『元祖メガネっ子アイドル』時東ぁみ もう1つの姿がすごすぎる! 提供:東京都総務局 By - grape編集部 公開:2024-08-26 更新:2024-09-02 勉強大人東京災害対策防災 Share Post LINE はてな 地震や火山噴火、台風、大雨、大雪など、さまざまな自然災害と隣り合わせの日本列島。 いざという時に備えて、防災についての正しい知識を持つことは大切です。 あなたは『防災士』という資格があることをご存じでしょうか。 その名の通り、防災に関する知識や技能を持ち、平常時には人々の防災意識を高めるための情報発信、有事の際には避難誘導や救命活動、避難所の運営などを行います。 具体的にどのような活動を行っているのか、『元祖メガネっ子アイドル』として芸能界で活躍しながら、『防災士』としてもさまざまな取組みを行っている、時東ぁみさんにお話をうかがいました。 時東ぁみ 『ミスマガジン2005』で『つんく♂賞』受賞し、芸能界デビュー。アイドル、俳優、タレント、歌手などマルチに活躍。 2007年に取得した『防災士』を始め、数多くの資格や検定を取得している。 【取得資格】 防災士免許・上級救命技能ジグソーパズル検定1級・英検3級・TCカラーセラピスト手話検定4級・整理収納アドバイザー2級耳つぼジュエリーアーティスト食品衛生責任者・チャイルドケアプラスペット災害危機管理士3級・環境アレルギーアドバイザーペットセーバー・ダイエットインストラクタープロテインマイスター・クリーニング師無人航空機操縦技能・ペット防災生活アドバイザー普通自動車運転免許・ジュースマイスター ――『防災士』としての活動内容は? 防災に関するイベントに呼んでいただいて、講演をしたり、『防災ソング』を歌って踊ったりしています。 近年では、自分で防災のイベントを企画して運営することもありますね。 また、ラジオ番組や、YouTubeチャンネルでも啓発活動をしています! ――どのような発信をしている? 災害に対する準備などを呼びかけています。 例えば、台風などの気象災害は『前もって分かる』ので、天気予報をよく見て行動するという対策ができるのですが、その他の災害に対しては、『備えること』しかできません。 非常時に必要なものは人それぞれなので、市販の『防災セット』を自分流にアレンジしたり、避難所の場所や経路を確認して、実際に歩いてみたりなど、『もの』と『心』の準備が大事です。 ですが、もっとも大切なのは『家を安全にすること』だと思います。 非常時こそ、日常に近い生活をしたほうがストレスも少ないので、安全が確保できているのなら、家にいることが一番です。 家具の転倒対策や、備蓄品を用意して、家を安全、安心な場所にすることが大切です。 ――『防災士』を取得したきっかけは? 私は17歳で芸能界に入ったのですが、もともとは体育教師や、身体の不自由な方などにスポーツを教える人になりたくて、体育大学を目指していたんです。 芸能活動をしながらでも、余裕で両立できるだろうと考えて、オープンキャンパスに行ったり、実技試験の練習をしたりもしていました。 でも、蓋を開けてみたら想像以上に忙しくて、大学進学は諦めざるを得なくなったんです。 今は、その選択をしてよかったと思えるのですが、その時は夢が閉ざされたような気持ちでした。 落ち込んでいた時に、当時のプロデューサーだった、つんく♂さんが「人助けがしたいなら、こんな資格があるよ」と紹介してくれたのが『防災士』だったんです。 当時はまだ全国で数万人しかいないようなマイナーな資格で、なぜそれをつんく♂さんが知っていたのかは、今でも謎です(笑)。 ――資格取得に目覚めたきっかけは? 『防災士』の資格を取って、防災について詳しくなればなるほど、「全然知識が足りない」と感じたんです。 「避難所でのアレルギーのことも問題だな…ペットのことも守りたいな…」などと考えて勉強していたら、こんな数になっちゃいました(笑)。 ――今、新しく興味を持っている分野は? 今、興味があるのは『人とペットの防災救急士』です。 講師の方が、救命救急士の大学教授かつ愛犬家でもある人で、いざという時に人とペット、両方を助ける方法を学べるんですよ! ペットを飼っている人にとっては、大事な家族の一員なので、勉強したいなと思っています。 防災関連以外では、私自身がトレーニングをしていることもあって、人間の身体のことはもっと学びたいですね。 あとは、子供が『英語リトミック』に通っているのですが、私が分からない単語が少しずつ出てきたので、英語も一緒に学びたいなと思っています! 『防災士』という大きな軸を持ちながら、仕事のため、家族や友人のため、趣味のためなど、さまざまな理由で勉強を続けている時東さん。 『資格マニア』といわれるほど、大量の資格や検定を保持していますが、時東さんは「好きなことを学んできた結果」だといいます。 そこで、東京都が運営する大人の学び直しのためのポータルサイト『東京リカレントナビ』を見てもらいました。 ――サイトを見た感想を教えてください。 すごくいろいろな講座があって驚きます!『ビジネススキル』や『お金』のこともすごく興味ありますし…『介護』や『手話』もちゃんと学んでみたいです! 講座名や動画のタイトルが魅力的でつい受講したくなっちゃいますね(笑)。 やっぱり、『自分が自信を持てることがある』というのはすごく大事だと思うんです。 私にとってそれは『防災』で、芸能人の中では一番学んでいる自信があるし、そういうものが1つでもあることで前向きにもなれます。 何をするかは、『突き詰めたもの勝ち』だと思っているので、例えば趣味や遊びのことでもいいんです! 「何をやったらいいかが分からない」「あれもこれも興味ある」という人に見てもらうと、自分に合ったものが見つかりそうですね! 『東京リカレントナビ』では、東京都や、都内の大学、関係団体などが提供する公開講座を約500件紹介しています。 受講料が有料か無料か、対面かオンラインかなど、条件別に探すことも可能。 各分野の知識や魅力について、20分程度で分かりやすく紹介する『ミニッツ動画』も配信しており、学び直しのきっかけをくれるコンテンツが盛りだくさんです。 ――これから、『学び直し』を始めようとしている人にメッセージを。 本当に興味を持ったこと、やりたいと思ったことに関しては今すぐに動き出すのがおすすめです! 私は興味のある講座などを見つけたら、その日のうちに申し込みます。 「来週でいいや」と思っていたら、ずっと動けないので、無理やりスケジュールを入れて、やるしかない状況を作ってきました。 一歩踏み出すには、瞬発力も大切です!新しい分野に飛び込むと、学びだけでなく新しい出会いなどもあって、めちゃくちゃ楽しいですよ! 時東さんは、「『防災』について学ぶことが本当に楽しい」と語ってくれました。 好きなことや、興味のある分野を自分で選び、学べることが、大人の勉強の魅力といえるでしょう。 勉強から遠ざかっていた人は、まずは『東京リカレントナビ』で『興味のある分野』を見つけてみてはいかがでしょうか! 『東京リカレントナビ』はこちらから! 第1回記事:「まずは○○が大切」 東京都が教える『大人の勉強法』とは [文・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな
地震や火山噴火、台風、大雨、大雪など、さまざまな自然災害と隣り合わせの日本列島。
いざという時に備えて、防災についての正しい知識を持つことは大切です。
あなたは『防災士』という資格があることをご存じでしょうか。
その名の通り、防災に関する知識や技能を持ち、平常時には人々の防災意識を高めるための情報発信、有事の際には避難誘導や救命活動、避難所の運営などを行います。
具体的にどのような活動を行っているのか、『元祖メガネっ子アイドル』として芸能界で活躍しながら、『防災士』としてもさまざまな取組みを行っている、時東ぁみさんにお話をうかがいました。
時東ぁみ
『ミスマガジン2005』で『つんく♂賞』受賞し、芸能界デビュー。アイドル、俳優、タレント、歌手などマルチに活躍。
2007年に取得した『防災士』を始め、数多くの資格や検定を取得している。
【取得資格】
防災士免許・上級救命技能
ジグソーパズル検定1級・英検3級・TCカラーセラピスト
手話検定4級・整理収納アドバイザー2級
耳つぼジュエリーアーティスト
食品衛生責任者・チャイルドケアプラス
ペット災害危機管理士3級・環境アレルギーアドバイザー
ペットセーバー・ダイエットインストラクター
プロテインマイスター・クリーニング師
無人航空機操縦技能・ペット防災生活アドバイザー
普通自動車運転免許・ジュースマイスター
――『防災士』としての活動内容は?
防災に関するイベントに呼んでいただいて、講演をしたり、『防災ソング』を歌って踊ったりしています。
近年では、自分で防災のイベントを企画して運営することもありますね。
また、ラジオ番組や、YouTubeチャンネルでも啓発活動をしています!
――どのような発信をしている?
災害に対する準備などを呼びかけています。
例えば、台風などの気象災害は『前もって分かる』ので、天気予報をよく見て行動するという対策ができるのですが、その他の災害に対しては、『備えること』しかできません。
非常時に必要なものは人それぞれなので、市販の『防災セット』を自分流にアレンジしたり、避難所の場所や経路を確認して、実際に歩いてみたりなど、『もの』と『心』の準備が大事です。
ですが、もっとも大切なのは『家を安全にすること』だと思います。
非常時こそ、日常に近い生活をしたほうがストレスも少ないので、安全が確保できているのなら、家にいることが一番です。
家具の転倒対策や、備蓄品を用意して、家を安全、安心な場所にすることが大切です。
――『防災士』を取得したきっかけは?
私は17歳で芸能界に入ったのですが、もともとは体育教師や、身体の不自由な方などにスポーツを教える人になりたくて、体育大学を目指していたんです。
芸能活動をしながらでも、余裕で両立できるだろうと考えて、オープンキャンパスに行ったり、実技試験の練習をしたりもしていました。
でも、蓋を開けてみたら想像以上に忙しくて、大学進学は諦めざるを得なくなったんです。
今は、その選択をしてよかったと思えるのですが、その時は夢が閉ざされたような気持ちでした。
落ち込んでいた時に、当時のプロデューサーだった、つんく♂さんが「人助けがしたいなら、こんな資格があるよ」と紹介してくれたのが『防災士』だったんです。 当時はまだ全国で数万人しかいないようなマイナーな資格で、なぜそれをつんく♂さんが知っていたのかは、今でも謎です(笑)。
――資格取得に目覚めたきっかけは?
『防災士』の資格を取って、防災について詳しくなればなるほど、「全然知識が足りない」と感じたんです。
「避難所でのアレルギーのことも問題だな…ペットのことも守りたいな…」などと考えて勉強していたら、こんな数になっちゃいました(笑)。
――今、新しく興味を持っている分野は?
今、興味があるのは『人とペットの防災救急士』です。
講師の方が、救命救急士の大学教授かつ愛犬家でもある人で、いざという時に人とペット、両方を助ける方法を学べるんですよ!
ペットを飼っている人にとっては、大事な家族の一員なので、勉強したいなと思っています。
防災関連以外では、私自身がトレーニングをしていることもあって、人間の身体のことはもっと学びたいですね。
あとは、子供が『英語リトミック』に通っているのですが、私が分からない単語が少しずつ出てきたので、英語も一緒に学びたいなと思っています!
『防災士』という大きな軸を持ちながら、仕事のため、家族や友人のため、趣味のためなど、さまざまな理由で勉強を続けている時東さん。
『資格マニア』といわれるほど、大量の資格や検定を保持していますが、時東さんは「好きなことを学んできた結果」だといいます。
そこで、東京都が運営する大人の学び直しのためのポータルサイト『東京リカレントナビ』を見てもらいました。
――サイトを見た感想を教えてください。
すごくいろいろな講座があって驚きます!『ビジネススキル』や『お金』のこともすごく興味ありますし…『介護』や『手話』もちゃんと学んでみたいです!
講座名や動画のタイトルが魅力的でつい受講したくなっちゃいますね(笑)。
やっぱり、『自分が自信を持てることがある』というのはすごく大事だと思うんです。
私にとってそれは『防災』で、芸能人の中では一番学んでいる自信があるし、そういうものが1つでもあることで前向きにもなれます。
何をするかは、『突き詰めたもの勝ち』だと思っているので、例えば趣味や遊びのことでもいいんです!
「何をやったらいいかが分からない」「あれもこれも興味ある」という人に見てもらうと、自分に合ったものが見つかりそうですね!
『東京リカレントナビ』では、東京都や、都内の大学、関係団体などが提供する公開講座を約500件紹介しています。
受講料が有料か無料か、対面かオンラインかなど、条件別に探すことも可能。
各分野の知識や魅力について、20分程度で分かりやすく紹介する『ミニッツ動画』も配信しており、学び直しのきっかけをくれるコンテンツが盛りだくさんです。
――これから、『学び直し』を始めようとしている人にメッセージを。
本当に興味を持ったこと、やりたいと思ったことに関しては今すぐに動き出すのがおすすめです!
私は興味のある講座などを見つけたら、その日のうちに申し込みます。
「来週でいいや」と思っていたら、ずっと動けないので、無理やりスケジュールを入れて、やるしかない状況を作ってきました。
一歩踏み出すには、瞬発力も大切です!新しい分野に飛び込むと、学びだけでなく新しい出会いなどもあって、めちゃくちゃ楽しいですよ!
時東さんは、「『防災』について学ぶことが本当に楽しい」と語ってくれました。
好きなことや、興味のある分野を自分で選び、学べることが、大人の勉強の魅力といえるでしょう。
勉強から遠ざかっていた人は、まずは『東京リカレントナビ』で『興味のある分野』を見つけてみてはいかがでしょうか!
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第1回記事:「まずは○○が大切」 東京都が教える『大人の勉強法』とは
[文・構成/grape編集部]