日本映画の名作、実はハリウッドリメイクされていたの、知っていました?
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映画業界のなかでも圧倒的な市場規模と制作費を誇っているハリウッド。ハリウッドの業界人は、日夜作品のネタを探し求めているものです。
そうした中で、実は日本の映画作品がいくつもハリウッドでリメイクされているのをご存知でしたでしょうか。そんな、ハリウッドでリメイクされた邦画作品を5つ紹介します。
ハリウッドで生まれ変わった日本映画たち
Shall We Dance?
まずは、2004年に公開された作品『Shall We Dance?』です。
主演にリチャード・ギア、ジェニファー・ロペスというビッグネームを迎えた本作。タイトルもほぼ同じなので、ピンときた人もいることでしょう。
本作のリメイク元は1996年公開、周防正行監督の映画『Shall We ダンス?』です。
役所広司さんと草刈民代さんを主演に迎え、社交ダンスの世界にのめり込む中年男性を、コミカルかつハートウォーミングに描いた一作で、日本では社会現象になるほどのヒットを見せました。
このリメイク版は、主人公に息子を追加したり、妻を部下から慕われるキャリアウーマンに変更したりするなど、アメリカの観客にとって馴染みやすい設定にしていますが、基本的なストーリーラインは原作そのまま。
主演のジェニファー・ロペスもお気に入りの一作だったようで、自身のインスタグラムで「ロックダウン中にオススメの一本」として紹介していました。
イエロー・ハンカチーフ
次は、日本映画の傑作として知られる作品のリメイク、2010年公開のアメリカ映画『イエロー・ハンカチーフ』です。
アメリカの南部を舞台にした本作。陰鬱な毎日を送る少女のマーティンと風変わりな青年のゴードンは、ドライブ中に刑務所から出所したばかりの中年男性ブレットに出会います。彼が刑務所に入る前に交わした『ある約束』について知ることに…というのがあらすじです。
本作のリメイク元は、1977年公開、山田洋次監督の名作人間ドラマ『幸福の黄色いハンカチ』。
主演に高倉健さん、共演に桃井かおりさん、武田鉄矢さんを迎えた原作は、不器用な男の約束に思わず涙してしまう一作として、高評価を得ました。
そんな名作のリメイクである本作は、主演にオスカー受賞俳優のウィリアム・ハート、武田さんが演じた役は若き日のエディ・レッドメイン。桃井さんが演じた役はクリステン・スチュワートが演じています。
実は本作には、桃井かおりさん本人もカメオ出演しています!
HACHI 約束の犬
次は、2009年公開、リチャード・ギア主演の感動作『HACHI 約束の犬』を紹介します。
本作のリメイク元は、日本に実在し、渋谷駅前の待ち合わせスポットとしても有名な忠犬ハチ公のエピソードを映画化した、1987年公開、神山征二郎監督の『ハチ公物語』です。
仲代達矢主演のこの感動作は、公開当時邦画の興行収入1位を記録しました。
そんな名作のリメイクを手がけたのは、1999年公開の映画『サイダーハウス・ルール』でアカデミー監督賞にノミネートされた名匠ラッセ・ハルストレム。
このリメイク作も日本で多くの観客の涙を誘うことになりました。
ザ・リング
次は、日本ホラー映画の金字塔を2002年にリメイクした、全米大ヒットホラー映画『ザ・リング』です。
鈴木光司さんのベストセラーホラー小説を、1997年に中田秀夫監督が映画化した『リング』のハリウッドリメイク版である本作。
原作映画版の展開を基本的になぞらえながら、物語の舞台をアメリカに置き換えています。
ホラーの演出は、日本版の忍び寄るような恐ろしさから少し派手めにアレンジされており、シリーズのアイコンともいえる『貞子』は『サマラ』と名前が変更に。
サマラの造形は『スター・ウォーズ』などでアカデミー賞を受賞した特殊メイクアーティストのリック・ベイカーが担当し、強烈な見た目に仕上がっています。
ブラインド・フューリー
最後は、1990年に公開されたアクション映画『ブラインド・フューリー』をご紹介します。
本作のリメイク元となったのは、名優・勝新太郎さんを主演に迎えた大ヒット時代劇『座頭市』シリーズの第17作目『座頭市血煙り街道』です。
目にも留まらぬ刀さばきで悪を斬る盲目の按摩師・座頭市は、邦画界のポップアイコンでもあります。
そんな名キャラクターを再演したのは、名作SF『ブレードランナー』で印象を残したルトガー・ハウアー。『ベトナム戦争帰りの盲目の日本刀使い』という強烈すぎる役柄に説得力を与えています。
監督を務めたのは、のちにアンジェリーナ・ジョリー主演のスパイ映画『ソルト』を撮ったフィリップ・ノイス。ぶっ飛び設定を実に巧みに演出しています。
オリジナル版、ハリウッドリメイク版、同じように見えてそれぞれ違う魅力を持った二つ、どちらが好みか、ぜひご自分の目でも確かめてみてください!
[文・構成/grape編集部]