とりあえず入れるのやめて! 洗濯のプロが教える「漂白剤の使い方」
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洗濯研究家の平島利恵です。
洗濯の時、洗剤に加えて、花王株式会社(以下、花王)が販売する『ワイドハイター』などの酸素系漂白剤をプラスしていますか。
「ニオイ対策によさそう」と、毎回入れている人もいるかもしれません。
確かに、生乾き臭や汗のニオイが気になる時、漂白剤を使うと心強いですよね。
でも、「毎回入れていいの?」「服は傷まない?」と迷うこともありませんか。
今回は、酸素系漂白剤の正しい使い方と、使うべきタイミングについてお伝えします。
結論:酸素系漂白剤は毎回必要ありません
撮影:Heulie
先に結論をお伝えすると、漂白剤を毎回の洗濯に入れる必要はありません。普段の洗濯は、洗濯洗剤だけでも十分です。
漂白剤は『洗剤だけでは落ちない汚れやニオイ』がある時に使うのがおすすめです。
花王の『ハイター』と『ワイドハイター』は別物
※写真はイメージ
漂白剤には大きく分けて2種類あります。
『ハイター』などの塩素系漂白剤
塩素系漂白剤は漂白・殺菌力が強いのが特徴。ノロウィルスなどの消毒にも効果的です。
・白い衣類のみに使える。
・色柄物に使うと色が抜ける。
・刺激臭が発生するため、換気が必要。
『ワイドハイター』などの酸素系漂白剤
酸素系漂白剤にはこのような特徴があります。
・酸素の力で汚れを分解するので、刺激臭がない。
・白物、色柄物どちらにも使える。
名前は似ていますが、まったく別物。基本的に、衣類の洗濯に使うのは酸素系漂白剤です。
洗濯表示で「使えるか」を確認
漂白剤が使えるかどうかは、洗濯表示の『△マーク』で確認できます。
・△:塩素系・酸素系どちらもOK
・△に斜線2本:酸素系のみOK(塩素系NG)
・△に×:漂白剤の使用NG
『△に×』がついている衣類には、酸素系漂白剤も使えません。お気に入りの服を傷めないよう、使う前に必ずチェックしましょう。
漂白剤を使うべきタイミングは?
撮影:Heulie
「汚れが落ちないから、漂白剤を使おう!」と思いがちですが、実はそうとも限りません。
例えば、生乾き臭がする場合。原因は洗濯槽の汚れかもしれません。シミが残る場合は、洗濯物の詰め込みすぎで汚れが落ちていない可能性もあります。
まずは、洗濯洗剤で正しく洗えているかを見直してみましょう。
【洗濯時の見直しポイント】
・洗濯物を詰め込みすぎていないか。
・洗剤の量は適切か。
・洗濯槽は清潔か。
それでも落ちない汚れやニオイがある時に、漂白剤の出番です。以下のような時が、漂白剤を使うタイミングの目安といえます。
・正しく洗濯しても汗臭さが残る。
・洗濯槽を掃除しても生乾き臭がする。
・時間が経って定着したシミや黄ばみがある。
『とりあえず入れておく』ではなく、『正しく洗っても落ちない時に使う』と覚えておきましょう。
正しい洗濯の手順を知りたい人はこちらの動画もご覧ください。
漂白剤は「お助けアイテム」
漂白剤は、毎回使う必要はありません。
まずは洗濯洗剤で正しく洗うこと。それでも落ちない汚れやニオイがある時に、漂白剤を使ってみましょう。
「汚れが落ちないな」と感じたら、漂白剤を足す前に、洗濯の仕方を見直してみてくださいね。正しく使い分けて、衣類を長くきれいに保ちましょう!
[文・構成/平島利恵]