11年前のエアコンでも「つけっぱなし」で電気使用量が約35%ダウン 気になる使用条件は? By - grape編集部 公開:2016-08-09 更新:2018-06-07 エアコン電気代 Share Post LINE はてな コメント 出典:@7dan Twitterでよく話題になる「エアコンはつけっぱなしの方が節電になるのか・ならないのか」といった論争。 たいていの場合、「部屋の広さやエアコンの年式などの条件による」という結論に終わることが多い中、鬼束7段(@7dan)さんの投稿が大きな注目を集めています。 事務所のエアコンつけっぱなし実験、今月の報告。出・退勤時にON/OFFしてた前年同月と比較して使用量34.9%減。出勤日数は約15日なので、毎日使用する環境ならさらにこの倍は節約できる計算。もう怖くてエアコン切れない。 pic.twitter.com/jDCs6XdeEv— 鬼束7段 (@7dan) 2016年8月6日 エアコンつけっぱなしを行ってみたところ、なんと前年同月から電気使用量が約35%もダウンしたとの結果が出たそうです。 ちなみに、条件面はと言うと… 部屋は約15畳の鉄筋コンクリート構造のワンルーム 家庭用のエアコンで14畳タイプ(4.5㎾) エアコンは11年前に購入した古いタイプ エアコンのフィルタ掃除はほぼ行っていない 部屋にある家電は小さな冷蔵庫と照明、PC、液晶モニタ-のみ 部屋は北向きで日中の室温変化は少なめ また、エアコンのオンオフの切り替えは、次のように行っていたとのこと。 2015年は事務所に来たらエアコンをオンにして、帰る時にオフにする。また、部屋が冷えたと感じたら、部屋にいる場合でも、エアコンをオフにする。 2016年は事務所にいる時もいない時もエアコンをつけっぱなしにする。 この「エアコンはつけっぱなしの方が電気使用量が減る」ということを理解しやすいように、投稿者さんは次のような比喩を用いて説明しています。 乱暴な例えですが、エアコンを自転車に置き換えると、昼間の時間だけ毎日何回も急坂を上り下りするのと、24時間平坦な道をずっと一定の速度で走り続けるのとどっちがエネルギーを食うかということです。— 鬼束7段 (@7dan) 2016年8月7日 つまり、一度エアコンを切って、室温が上がってしまうと、また部屋を冷やすために大きなエネルギー(電気)が必要になり、結果として電気使用量が上がってしまうという理屈。 Twitterでは度々、指摘されるこの「エアコンつけっぱなし節電」ですが、まだ違和感のある方も多いようですね。 「都市伝説だと思っていた。本当なのでしょうか?」 「地球温暖化に影響しないだろうか?」 「やってみたらとんでもない金額の電気代が来そうで怖い」 投稿者さん自身も、実際にやってみるまでは不安があったようで、こんなツイートもされています。 こうやって数値が出てもやっぱりなんとなくもったいない気がして、実際につけっぱなしにするのって勇気がいるんだよね。私も今まではそうでした。今は自宅のエアコンももちろんつけっぱなし。全員がこれやれば、夏の電力需給の抑制からCO2排出量の削減まで大きく効果があるはず。— 鬼束7段 (@7dan) 2016年8月6日 もちろん、「エアコンをつけっぱなしにすることで、どんな条件であっても電気代を節約できる」とまでは言えませんが、11年前のエアコンでも「つけっぱなしの方が電気使用量を減らすことができる」というのは、とても参考になる情報です。 自身の自宅や事務所などの広さやエアコンの年式、ほかにどのような家電があるのかなどを確認し、「自分に合う」と感じたら、一度エアコンのつけっぱなしを試してみるのもいいかもしれません。 節電対策と上手な暑さ対策で、賢く夏を乗り切りたいですね。 出典 @7dan Share Post LINE はてな コメント
Twitterでよく話題になる「エアコンはつけっぱなしの方が節電になるのか・ならないのか」といった論争。
たいていの場合、「部屋の広さやエアコンの年式などの条件による」という結論に終わることが多い中、鬼束7段(@7dan)さんの投稿が大きな注目を集めています。
エアコンつけっぱなしを行ってみたところ、なんと前年同月から電気使用量が約35%もダウンしたとの結果が出たそうです。
ちなみに、条件面はと言うと…
また、エアコンのオンオフの切り替えは、次のように行っていたとのこと。
2015年は事務所に来たらエアコンをオンにして、帰る時にオフにする。また、部屋が冷えたと感じたら、部屋にいる場合でも、エアコンをオフにする。
2016年は事務所にいる時もいない時もエアコンをつけっぱなしにする。
この「エアコンはつけっぱなしの方が電気使用量が減る」ということを理解しやすいように、投稿者さんは次のような比喩を用いて説明しています。
つまり、一度エアコンを切って、室温が上がってしまうと、また部屋を冷やすために大きなエネルギー(電気)が必要になり、結果として電気使用量が上がってしまうという理屈。
Twitterでは度々、指摘されるこの「エアコンつけっぱなし節電」ですが、まだ違和感のある方も多いようですね。
「都市伝説だと思っていた。本当なのでしょうか?」
「地球温暖化に影響しないだろうか?」
「やってみたらとんでもない金額の電気代が来そうで怖い」
投稿者さん自身も、実際にやってみるまでは不安があったようで、こんなツイートもされています。
もちろん、「エアコンをつけっぱなしにすることで、どんな条件であっても電気代を節約できる」とまでは言えませんが、11年前のエアコンでも「つけっぱなしの方が電気使用量を減らすことができる」というのは、とても参考になる情報です。
自身の自宅や事務所などの広さやエアコンの年式、ほかにどのような家電があるのかなどを確認し、「自分に合う」と感じたら、一度エアコンのつけっぱなしを試してみるのもいいかもしれません。
節電対策と上手な暑さ対策で、賢く夏を乗り切りたいですね。