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水に濡れると変化する神秘的な花 白い花びらがまるでガラス細工のように

By - grape編集部  公開:  更新:

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花びらがガラス細工のように透明になる「サンカヨウ(山荷葉)」という花をご存知でしょうか。

メギ科サンカヨウ属の多年草で、本州中部以北から北海道まで分布。山中の湿度が高い場所でよく見られ、直径2センチの綺麗な白い花を咲かせます。

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開花時期は、5月後半から7月頃までで、8月頃には食用の青紫色の実をつけます。ブルーベリーのように甘酸っぱく、水分も多いため登山者が口にすることもあるとか。

そして、サンカヨウ一番の特徴といえば、ガラスのように透明になる花びらです。

ただ、条件がそろわないと、なかなか見ることができないレアな状態…。今回はスキンケアでおなじみの肌ラボが、その貴重な写真を提供してくれました。

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朝露や雨で花が湿ってくると、徐々に透明になっていく美しい花びらは、まるでファンタジーに出てくる魔法の花のようで、いつまでも眺めていたくなってしまいます。

山中に生息し、花期も一週間程度と短く、薄く繊細な花びらは散りやすい。桜もそうですが、儚いからこそ、より一層特別な美しさを感じるのかもしれません。

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水分を吸収して潤うことで、透明になる花びら。それは人間の肌にも同じことが言えるようです。

人間の肌も透明感を出すには「美白」だけではなく、十分な潤いが大切。肌ラボの化粧水「白潤」は、たっぷりの潤いと美白成分が、肌をみずみずしくしながらシミ・そばかすを防ぎ、透明感をあげてくれるそうです。

朝露に濡れて透明に輝くサンカヨウは、このコンセプトをすべて体現したかのような花だったんですね。

こちらの動画では、白い花びらが透明になっていく様子も見ることができます。

ちなみに濡れて透明になった花びらは、日光に当たり乾燥してくると、また白い花に戻るのだそうです。

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梅雨の季節だからこそ、楽しむことができる神秘的な花、サンカヨウ。こんなにも綺麗な花を見ることができたら、雨の日も特別に感じられそうですね。

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