布施明はハーフと勘違いされてデビュー? 現在も精力的にコンサートを開催
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布施明(ふせあきら)さんは、伸びのある歌声と圧倒的な歌唱力で聴く人を魅了する、国民的歌手です。
『シクラメンのかほり』、『君は薔薇より美しい』など数多くの曲が大ヒット。心を打つ歌声が、数十年経過した現在でも愛され続けています。
また、歌手活動にとどまらず、作詞・作曲を手掛け、俳優としても活躍するなどマルチな才能を持つ人物です。
ここでは、布施明さんのこれまでの作品や、現在も行われているコンサート、家族についてなど、さまざまな情報をご紹介します。
布施明は「変わった」で有名な歌『君は薔薇より美しい』で大ヒット
布施明さんと聞くと、「ああ、君は変わった」というフレーズが印象的な楽曲『君は薔薇より美しい』を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
布施明さんは、1965年に『君に涙とほほえみを』で歌手デビュー。その後、『恋』、『霧の摩周湖』、『愛は不死鳥』などヒット作を次々に生み出しています。
そして、1975年には、シンガーソングライターの小椋佳(おぐらけい)さんが作詞・作曲を手がけた『シクラメンのかほり』が大ヒットし、『第17回日本レコード大賞』、『第6回日本歌謡大賞』、『FNS歌謡祭』の最優秀グランプリなど、その年の音楽賞を総なめにしました。
『君は薔薇より美しい』が発売されたのは、1979年。久しぶりに再会した女性が美しく変わった様子と、それに対する自分の驚きの気持ちを歌った作品で、カネボウ化粧品のCMソングにも採用されています。
君は薔薇より美しい
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印象的なフレーズと布施明さんの素晴らしい歌唱力、そしてCMで流れていたこともあり、多くの人の記憶に残り続けているのかもしれませんね。
布施明はハーフと間違えられてデビュー?
シニア世代の情報紙『定年時代』のインタビューに応じた、布施明さん。
布施明さんは、高校受験直前に重度の小児貧血で入院し、希望していた進路を絶たれ、大きな挫折を味わったといいます。
高校時代に歌声オーディション番組の予選に出場する友人と2~3人連れ立ってスタジオに遊びに行くと、なぜか布施明さんが本戦に出場することに。
本戦出場が決まった理由は、当時、布施明さんが外国人のような容姿をしていからなのだそう。
当時、病気の影響で肌や髪の色素が薄くなっていた布施明さんを見たプロデューサーが、『ハーフの美少年』と勘違いして目を留め、オーディションを受けることになりました。
それからオーディションに真剣に向き合うことにした布施明さんは、練習に励み、見事合格。オーディションをきっかけに、芸能事務所からスカウトされました。
歌手志望だったわけでもなく、本格的に歌を歌ったのはこの時が初めてだったというのが驚きです。
思いがけず歌手としての道を進み始めた布施明さんは、ジャズ喫茶などで歌声を磨き、1965年に『君に涙とほほえみを』で歌手デビュー。
その後、『霧の摩周湖』、『愛は不死鳥』、『海を見つめて』、『鐘は鳴る』、『積木の部屋』、『シクラメンのかほり』、『君は薔薇より美しい』など、ヒット作を次々と生み出しています。
そして、2009年まで音楽番組『NHK紅白歌合戦』(NHK)に25回出場。
しかし、2009年には、ポップス歌手出場枠を後進に譲るため、『NHK紅白歌合戦』を勇退し、2010年からは自主制作活動を本格的に始動させました。
2019年12月の誕生日で72歳になる布施明さん。表現力豊かで伸びのある歌声は健在で、古希をすぎた現在も精力的に歌手活動を続けています。
布施明のコンサートは現在も人気! テレビ出演情報は?
布施明さんは、2018年に22年ぶりとなるオリジナルアルバム『WALK』を発売しました。
WALK
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古希を祝うこのアルバムには、『君は薔薇より美しい』の作家コンビ、ミッキー吉野(みっきーよしの)さんや門谷憲二(かどやけんじ)さんをはじめとする豪華な作家陣が楽曲を提供。全曲書き下ろしによる12曲を含む13曲が収録されています。
毎年、総数3万人を集客するなど、開催のたびに大好評の布施明さんのコンサート。2018~2019年にかけて最新アルバム『WALK』を引っさげ『AKIRA FUSE LIVE 2018-2019 “WALK”』を開催しました。
公演の途中、喉にポリープが見つかりますが、公演を続行。その後、奇跡的にポリープがなくなり、手術をすることもなく、無事に公演をやり遂げています。
2019年9月からは、東京の文京シビック大ホールを皮切りにコンサートを開催。コンサートは2020年まで開催される予定です。
そんな布施明さんは、歌番組『うたコン』(NHK)など、テレビ番組にも多数出演しています。
司会を務める、歌番組『日本の名曲 人生、歌がある』(BS朝日)では、演歌や歌謡曲を中心に、ロックやポップス、ジャズなど、日本のみならず、世界の名曲をお茶の間に届けています。
布施明は母がきっかけで結婚? 息子は?
布施明さんは、1980年にハリウッド俳優のオリヴィア・ハッセーさんと結婚。同年に渡米し、1983年には息子が誕生しましたが、結婚から9年後の1989年に離婚しています。
離婚後20年以上独身だった布施明さんでしたが、2013年に15歳年下の森川由加里(もりかわゆかり)さんと再婚しました。
森川由加里さんは、1987年に大ヒットしたドラマ『男女7人秋物語』(TBS系)の主題歌『SHOW ME』を歌ったことでも有名です。
週刊誌『週刊女性』によると、布施明さんは2016年夏に、自宅で治療中だった母親を亡くしており、看病の疲れからか、自身も体調を崩し、肺炎を発症。
父親が大腸がんで亡くなっていることから、検査を受けると、初期の大腸がんが見つかり、手術を受けることになったといいます。
その間、付きっきりで看病してくれた森川由加里さんに「すべてにおいて彼女が必要」と布施明さんは感じ、結婚を決意したのだとか。
布施明さんは、妻も歌手で有名で、実は兄も著名な人。横浜市立大学の学長を務める布施勉(ふせつとむ)さんです。
布施勉さんは、日本の国際法学者で、国際海洋法を中心に研究。この分野の草分け的存在として知られています。
布施明はツイッターをやっている?
布施明さんはツイッターのアカウントを持っており、スタッフがテレビ出演や、コンサートなどの情報を頻繁に発信しています。
布施明さんの最新情報を知りたい人は、チェックしてみてください。
布施明の現在・これから
布施明さんは、コンサートの開催、テレビ番組での司会業、作詞・作曲などの音楽製作と、さまざまな分野で精力的に活動しています。
2019年9月~2020年まで、コンサートを開催予定です。
70代となった今でも、生き生きと輝き続ける布施明さん。これからも活躍を応援しています!
布施明 プロフィール
生年月日:1947年12月18日
出身地:東京都
血液型:A型
所属事務所:FRA音楽創舎
所属レーベル:徳間ジャパン
1965年に『君に涙とほほえみを』で歌手デビュー。1966年発売の『霧の摩周湖』で脚光を浴び、1970年の『愛は不死鳥』が大ヒット。その後も『海を見つめて』『鐘は鳴る』とヒット作が続く。1974年『積み木の部屋』では、『第16回日本レコード大賞』歌唱賞、『第7回日本有線大賞』特別賞、『FNS歌謡祭』最優秀歌唱賞などを獲得。さらに1975年『シクラメンのかほり』で『第17回日本レコード大賞』、『第6回日本歌謡大賞』、『FNS歌謡祭』年間グランプリなど、音楽賞を総なめにする。2018年には、22年ぶりとなるオリジナルアルバム『WALK』をリリースしている。
[文・構成/grape編集部]