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純名里沙は伝説の朝ドラのヒロイン!初舞台で『エトワール』!驚くべき経歴とは

By - grape編集部  公開:  更新:

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純名里沙

「伝説のタカラジェンヌ」と呼ばれるほど、前例のない快挙を成し遂げてきた女優の純名里沙(じゅんなりさ)さん。宝塚歌劇団を知らない方からも注目され、大きな話題を集めています。

ここでは、宝塚歌劇団の在団中での驚くべきエピソードや朝ドラ、現在の歌手活動について、純名里沙さんのさまざまな情報をお伝えします。

純名里沙は宝塚に首席で入団

歌手や女優として活躍する純名里沙さん。元タカラジェンヌという経歴をもち、在籍時は多くの伝説を残した女優としても知られています。

そんな純名里沙さんの伝説の1つが、宝塚歌劇団への首席での入団です。

宝塚歌劇団へ入団するためには、まず宝塚音楽学校へ入学し卒業する必要があります。

宝塚音楽学校の合否発表の様子は毎年ニュースに取り上げられるほど注目度が高く、一度は目にしたことがある人も多いかもしれません。

ちなみに、2019年に行われた107期の入学試験は、合格者40名、競争倍率22.9倍。この数字からも、超難関校であることがうかがえます。

また、入学試験を受けられるのは中学3年生~高校3年生にあたる女性であり、人生の中で4回のみ。これらのチャンスを逃した場合、宝塚歌劇団への道は断たれます。

つまり、宝塚音楽学校に入学できるということは非常に優秀であり、首席で入団した純名里沙さんは受験当時から高い実力を持っていたということがうかがえます。

純名里沙の初舞台でフィナーレの歌手『エトワール』に大抜擢

純名里沙さんが宝塚歌劇団に入団した後、初めて務めたのは舞台のフィナーレを飾る歌手である『エトワール』。

初舞台のフィナーレで純名里沙さんはエトワールとして多くの観客に美声を披露し、大きな話題となりました。その高い歌唱力は『10年に1人のプリマドンナ』といわれたほどです。

初舞台の翌年には、高い歌唱力からオペレッタ『微笑みの国』で初のヒロインに抜擢され、ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団と本場ウィーンでレコーディングを行いました。

その後数々の舞台を経験し、花組のトップ娘役に就任し確固たる地位を築き上げました。

宝塚歌劇団へトップの成績で入団しトップを走り抜けた純名里沙さんは、数多くのファンを虜にした伝説のタカラジェンヌとして、退団した今でも語り継がれています。

純名里沙は在団中にNHKの朝ドラに出演するという伝説を持つ

一般的に、宝塚歌劇団に所属している間は舞台を中心に活躍するため、そのほかのメディアではあまり見る機会がありません。

しかし、純名里沙さんは宝塚歌劇団の在団中にNHKの朝のドラマ『ぴあの』(NHK)に出演し、一躍話題に。

純名里沙さんが『ぴあの』に出演したのは、宝塚歌劇団の方からオーディションをすすめられたことがきっかけでした。

オーディションに参加した852人の中から見事ヒロインの座を射止め、ドラマへの出演が決定したのです。

そして、『ぴあの』では主題歌も担当し、劇中でも美しい歌声を披露したことから、純名里沙さんの歌唱力の高さは宝塚歌劇団のファン以外も知るところに。

また、『ぴあの』での主演をきっかけに宝塚歌劇団の舞台でも大きな役を任されることが増え、特に復帰舞台では緊張していたそうです。

劇場には今まで少なかった男性ファンが増えたことを振り返り、朝ドラに出てから人生が大きく変わったと、週刊誌のインタビューで語っています。

純名里沙は近年は歌に力を入れている

1996年に宝塚歌劇団を退団した純名里沙さん。その後は、テレビや映画、ドラマなど幅広い場所で活躍しています。

2002年には香港で公開された映画『夜間飛行』で主演と主題歌を担当し、『第38回金馬奨(台湾)』のベストオリジナルフィルムソング賞を受賞しました。

演技と音楽、2つの道で活躍していた純名里沙さんですが、ある出来事をきっかけに音楽活動に専念することを決意します。

その出来事とは、2011年に起きた東日本大震災。当時、人生や仕事の方向性に迷っていたこともあり、改めて生きることは何かと考え1年間休業します。

休業中、自分にとって音楽が大切なのだと実感した純名里沙さんは、2012年から音楽に重きを起き芸能活動を再開。ライブ会場探しから出演の交渉まで、すべてをこなしてきたそうです。

キャリアを重ねた後に下積みを経た現在は、全国各地のコンサートを開催するなど精力的に音楽活動を行っています。

ラジオ番組『ありがとう、先生!』にも出演中

音楽活動に力を入れている純名里沙さんは、現在ラジオ番組『ありがとう、先生!』(TOKYOFM)に出演中。『ありがとう、先生!』は、受験や部活などで先生からもらった忘れられない言葉を紹介するコーナーです。

『ありがとう、先生!』スクリーンショットより

出典:『ありがとう、先生!』オフィシャルサイト スクリーンショットより

純名里沙さんはナレーターを務め、全国のリスナーから届いたエピーソードを優しく美しい声で伝えています。

また、楽しみながら英語を学べる『リトル・チャロ』(NHK)でチャロ役を演じており、放送が終了した現在でも再放送されるほどの人気を集めています。

女優としての活動も目立つ純名里沙さんですが、こうした声だけの活躍でも人気を集めており、その美しい声は多くの人に愛されています。

純名里沙の現在・これから

現在は歌手としての活動を精力的に行っている純名里沙さん。2015年10月21日に笹子重治(ささごしげはる)さんとのデュオアルバム『Silent Love~あなたを想う12の歌~』、2018年3月14日にアルバム『う・た・が・た・り』をリリースしています。

Silent Love 〜あなたを想う12の歌〜

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「う・た・が・た・り」

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また、2013年より全国のライブハウスやホールでライブツアーを行い、2018年は1年間に20以上ものライブを開催しています。

さらに、2019年は舞台『トリッパー遊園地』に出演するほか、2019年11月17日には元タカラジェンヌを集めたディナーショー『Mon Amour 〜モナムール』を開催予定。

女優や歌手、声優などさまざまな場所な場所で活躍する純名里沙さん。これからが楽しみですね。

純名里沙 プロフィール

生年月日:3月15日
出身地:大阪府
所属レーベル:ビクターエンターテインメント

1990年に宝塚歌劇団に首席で入団。入団後初めての舞台でエトワールを務め、独唱による美声を披露し多くの観客を虜にしました。1994年宝塚歌劇団在団中にNHKの朝ドラ『ぴあの』(NHK)の主演に抜擢され、主題歌も担当する。花組のトップ娘役を務めた後、1996年に退団。その後、ドラマや映画などに出演し、幅広い活躍を見せる現在は歌手としての活動に力を入れており、全国各地でライブやコンサートを開催し注目を集めている。


[文・構成/grape編集部]

出典
ビクターエンタテインメント

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