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とりあえず入れるのやめて! 洗濯のプロが教える「漂白剤の使い方」

By - 平島利恵  公開:  更新:

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※写真はイメージ

平島利恵の写真

平島利恵

洗濯研究家であり、株式会社Heulie(ユーリエ)の代表取締役。フルタイムで働く4児のママ社長。 洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。

洗濯研究家の平島利恵です。

洗濯の時、洗剤に加えて、花王株式会社(以下、花王)が販売する『ワイドハイター』などの酸素系漂白剤をプラスしていますか。

「ニオイ対策によさそう」と、毎回入れている人もいるかもしれません。

確かに、生乾き臭や汗のニオイが気になる時、漂白剤を使うと心強いですよね。

でも、「毎回入れていいの?」「服は傷まない?」と迷うこともありませんか。

今回は、酸素系漂白剤の正しい使い方と、使うべきタイミングについてお伝えします。

結論:酸素系漂白剤は毎回必要ありません

『洗濯機に洗濯物を入れる女性』の写真(撮影:Heulie)

撮影:Heulie

先に結論をお伝えすると、漂白剤を毎回の洗濯に入れる必要はありません。普段の洗濯は、洗濯洗剤だけでも十分です。

漂白剤は『洗剤だけでは落ちない汚れやニオイ』がある時に使うのがおすすめです。

花王の『ハイター』と『ワイドハイター』は別物

『洋服のつけ置き洗い』の写真

※写真はイメージ

漂白剤には大きく分けて2種類あります。

『ハイター』などの塩素系漂白剤

塩素系漂白剤は漂白・殺菌力が強いのが特徴。ノロウィルスなどの消毒にも効果的です。

白い衣類のみに使える。

・色柄物に使うと色が抜ける。

・刺激臭が発生するため、換気が必要。

『ワイドハイター』などの酸素系漂白剤

酸素系漂白剤にはこのような特徴があります。

・酸素の力で汚れを分解するので、刺激臭がない。

白物、色柄物どちらにも使える。

名前は似ていますが、まったく別物。基本的に、衣類の洗濯に使うのは酸素系漂白剤です。

洗濯表示で「使えるか」を確認

漂白剤が使えるかどうかは、洗濯表示の『△マーク』で確認できます。

『洗濯表示』の写真(撮影:Heulie)

・△:塩素系・酸素系どちらもOK

△に斜線2本:酸素系のみOK(塩素系NG)

△に×:漂白剤の使用NG

『△に×』がついている衣類には、酸素系漂白剤も使えません。お気に入りの服を傷めないよう、使う前に必ずチェックしましょう。

漂白剤を使うべきタイミングは?

『シャツの襟を確認する女性』の写真(撮影:Heulie)

撮影:Heulie

「汚れが落ちないから、漂白剤を使おう!」と思いがちですが、実はそうとも限りません。

例えば、生乾き臭がする場合。原因は洗濯槽の汚れかもしれません。シミが残る場合は、洗濯物の詰め込みすぎで汚れが落ちていない可能性もあります。

まずは、洗濯洗剤で正しく洗えているかを見直してみましょう。

【洗濯時の見直しポイント】

・洗濯物を詰め込みすぎていないか。

・洗剤の量は適切か。

・洗濯槽は清潔か。

それでも落ちない汚れやニオイがある時に、漂白剤の出番です。以下のような時が、漂白剤を使うタイミングの目安といえます。

・正しく洗濯しても汗臭さが残る。

・洗濯槽を掃除しても生乾き臭がする。

・時間が経って定着したシミや黄ばみがある。

『とりあえず入れておく』ではなく、『正しく洗っても落ちない時に使う』と覚えておきましょう。

正しい洗濯の手順を知りたい人はこちらの動画もご覧ください。

漂白剤は「お助けアイテム」

漂白剤は、毎回使う必要はありません。

まずは洗濯洗剤で正しく洗うこと。それでも落ちない汚れやニオイがある時に、漂白剤を使ってみましょう。

「汚れが落ちないな」と感じたら、漂白剤を足す前に、洗濯の仕方を見直してみてくださいね。正しく使い分けて、衣類を長くきれいに保ちましょう!


[文・構成/平島利恵]

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