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「最近、なんか調子悪い」多くの女性が悩む『更年期』に向き合っていくヒント

By - grape編集部  公開:  更新:

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  • 慢性的に、肩こり、腰痛があり、体が硬く感じる。
  • 夫や子ども、仕事や家事に対してイラッとすることが増えた。
  • まるでシャワーを浴びたように、ドバッと汗をかいてしまう。
  • 寝ても寝ても眠くて、眠気や倦怠感が常にある。

年を重ね、40~50代を迎えるころ。これまでになかった、心身の不調を感じるようになった経験はありませんか。

以前にはない違和感があるようであれば、それは『更年期』の症状かもしれません。

女性に訪れる『更年期』を知ってほしい

女性の健康や美容など、ライフスタイルに関するエッセイに定評があるエッセイスト・横森理香さん。

彼女が講師を務めた、女性の更年期をよく知ってもらうためのイベント『横森理香の大人女子のためのコーネンキなんかこわくない』(主催・産経新聞社、協力・エーザイ株式会社)が、東京・千代田区の大手町サンケイプラザで開かれました。

「私もどうしてよいか分からず、ケアや治療に迷走した時期があった。いろいろと試して分かったことを、先輩の立場から伝えたい」

横森さん自身、更年期への向き合いかたに悩んでいたと話します。

イベントでは、参加者の事前アンケート結果が発表されました。

7割の人が何かしらの更年期症状を感じているが、そのうち3割の人はその症状に何も対処していない。

イベント当日のアンケート結果から読み解く

当日、イベント参加者には、より細かくいくつかの質問に答えてもらいました。

特に「更年期世代の情報で、知りたいこと、知りたかったことを教えてください」という質問に対しては、以下のような回答がありました。

  • 家族にどう伝えればいいのか知りたい。
  • 病院での診断、治療法はどういったもの?
  • 更年期の諸症状の対処の仕方。婦人科の受診や、漢方、サプリメントなど、何が自分に合うのか。

「自分の体や心の変化を、周囲の人たちにどう理解してもらえばいいのか」。また、「具体的にどんな対処法があるのかを知りたい」という意見が多い結果に。

「更年期はいつか終わりがある一時的なもの。この時期は食生活や生活環境を見直す絶好の機会ととらえて、前向きに対処すれば症状の改善が望める」

さまざまな悩みを抱える参加者たちに、女性医療クリニックLUNAグループの関口由紀理事長は医学的、心理的側面からアドバイスをしてくれました。

体調が改善したら『旅行』や『スポーツ』、『仕事』や『恋愛』などを楽しみたいと、更年期以前の自分を取り戻すために前向きな人が多い様子でした。

『更年期』との向き合いかたが分からない、そんな人へ

今回のイベントで多くの参加者から上がった声は、家族との接しかたや、自分に合った薬・サプリメントの選びかたなど、『更年期の対処法』を求めるものでした。

更年期には人それぞれの感じかたや症状があり、悩みを共有するのが難しいケースが多いようです。

「症状について、どなたに相談したいと思っていますか」という問いに対しては、同世代や年上の女性の知人・友人を上げる人が大半という結果に。同じ境遇の人たちと、悩みを分かち合いたいということが分かります。

製薬会社のエーザイは、今回のイベントで得た結果を踏まえて、横森さんや関口理事長監修のウェブサイト『なんてったってコーネンキ』を開設。

更年期の悩みや対処法に関する専門家の回答や、更年期世代100人へのインタビューなど、さまざまな情報を発信しています。

いままで1人で悩みを抱え込んでいた人に、救いの手を差し伸べてくれるような、目からうろこの情報が盛りだくさん。「私だけじゃなかったんだ!」という発見があることでしょう。

更年期についての正しい情報を知り、向き合うことで、心がスッと軽くなるかもしれません。


[文・構成/grape編集部]

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