テキトーに拭いてない? スノーブーツの正しいお手入れ術に「そうだったのか!」
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雪が降る日やスノーレジャーの時に欠かせない『スノーブーツ』。
使用した後、そのまま放置していませんか。
有限会社さくらクリーニングサービス(以下、さくらクリーニングサービス)のウェブサイトでは、『スノーブーツのお手入れ方法』について紹介しています。
翌年の冬も気持ちよく履けるように、靴の素材に合ったお手入れをしておきましょう。
スノーブーツは『素材別』のお手入れが大切
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スノーブーツといっても、素材はさまざま。ブーツの素材に適したお手入れが必要です。
スウェードやヌバックの場合
まず、柔らかいブラシを使って表面の埃や汚れを取り除きます。落としきれない汚れは、消しゴムやスウェードクリーナーを使いましょう。
それでも落ちない頑固な汚れには、スウェードやヌバック専用の洗剤を使用します。ぬらして固く絞った布で洗剤成分をしっかり拭き取ることが大切です。
風通しのいい日陰で十分に乾燥させたら、スウェード専用の保革剤スプレーを吹きかけます。保革剤が乾いたらブラシで起毛を整え、防水スプレーをかけて完成です。
フェイクムートンの場合
フェイクムートンは、スウェードと同じ方法でお手入れできますが、毛が柔らかいのでブラシのかけ方に注意が必要です。
負担がかかりにくい、柔らかい毛のブラシやゴム製のブラシを使って、なでるようにお手入れしてください。
スムースレザーの場合
スムースレザーは、柔らかいブラシで表面の汚れを落とした後、皮革用洗剤を布に取って優しく汚れを落とします。保革剤を塗り込んだら布で磨き拭きをして、防水スプレーをかければ完成です。
スムースレザー製の革靴やスニーカーなども、上記の方法でお手入れできます。
ラバーの場合
ラバー素材は、適切なお手入れをしないとヒビや変色の恐れがあるので注意が必要です。
外側は水洗いして、靴裏はブラシで汚れを取り除きます。洗い終わったら乾いた布で拭いてしっかり乾燥させ、ラバー保護剤をたっぷり塗り込みましょう。
ナイロンの場合
ナイロン素材は中性洗剤でお手入れします。柔らかいブラシで埃などを落とし、『おしゃれ着用の中性洗剤』を溶かしたぬるま湯に入れて押し洗いしましょう。
シミがある場合は歯ブラシを使って落としてください。
しっかりすすいだら乾いた布で水気を取り、風通しのいい場所で乾かしましょう。乾いたら防水スプレーをかけて完成です。
湿気と型崩れに注意
保管する際は、『湿気』と『型崩れ』に注意が必要です。靴をしっかり乾かし、乾燥剤や新聞紙などを入れれば、湿気と型崩れの両方を防げます。
通気性が悪いとカビや嫌なニオイの原因になるので、購入した時の箱やビニール袋に入れて保管するのはおすすめできません。
『さくらクリーニングサービス』は、高温多湿の場所や直射日光が当たる場所を避けて保管するよう説明しています。
下駄箱に入れる場合は、定期的に扉を開けて空気を入れ替えてください。
スノーブーツをより長く使うためにも、オフシーズンに入る前に丁寧にお手入れし、適切な場所で保管しましょう。
[文・構成/grape編集部]