜の旬は5〜6月、9〜10月です。日本各地で育てられ、比較的一年中スーパーマーケット(以下、スーパー)に並んでいる野菜です。
サラダ菜の栄養価
サラダ菜はさまざまな栄養を含む緑黄色野菜です。βーカロテン、鉄は玉レタスよりもサラダ菜に多く含まれる栄養素。βーカロテンは目の疲れ、鉄は貧血に効果があるといわれています。
そのほかサラダ菜は、塩分の取りすぎを調整してくれるカリウムや、赤血球を作るのに欠かせない葉酸も含みます。ビタミンE、ビタミンKなども含まれ、抗酸化作用や美肌効果も期待できるといわれる食材です。
サラダ菜の選び方と保存方法
※写真はイメージ
サラダ菜を買う時に知っておきたい、おいしいサラダ菜を選ぶポイントをご紹介します。新鮮さを長持ちさせる方法もありますよ。
サラダ菜を選ぶポイント
サラダ菜を選ぶ1つ目のポイントは、葉の状態を見ることです。葉の緑色が濃いもの、葉がみずみずしく、またツヤとハリがあるものを選ぶようにしましょう。
サラダ菜を選ぶポイント2つ目は、切り口の状態を見ること。サラダ菜を収穫した時の切り口が茶色く変色していないものを選びましょう。
保存方法のポイント
サラダ菜を新鮮に保つために、保存方法のコツを見ていきましょう。サラダ菜は乾燥に弱い野菜です。そのため、サラダ菜を乾燥から守ることが保存方法のコツとなります。
サラダ菜を丸ごと保存する時は、水で適度に湿らせたキッチンペーパーでサラダ菜全体を包みましょう。
ペーパーで包んだサラダ菜を保存袋かポリ袋に入れて冷蔵庫へ。冷蔵庫では野菜室に立てて入れるようにすると、サラダ菜を新鮮に長持ちさせられます。保存期間は3〜4日です。
サラダ菜を少量に分ける時は水の中で手でちぎるのがおすすめ。サラダ菜はハサミや包丁などの刃物を使って切ると、その切り口から酸化が進んでしまいます。
サラダ菜はちぎった後キッチンペーパーで水分を拭い、保存容器に入れて保存。保存容器はふたを閉める前に、湿らせたキッチンペーパーをサラダ菜の上に置くと乾燥を防げます。
ちぎったサラダ菜は冷たい水につけると、歯ざわりがパリッとよくなります。ただ栄養価が落ちてしまうことが多いので、冷水にはさらしすぎないように注意しましょう。
サラダ菜を使ったおすすめレシピ
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『キッコーマン』のウェブサイトでは、サラダ菜を使ったレシピが紹介されています。その中から3つのレシピを見ていきましょう。サラダ菜のやわらかい食感を生かしたレシピです。
ささ身のカリカリ揚げサラダ仕立て
添え物としての役割が多いサラダ菜。このメニューではサラダ菜の肉厚でふんわりした食感が、メインのささ身の揚げ物のカリカリ感を一層引き立てます。
食べていて、食感のコントラストが楽しめる1品です。ささ身と野菜というヘルシーな具材でありながら、ボリュームと食べ応えを感じられます。
春雨と野菜のレタス巻きサラダ
春雨をのせた見た目にも華やかなサラダです。サラダ菜のやわらかさを活かしてふんわりと巻きましょう。葉がパリパリしすぎないので、口が小さい子供や女性にもパクっと食べやすいサラダ。パーティなどの1品として並べたら、テーブルが豪華になります。取り分け不要なのも嬉しいメニューです。
ドライカレーTEMAKI
サラダ菜を巻いて食べるメニューの中でも、こちらはサラダ菜を巻き寿司の海苔の代わりのように使うメニュー。ドライカレーを具にご飯とサラダ菜で巻いた巻き寿司は、見た目も華やかでボリューム満点!おもてなし料理やお祝いなどイベントご飯にもぴったりです。
サラダ菜を使った料理を楽しもう!
やわらかい葉を持った、栄養豊富なサラダ菜。葉の色が鮮やかで、切り口が変色していないものを選ぶのがコツだと分かりました。乾燥に気を付けて湿らせたキッチンペーパーで包めば、新鮮さを保ちながら保存できます。
メインのお料理に添えても、いろいろな野菜とサラダにしてもよいでしょう。ご紹介したメニューでは、いろいろな食べ方でサラダ菜のおいしさを楽しめます。スーパーでサラダ菜を見かけたら、ぜひ手に取ってみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]