見ているだけで腹が鳴る!? 思わずお腹が空いてしまう名作料理映画たち
公開: 更新:
高畑充希、自宅にまさかの俳優が来て? 「笑った」「新婚のイブだぞ」高畑充希さんの自宅に訪れた、サンタの様子に注目が集まりました。
バンド・打首獄門同好会「残念なお知らせです」 年末の報告に、ファンは?2024年12月26日、人気スリーピースロックバンド『打首獄門同好会』が、Xアカウントを更新。「すみません、この年末に残念なお知らせです」という書き出しから、ある報告をしました。ファンからは、温かなコメントが多数寄せられています。
ジューシーなお肉に、頬がとろける絶品スイーツ…古今東西の映画には、みているだけで思わずお腹が鳴ってしまうような、魅力的なグルメが登場するシーンが多々あります。
そんな『飯テロシーン』が満載の『食』がテーマの映画を厳選してご紹介します。
スイーツ、屋台料理、本格フレンチ 胃袋が鳴る映画たち!
ショコラ
まず紹介したいのは、2000年製作の映画『ショコラ』。本作は第73回アカデミー賞で4部門ノミネートを果たした、かわいらしくもビターでオシャレな作品です。
主演を務めたのは映画『イングリッシュ・ペイシェント』でアカデミー助演女優賞を獲得したフランスの名女優ジュリエット・ビノシュ。共演にも、ジョニー・デップ、ジュディ・デンチなどの名優が揃っています。
フランスの小さな片田舎に越してきた謎めいた素性の女性ビアンカがはショコラティエとして天性の才能を持ち、開いた店は連日大反響となるのですが、カトリックの断食信仰のあった村人たちをも魅了したことで、村の有力者から疎まれる事態に陥ってしまうが…というのがあらすじです。
本作に登場するチョコレートは、思わずむさぼりたくなる魔性の魅力を秘めています。ビアンカのチョコを口にした者たちが、心の悩みを癒していく展開は、まるで甘いものを食べてホッと心が癒されるような瞬間とリンクしているようです。
南極料理人
次に紹介するのは、2009年製作の日本映画『南極料理人』。実際の南極観察隊員である西村淳さんのエッセイ『面白南極料理人』を映画化した作品です。
主演の西村淳役を演じているのはドラマ『半沢直樹』シリーズで爆発的な人気を獲得した俳優・堺雅人さん。共演は生瀬勝久さん、きたろうさん、高良健吾さんと実力派の俳優で固められています。
吐く息も凍るような極寒の南極基地にやってきた8人の観測隊員。閉ざされた空間では『ご飯』が毎日の数少ない癒しですが、それゆえ小さくもさまざまな出来事が頻発してしまいます。
調理人である西村は、隊員たちの無茶な要望に応えていけるのか…というのがあらすじです。
本作は、南極基地という限られた空間ゆえに、特段凝った料理は作れないのですが、そんなことも御構いなしに各々が食べたい料理をリクエストしていく隊員たちと西村のゆるい攻防が笑いを誘います。
湯気立ち上る温かいラーメンに、皆無言で貪るカニなど、見ていて無性にお腹が空いてしまうシーンもあるので必見の一作です。
ジュリー&ジュリア
次は、2009年製作の作品である『ジュリー&ジュリア』をご紹介します。
本作は第67回のゴールデングローブ賞で主演のメリル・ストリープが最優秀主演女優賞を獲得した一作としても有名。
共演には、もう1人の主人公であるエイミー・アダムス、名バイプレイヤーのスタンリー・トゥッチなど実力派が揃い踏み。
食べること夢中のパリに住むアメリカ人ジュリアは、名門料理学校で磨いた腕をいかした家庭料理のレシピ本を執筆して爆発的人気を得ます。
50年後、夢破れたOLのジュリーは、かつてジュリアが執筆した本のレシピを実際に作ってみるチャレンジに挑んでいく…というのがあらすじです。
実在した伝説の料理人ジュリア・チャイルドを演じたメリル・ストリープのキュートさ、そして時を超えジュリアのレシピで癒されていくジュリーの繊細な演技は必見。
料理を作り、食べることで厳しい世界の傷を癒していく、料理の持つ力を感じさせてくれる良作です。
シェフ 三ツ星フードトラック始めました
次は、2014年製作のアメリカ映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』です。
本作は映画『アイアンマン』の監督であり、俳優活動もしているジョン・ファブローが製作・脚本・監督・主演を務めたという異色の作品。
共演は悪役から気のいいコメディリリーフまで見事にこなす名俳優ジョン・レグイザモです。
L.A.の三つ星レストランで料理長を務めていた凄腕料理人のカールは、評論家との口論で店と喧嘩別れ。別れた奥さんの提案で、関係に溝のある息子とともに、改良した古いフードトラックでサンドイッチの移動販売を始めていくことに…というのがあらすじです。
本作でカールが作ることになる、ジューシーなお肉を焼いた絶品サンドイッチ『キューバサンド』は、絶対に一度は食べて見たくなるはずです。
各地で料理のアイディアを練り、息子や相棒と旅続けるなかで、本当の意味で料理と向き合っていくカールの成長も見どころの一作です。
二ツ星の料理人
最後は、2015年製作のグルメヒューマンドラマ『二ツ星の料理人』をご紹介します。
主演を務めるのは映画『アメリカン・スナイパー』や映画『アリー スター誕生』など、作品ごとに印象をガラリと変える実力派俳優のブラッドリー・クーパー。
共演は繊細な美しい演技を魅せるシエナ・ミラーに、映画『キル・ビル」』シリーズでおなじみのユマ・サーマンです。
物語は、性格や行動に問題を抱えた凄腕料理人のアダムが、トラブルを起こしてパリの二つ星レストランから姿を消すところから始まります。
3年後、とあるレストランのオーナーを説得し、店を世界一のレストランに再建することを約束したアダムは、さまざまな障壁に立ち向かっていくことになる…というのが本作のあらすじ。
まるで戦場のような厨房でチームワークを発揮し、最高の一皿を作ろうと切磋琢磨するなかで成長していく主人公を通して、料理というものが持つパワーを思い知らされます。
ミシュランの調査員に扮したユマ・サーマンとのバトルや、輝くほど美しい至高フランス料理など、見どころ満載の作品です。
美味しいものを食べる、美味しいものを作り出す、料理という行為はそれだけでドラマを生むテーマです。毎日の食事を少し贅沢にしてみたくなるようなこれらの映画たち、ぜひご自分の目でも見てみてください!
[文・構成/grape編集部]